#新学習指導要領 #アクティブラーニング #ネーミング #概念化

新高等学校学習指導要領が発表され、アクティブラーニングという学び方ないし学ばせ方が脚光を浴びています。

アクティブラーニングはもちろん大切ですが、戦後の教育はアクティブラーニング(活動主義教育法)だったことを忘れてはいけません。何しろ戦後の教育はアメリカ主義教育ですからね。会議のしかた、討論のしかた、綴り方、班学習など、を取り入れた学習活動が行われてきました。

 とは言え、日本がそもそも西洋米国に追いつけ追いこせですから、同時に知識注入の側面もありました。これには座学の講義式教授法が向いています。この二つの側面が戦後教育だったと言っていいと思います。

この二つの教授法は両極端に位置するものですから、戦後教育はその内部に大きな矛盾を抱えて推移してきたといえるでしょう。

それで、昭和五十年代前半に、戦後教育は、「活動主義」から「能力主義」へと大きくかじをきりました。

しかし、「活動」の大切さが指導要領の中で忘れられたわけではないのです。活動してるだけで「何ができるようになったか」という視点が欠けがちになる弊害を是正しようとしたわけです。

しかし、残念ながら、活動の視点はなおざりにされていくことになります。
学校は横並びですから、評価テストのために、どのクラスも同様に、知識注入に重点が置かれていくことになります。そこでは、能力主義の本当の「能力」とは何かという探究は横に置かれ、「能力」は知識テストの「学力」に
置き換えられていきます。

もとに戻りますが、「活動」「能力」というキャッチフレーズ、ネーミングの力は大きいです。もう、そればっかりになってしまいます。過去、活動を忘れたように 、いま、能力を忘れて、活動させていれば良い、という風潮が世間を教育界を覆い尽くさなければいいのですが‼️それを危惧しています。

今度は、指導要領と大学入試の同時改革です。これは今までなかったことで、とても大切な、指導要領の精神が現場で具現化されていくために不可欠の取り組みです。なぜなら、いくら指導要領がかわっても、大学入試が変わらなければ、高校教育は変わらないからです。変われないというべきでしょうね!

で、新要領についてですが、「知識の概念化」これが肝ですねー‼️

概念化って何⁉️ここをくだきまくり、具体的に考える。
これがほんと大切‼️  文科省もここが正念場‼️
マーケティングよし! 戦略よし!
でも、立てた戦略がよかったというだけで終わらぬように‼️
したいものですよね‼️

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