【映画note】『カサブランカ』ハンフリーボガード、イングリッドバーグマン
久しぶりに『カサブランカ』を観た。
昼のNHKBSはたまに気になる映画を放映している。
1942年公開、アメリカ映画
アカデミー賞受賞作品(作品賞・監督賞・脚色賞)
(あらすじ)
第2次世界大戦の渦中
舞台はフランス領のモロッコ、カサブランカ
ドイツの侵略から逃れた多くの人は
カサブランカから中立国のポルトガルを経由して
アメリカへの逃亡を図ろうとしていた。
主人公のリック(ハンフリーボガード)は
陥落する直前にパリから逃亡し
今はカサブランカで酒場を経営している。
そこにかつての恋人であったイルザ(イングリッドバーグマン)と偶然に再会する。そこには反ナチスの活動家の夫、ラズロを伴っていた。
イルザはパリからリックと逃亡をすると約束した日に
突然姿を消したのだった。それ以来の再会にリックは悩む。
イルザは夫の逃亡の手助けをリックにお願いするが
リックがとった行動は…。
(感想)
パリ時代のリックとイルザ、2人の思い出の曲
『時の過行くままに(As Times Goes By)』
黒人のピアニストが歌う曲がとても素敵だ。
白黒映画だが、古さを感じない。
ハンフリーボガードは決して二枚目とは思わないのだが渋さがいい。
そしてイングリッドバーグマンは品のある美しさを持っている。
ラブストーリーなのだが男の友情も感じる映画。
『君の瞳に乾杯』は有名なフレーズだが
乾杯というと「Cheers!」を思い浮かべる人も多いだろう。
『君の瞳に乾杯』
このまま英文にすると
「Cheers to your eyes」になると思ってしまうのだが
この映画では「Here’s looking at you, kid.」である。
これは、この言葉を日本語に訳した翻訳家が素晴らしい。
リックがイルザにシャンパングラスをもって
このセリフを言っているシーンが何度となく出てくる。
う~ん
大人の恋だ。
今の映画もいいんだけど
このころの映画はセリフがおしゃれだよね~~💕
『カサブランカ』名作だ。