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新刊とSGR40についてのしげる

どうもこんにちは。草見沢繁です。

ツイッターで既に申し上げておりましたが、2022年5月5日(木・祝)に東京ビッグサイトで開催されるオリジナル同人誌即売会イベント「COMITIA140」に、ひとりサークル「しげる」で出展します。スペース番号は東1ホール「し52b」です。

3年ぶりのコミティア! またビッグサイトのパイプ椅子を温められる喜びに尻がふるえています。

新刊ということで、このnoteの別マガジンで上げていた作品に書き下ろしを加えた1000文字掌編小説作品集を頒布します。

『SGR40』草見沢繁1000文字掌編作品集 / 文庫 / 本文160P / 頒布価格1,000円 コミティア特典(予定):草見沢繁コミティア参加作品紹介ペーパー(限定ラジオ視聴QRコード付)

頒布にともないまして、noteで公開してた1000文字作品は大部分を引き揚げさせていただいておりますのでご了承ください。

ということで、表題でお察しいただける方もいらっしゃるかと思いますが、今年迎える御年四十のアニバーサリーを自分自身で祝福するという要素を多分に含ませて膨らませました。ただの作品集ではない、とはいえ連作集でもない、ゆるくつながった世界の空気がふわっと漂うような一冊になるようコチャコチャ仕込みました。しんど楽しかった。読んでね。

加えて、セルフ以外でも祝福して欲しいという思いから、自分の作品を誰かに朗読してもらってその音声もつけようと思い立ちました。元所属バンド「三回転とひとひねり」のボーカルみさきをはじめ、近所で知り合った若者二人に声でご参加いただいております。

新刊の性質というかテーマ的に、生活圏内のご近所の方に頼るのが正解な気がして、声がいいなって思った近所の女子と男子をそれぞれ勢いで口説いてやってもらいました。口説いたときは知らなかったんですが、女の子の方はシンガーソングライターで、男の子のほうはジャズギタリストで、ガチ偶然にも二人とも俺も音楽に近いっていう、そういう偶然も嬉しかった。自作品の「ここっぽさ」「今っぽさ」「誰かっぽさ」が声のお陰でリアルになったことで、作品集としていい意味付けができたと思います。

該当作品タイトル下に載ってるQRコードをスマホなどで読み込んでもらったら視聴ページ(vimeo)に飛ぶという仕様にしています。聞いてね。

そして表紙イラスト。ぱっと見て一発で「いい」ってなりますよね。わかる。俺もなった。
これまた生活圏内でデザイン・イラストに興味あるという子と知り合って、見せてもらった落書きの雰囲気がドンピシャに良くて、勢いで口説いて描いてもらいました。ラフの段階でもう「勝ったな」ってなってました。めっちゃいい。表紙イラスト自体にすごい作品力がある。本編が負けてなければいいな。

デザイン・DTPはもはや専属デザイナー感すらある、盟友の高野大夢氏。彼も元々はご近所だったし、勢いで口説いてやってもらいました。全体的にどことなくSFチックな雰囲気に仕上がっていて大満足です。あと朗読レコーディングのエンジニアもやってもらったのでめちゃくちゃ助かった。ありがとう。奢るね。

さらに今回はコミティア会場限定の特典として、これまでの参加作品を振り返って紹介するA4くらいのペーパーを用意しようと思っています。なんかラジオっぽい音声(おっさんのだべり)が聴けるQRコードも付ける予定でおりますのでご笑覧ください。

ということで、いろんな人に頼りまくった結果、節目にふさわしい作品集になりました。なったよね。どうだろう。なってるかな。なってたらいいな。でもここまで来たらもう、なんとかなってほしい。いや本の仕上がり見れるの当日なんすよ。怖いなー。なんとかなれー。

それではコミティア当日、お手にとっていただけることを祈っております。またね。
おわりでーす。

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