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【鑑賞note】『新春壽寄席 正月二之席』上野鈴本演芸場


 旅行会社時代の先輩と一緒に
「寄席」に行ってきた。

演芸場で寄席を見るのは初めてだ。

先輩は子供の頃から
よく親に連れられ

新年を迎えると
1月2日は「寄席」を観に行き
1月3日は「寅さんの映画」を観る

というのが先輩の家では
正月の恒例行事であったようだ。

ということで、
先輩は寄席を見るのによく慣れている。
いわゆる「通」だ。

上野にある「鈴本演芸場」の昼の部を観に行った。

通常は、
鈴本演芸場は自由席のようなのだが
1月のこの成人の日の連休と
その次の週の土日は全席指定となっていた。

演芸場前に12時に先輩と待ち合わせをする。
開演は12時30分から。


演芸場内での飲食は可能なのだが、
やはり落語家の話を聞いている間は

周りの迷惑にならないよう
音が出ないように食事はちょっと控えた方が良い
という先輩の助言から

12時の開場から12時半の演芸が始まる前に
食事を軽くしようということで
先輩は色々持ち込みをしてくれた。

・崎陽軒のシュウマイ
・国技館の焼き鳥
・エビスの缶ビール
・そしてカップの日本酒

それを僕の分まで
上野松坂屋で買ってきてくれていた。

先輩の話では、
日本酒は必ず蓋のついたものを選んでいるという。

日本酒は結構「匂い」が飛びやすいので、
隣の人のことも考え、
蓋のあるものを選んでいるという。

それを聞いただけで
周りへの気配りがあり
なかなかの「通」だ。

昼の部は
12時30分から夕方4時までの3時間半で
途中30分ぐらいの休憩が入る。

入場の時にもらった番組表

まず、落語が5人ほど
その後、奇術が2人
そしてまた、落語が2人

そして
林家八楽による紙切り芸

また落語が2人続き
ギター漫談

前半の最後の落語に
林家正蔵の噺があり
30分ほどの休憩となる。

林家正蔵の噺にの中には
ちゃんと前の落語家の
ネタも入れているから笑えてしまう。

ちゃんと他の落語家の話も
よく聴いているのだなと感心してしまう。

トイレ休憩は
トイレの長い列が出来て
結構時間がかかるのだが

場内アナウンスで
「皆さんがトイレを済まされて
全員の方が着席になってから
次の落語が始まるのでご安心ください」

というアナウンスも流れていた。


御客に対する
気の利いた「配慮」も感じられる。
これが江戸っ子の「寄席」なのか!

そして後半は
太神楽曲芸から始まり

落語が2人
そして漫才が入り

そして最後の落語のトリが…
春風亭一之輔である。


前座から始まり
だんだんと上手い噺家が出て
最後にトリへと…

落語家の噺がだんだんと
上手くなっていくのが
初めて聞く僕でも
よくわかる。

やはり
トリをつとめる
春風亭一之輔の噺には
引き込まれる。

噺の時間も一番長くとられていて
どんどん引き込まれる…

新春からよく笑った。

この演芸場に
定期的に観に来られると
話の内容ももっと理解出来て
更に楽しめるのだろう。

また来たいと思う。

新しい世界を知ることができた。

先輩!
新年から
ありがとうございます!


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