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キックボクシングを始めてみたところ

2年前からキックボクシングジムに通い始め、現在も続けることができています。始めたころは自分でも「すぐに辞めちゃうんだろうな」と思っていたので、ここまで続けてこられたことを不思議に思っていました。そこで、なぜ続けられているのかを考えてみます。



1. キックボクシングを始めたきっかけ

一番の理由は「とんでもなく暇だった」からでした。
ちょうどコロナが流行り始めたころ、会社にもなかなか行くことがなくなった。飲み会も無し、会社の運動部も中止、暇な時間がかなり増えます。
仕事がとても暇だったこともあり何か趣味になるものないかなと考え、偶然YouTubeでおすすめ動画として出てきた「居合切り」を始めてみようと思いました。よくある「筋トレのジム」でも良かったのですが、これまで筋トレが続いたことがなかったので却下しました。
居合切りができる道場を探していると、近所に一軒見つけることができました。体験入会してみようと調べてみたところ、こちらもコロナの影響で新しいメンバーを募集していない様子。これはご縁がなかったのだと思い他の案を探すことにします。
今度はボランティア団体に所属してみようと考え、調べてみた。どんな団体であったか思い出せないが、ご高齢の方々を手芸をする活動をする団体に目が留まった。この団体に所属して活動する自分が上手くイメージすることができなかった為、ご縁がなかったということにした。
ここでやっとキックボクシングの登場。仕方なく、近所の筋トレのジムをネット検索していたところ、「格闘技ジム」のWEBページを見つけた。
そういえば、小さい頃には格闘技をテレビでみかける機会がありました。当時の有名選手である「魔裟斗」「山本キッド徳郁」「グレイシー兄弟」を思い出し、さらに最近ではキックボクサーである武尊の試合を時々ネットで観ていました。朝に武尊の試合を見るととても元気になります。
というわけで、これはご縁がありそうだということでそのままそのジムに電話を掛け、体験入会することになりました。


2. ジムは素敵な場所だった

体験入会の日は、とても緊張していました。屈強な男たちににボコボコにされる可能性もあります。
結果的にそんな心配をする必要はまったくなく、楽しく体験クラスを終えることができ、しかもそのまま本入会することになりました。
体験クラスでは、同い年くらいのトレーナーの方にミットを持っていただき、パンチの打ち方やキックの蹴り方を丁寧に教えてくれました。へなちょこパンチやキックではありましたが、今までに味わったことのない爽快感がありました。気づけば1時間の体験クラスはあっという間に終わってしまいました。
体験入会の帰り道、自分は「自分の武器」となるパンチやキックの方法も知らなかったんだな」と考えていました。暴力はいけないことであるが、知っていることに損はないはずです。
練習中の楽しさを思い出し、新たな武器を獲得した勇者のような気持ちで家に帰りました。


3. 気持ちの変化

キックボクシングを始めて数ヶ月が経った頃、いつもより胸を張って会社のオフィスを歩いている自分に気づきました。根拠のない自信が出ているようです。筋トレをせずともパンチとキックを日常的に行っていると、体ががっしりとしてきます。そんな気がします。体がしっかりしていると、気持ちも同じく安定してくるようです。
ここで忘れてはいけないのが、キックボクシングジムに通い始めたと言ってもピヨピヨの初心者🐤です。あからさまに強くなっているわけではないのです。
強くなっているかどうかは関係ないようです。ジムに通い始めただけで自分に自信を持ち始めているという不思議で素敵な状態になることができました。


4. これからの目標

まずは、これかも続けていくことが第一目標です。体を定期的に動かすことは身体や精神にもプラスの影響があるとこの2年間で本当に実感しました。
また、今年はキックボクシングの試合に出てみようかと思います。キックボクシング業界においても、学生時代の部活のように練習試合みたいなものが開催されています。所属するジムが他のジムとの交流を目的として練習試合を組まれたりします。今年は練習試合への参加を目標として練習に取り組みたいなと考えております。


5. まとめ

キックボクシングを2年続けることができたのは、あらためて考えるとすごいことです。会社勤めみたいにしょうがなく続けているものとは違って、ジムに通うのはいつでもやめることができます。なのに続いている。そう考えると、キックボクシングが自分にとって楽しくて、必要なことになったということでしょう。社会人になってからおしゃれとして始めた音楽制作や、DJ活動は2年経たずに中断しているので、趣味としてはキックボクシングが最長記録になりました。
今回は、なぜキックボクシングを続けられているのかを考えようと思いましたが、理由のことは途中からどうでもよくなってしまいました。
「続いているから続いているのだ」ということで、深く考えずにこれからも楽しんでやっていこうと思います。


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