【耳読note】『変な家』雨穴(うけつ)
映画化されたミステリー小説。
知人から引っ越し予定の家の間取りが変だと相談を受ける。
ミステリー小説好きの建築設計士にその間取りを見てもらうと、ミステリー好きならではの仮説を立てる。
「窓の無い部屋」「後からつられた部屋」「二重の扉」
それは、昼間から殺人が行われている屋敷であると…。
その家の近くでバラバラの死体が発見される。
その関連性を知りたくて、不気味な家の間取りに関してネット公開する。
すると一人の女性が登場する。
そこから思わぬ話に展開していく。
ストーリーのスピード感もあり、一気に耳読してしまった。
これは「本」なら「部屋の間取りの見取り図」が出ていたのだろう。
それを見ながらの方が、もっとリアルに想像ができて面白かったのではないかと思う。
また、途中、横溝正史か、と思うような人物相関関係。
これまた、相関図があった方が、より物語の理解を増しただろう。
ストーリーにちょっと無理があるんじゃないの?
などと思ったりもしたけれど。
しきたりとか、呪い、恨み、世間体…。
昔はこんな話、ホントにあったのかもしれない
とも考えながら聴いていた。
映画化されてるようだが、どう描かれているのか
そっちの方も気になった。
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