旅には予期せぬことがつきもので…
所属している温泉組合の方々15名の懇親旅行で、仙台と秋保温泉2泊3日の旅行に行ってきた。
東海道新幹線の小田原駅から東京駅に行き、東北新幹線に乗り換えて仙台へ。僕は自宅が東京なので前日自宅に帰り、午後13時20分発の東京駅からの東北新幹線に合流予定。自宅をゆっくり出られる。東京駅からの参加者は僕を含めて3名。
しかしその日は朝7時から、郡山駅で新幹線のオーバランがあり、車両点検で、東京から盛岡までの上下線の前線運転見合わせとの事。9時半に運転再開となったが、大幅な遅延と運休便が出た。
東京駅に早めに行って様子を見るが、東北新幹線改札前とみどりの窓口は、人でごった返している。乗車予定の新幹線も何時に出るかわかない様子だった。
しばらくして、ほとんどの列車が1時間から2時間の遅延しているにもかかわらず、13時20分発の「はやぶさ」は定刻に出るとのアナウンス。駅員の話によると1時間前の「はやぶさ」が運休になったため、その車両を使っての運行のようで、ラッキーなことに定刻に出発との事。
しかし、その「はやぶさ」出発ホームで小田原駅から来る方々を待つが、一向に姿が見えない。確かにもともと乗り換え時間が8分しかないのだが、東海道新幹線から東北新幹線の乗り継ぎなので普通に歩いても、余裕で間に合うはずなのだが…。そもそも東海道新幹線は遅延はしていないのだから。
13時20分発の東北新幹線「はやぶさ」の出発のベルが鳴る中、10数名がホームを走ってくる。ギリギリセーフ。後で聞いてみると、今回の東北新幹線の遅延のために、新幹線乗換改札口は封鎖されていて、一度、東海道新幹線の改札を出て、再度、東北新幹線の改札を通ってきたとの事。
それじゃ~ギリギリになるよね~~。80歳近いおじいちゃんも走らせてしまった。僕が悪いわけじゃないけど、前職が旅行会社との事で幹事役を仰せつかり、今回の旅行の行程表を作ったのは僕なので、ちょっと責任を感じてしまった。
でも、みなさん無事に合流出来て、ちょっとしたアクシデントも笑顔で楽しんでしまう前向きな方々ばかりで安心した。この温泉組合の方々はお酒好きの素敵な人達だ。まあ、この程度のアクシデントは良しとするか。
新幹線の中でビールとつまみで乾杯して、酔っ払いおじさんたちの楽しい旅が始まった。
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