「検討使」がプロジェクトをダメにする
よくある会議中の会話。
「もろもろ決めないとですね」
「それについては今後検討していきましょう」
「そこは考えないとですね」・・・
こんな状況を見過ごしてませんか?
とにかくその場を乗り切るための最強のセリフですが、こんな進め方ではプロジェクトは一向に進みません。
ただ無駄に時間がかかってしまい、結局何事も進まない。ダメなプロジェクトでよくある典型的な失敗例。
そういうプロマネのことを("遣唐使"をもじって)"検討使"(けんとうし)と呼びます。検討ばかりしていて一向に前に進まない人。会議をすることで仕事をしている気になっている人があまりにも多い。
圧倒的なスピード感の中での具体案の提示と意思決定(含む意思決定の取付)、そして、関連するステークホルダーをかたっぱしから自らが説得していくための行動力とプレゼン力が求められます。
プロマネは調整役ではなく先導役であります。
それができるプロマネ。
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