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withコロナのリアルイベント運営のコツは参加者に安心感を与えること

世の中が経済の復興を目指して「withコロナ」へと移行して行っており、コミュニティマーケティングにおいても、オンラインイベントからリアルでのイベントへ徐々に移行して行っています。

私がコミュニティマネージャーを務めているRettyのコミュニティは、外食好きの皆さんが集まるコミュニティであり、飲食店でのイベント開催には感染症対策が重要なポイントです。
そんな中で、リアルイベントの参加者の皆さんが安心して参加できるように、主催者側の私が気にしているポイントは大きく3つあります。


●ポイント
①東京都や国の各省庁などが出している基準を守り参加者に安心感を与える
②イベントの参加者同士でも感染症対策の考え方が違うのでイベント内では議論しない
③感染症対策に有効だと言われることを自分から率先して実施し参加者に示す


①東京都や国の各省庁などが出している基準を守り参加者に安心感を与える

東京都を例に考えます。
東京都では状況に合わせてイベントの上限人数の設定や、行動の留意事項をまとめてくれています。

東京都が定めているイベントの人数制限

そちらに合わせてイベントを設定すると、東京都が医師や助言をしてくれる有識者と一緒に考えた、安全の基準に則ってイベントを開催できます。
また、参加者もちゃんとした基準なんだという安心感を持って参加できます。

また、飲食店での基準などは厚生労働省などがまとめてくれています。


こちらは有識者の考えてくれた基準ですので、いろんな意見はあると思うのですが、守っていて悪くないと思いますし、多くの方が目にしているので参加者に「そこを守っているのなら安心だね」という印象を与えてくれると思います。

②イベントの参加者同士でも感染症対策の考え方が違うのでイベント内では議論しない

新型コロナ感染症についてはまだまだ色んな説が出ていて、個人個人で見解が違うのがよくあることです。

主催者側でも、どれが正解かも言ってあげられないですし、特に私が開催している飲食店でのイベントではお酒も入っていたりすると、余計ヒートアップしてしまうので、最初からルールとして「新型コロナのいろんな説のお話しはしない」また「人のことを否定しない」というルールを最初に説明してイベントを開催します。

「人のことを否定しない」というルールは感染症の話で揉めなくする以外にも、イベント全体をまろやかにしてくれる効果がありとてもオススメです。

③感染症対策に有効だと言われることを自分から率先して実施し参加者に示す

飲食店にいくと「マスク会食」を薦めるPOPや、入口での検温と手指の消毒など感染症対策を多く目にすると思います。
参加者の方も色々な情報を目にして、自分なりの基準を持っていらっしゃる方が多いと思います。

主催者側の基準を押し付けてしまうと、そこにハレーションが生まれてしまうこともありますので、最低限、皆さんが安心できるルールだけをお伝えして、それ以外は自信から率先して感染対策を行ってみるのはどうでしょうか。

意外と参加者の方も「あの人がああしているなら、私もそうしよう」と同じように対策をしてくれる方もいます。

参加者の方もイベントから帰られて感染してしまったことがわかったり、逆に皆さんに感染させてしまったんじゃないかと嫌な気分になってしまうのは、とても残念なので、主催者・参加者両方から気をつけてイベントを楽しいものにしたいですね。

最後に:コミュニケーションをとりながら参加者と安心感を作る

「よかったら消毒アルコールここにあるんで使ってくださいねー」と自分から使ってみる。
「取り箸とかトングもらいましょうねー」と直箸をしない状況を作る。

こうしてください!!と押し付けるのでなくコミュニケーションの中から、安全なイベントであることをお伝えし、してほしい行動をお伝えできることもあると思います。

オフラインじゃないとできないコミュニケーションもいっぱいあります。

さまざまなコミュニティで、参加者の皆さんが、気持ちよく感染対策もしながら、安心してイベントに参加してもらえるきっかけになりますように。


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