人生のパッケージ
人は誰でも、嫌なことや良くないことにはすぐに気づいちゃうよね。
良いことだってたくさんあるのに、つい悪いことばかり目についちゃって、『やっぱりここじゃダメだ!』って考えちゃう。
まるで、隣の家の芝生の方が青く見えるようにね。
だから、みんな『もっと良いところがあるはず』って思い込んで、新しい場所に行きたくなっちゃう。
でも、実際に新しい場所に行ってみると、思っていたものと違ってガッカリすることも多いんだ。
新しい仕事や学校にすぐ慣れないと、どんどん社会から置いていかれるような気がして不安になるよね。
でも、人生って逃げ場がないものなんだ。
逃げれば逃げるほど、かえって苦しくなる。
例えば、テスト前に遊びたい気持ちになることってあるよね。
でも、その気持ちに負けて遊びに行っても、結局は後悔するだけなんだ。
大切なのは、目の前の課題にどう向き合うか、という気持ちなんだ。
人生って、楽しいことばかりじゃない。
嫌なことや辛いこともたくさんある。
でも、どんな状況でも、考え方一つで乗り越えられる。
例えば、クラスで嫌なことがあったとしても、『この経験が将来役に立つかも』って考え方をしてみよう。
阪急グループの創業者、小林一三さんの言葉があるんだ。
「下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。そうしたら、誰も君を下足番にしてはおかぬ。」
つまり、どんな仕事でも一生懸命やれば、必ず認められるってことなんだ。
まとめると、人生のパッケージには、嬉しいことと悲しいことが両方入っている。
悲しいことだけを捨てようとしても、それはできないんだ。
大切なのは、どんな状況でも前向きに考え、行動すること。
そして、どんな小さなことでも一生懸命やることなんだ。