中国語学習、フランス語学習

定年退職後、中国語を少し勉強し始めた。ちょっと遅れて、フランス語の復習といってもすっかり忘れていたので、初学となんら変わりがない。やっていると少し思い出すことはあるが、微々たるもの。
よく知られているDuolingoというアプリも使用している。昔の学習は単語と文法からであったが、まずは単語の学習。これには昔も今も変わりがない。しかし、文法は言語使用の中で、試行錯誤する中で規則に気がついていく学習になっている。見様見真似でやって正解することもあれば、間違うこともある。数回間違って、正解を見せられるとその文法的なことに気がつくのである。細かい規則を覚えてから運用するよりも、言いたいことを間違えながらも口に出す方が楽しいことに気がついた。
私は外国語である英語を学び始めた頃、文法学習はなんら苦ではなかった。むしろ、日本語とは違う規則を学ぶことが楽しい人間であった。しかし、Duolingoを使用しての学習は外国語初学者の頃の学習方法とは少し異なっている。まず、日常的な表現を覚える中で文法に気づいていくのである。ある種不思議な感覚である。理詰めに学習しているのではないのになんとなくわかるのだ。気付いたからといってもすぐに使えるわけでもなく、繰り返し使用して定着させなければならないことに変わりはない。
発音の判定もDuolingoはやってくれるのだが、音声認識はちょっと甘めの採点をしてくれる。その甘さには、助けられている。
中国語の学習を始めて約1年になる。まだまだリスニング力は十分とはいえない。中国語の映画やドラマが字幕なしで鑑賞できるようになれば良いのだが、その日はいつになるやら。

#勉強記録

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