正しい転職のやり方
ビジネスパーソンであれば誰しも転職を考えたことはあるだろう。
私自身もこれまで4回の転職を経験してきた。幸いのことに、どれひとつ後悔はしていない。むしろ、最高の転職ができてきたと思っている。
しかし、周りをみると転職に失敗した人も多いのも事実。
それらの理由も様々だが、まずもって、転職の理由が間違っているケースがあまりにも多い。例えばこんな理由:
1)給料が安い
2)上司が・・・
3)会社が・・・
4)評価されない(昇進できない)
5)ここでは学べない(環境が悪い)
などなど。これらの理由で転職をして成功した人を見たことがない。
考えてみてほしい。こういう理由で退職をした人が元の会社や上司とその後、いい関係でいられるか?あるいは、その後、いっしょに仕事ができるか?
答えはノーだ。そんなに人生甘くない。
その理由は明白。これらの理由にはすべて同じ共通項がある。
それは「他人(会社)のせい」にしていることだ。
給料をもらっている以上、全員が「プロフェッショナル」のはずだ。本来は自分を主語にすべき。
これらの課題を自分自身で解決できないような人材はどこに言っても同じことが起こる。まずは、今いる環境でこれらの課題を自ら解決できない時点でプロとしてはそれまでということだ。
仮に上司ができない人であればむしろチャンスととらえられるかどうかだ。
今の環境で実績を残し、評価され、給料も上がっている中で、外から声がかかり、他者からどうしても必要な人材として白羽の矢が立った時、その時に真剣に考えるべきだ。
このケースは転職後も元の会社、上司ともうまく付き合っていけるものだ。
正しい転職とはそういうものだ。