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シゲクの高評価記事まとめ

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私が高評価を頂いた記事や、高評価を贈っている記事をまとめています。
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#日本史

【名古屋探訪note4】犬千代ルートを歩く③―前田利家公の生誕地

えりたです。 2026年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」では、豊臣秀長、豊臣秀吉ふたりの兄弟の人生が基軸になります。このふたりはどちらも名古屋出身。そんな縁もあり、今年は名古屋にある「戦国武将にまつわる場所」をご紹介しようと目論んでいるのです。 その第4弾となる、今回の記事も前々回から続く「犬千代ルート」編。前田利家さまに所縁の地をご紹介します。 *「犬千代」は、前田利家さまの幼名です。 ちなみに、前田利家さまは「加賀百万石の祖」と呼ばれ、金沢での印象が強い方ですが、実は名古

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【名古屋探訪note2】犬千代ルートを歩く①

えりたです。 全国津々浦々の大名たちを見ていると、思いの外「名古屋」や「愛知」に所縁のある方が多いことに気づきます。それは、おそらく名古屋の郷土三英傑―織田信長、豊臣秀吉、徳川家康がそれぞれのあとを継ぐように天下統一を成し遂げたことが大きく関係しているのでしょう。 そのため、名古屋や愛知にはさまざまな大名や武将さま方に関わる場所が多くあります。そこで、名古屋育ちのワタクシ「えりた」が、改めてそんな場所たちを訪れようと思うのです。 前回伺ったのは、織田信長公に所縁の深い「

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【読書note】藤原行成『権記』(角川ソフィア文庫)

■【読書note】始めます。えりたです。 私は年間250冊ほどの本を読んでいます。毎日さまざまな本を読むなかで、「ぜひ紹介したい!」と思う作品にもしばしば出会います。そこで、この【読書note】では、そんな本たちをくわしくご紹介していこうと思うのです。 紹介するジャンルは、古典文学とされる作品や、人文系の書籍です。 私自身、「このジャンルが得意!」というより、寧ろ、「どのジャンルでも楽しく読める!」タイプの活字中毒者です。そのため、「このジャンルを突き詰めていく!」とい

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【名古屋探訪note1】桶狭間古戦場公園

えりたです。 名古屋には「郷土三英傑」と呼ばれる方々がいます。織田信長公、豊臣秀吉公、徳川家康公のお三方です。そうして、名古屋で彼等の物語を旅してみようとの企画「なごや英傑 聖地巡礼」が昨年12月から始められました。 この企画では、名古屋市内で三英傑に深くかかわる場所に設置された家紋スタンプを5つ集めます。そのスタンプがすべてが揃ったところで、規定の案内所へ赴くと「オリジナル家紋印」がいただけるというイベントです。 私は遅ればせではありましたが、年末から年始にかけてこち

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■大河ドラマ『光る君へ』第1話~最終話感想―振り返るといつも君は笑ってくれた

えりたです。 2024年はどんな一年でしたか? 私にとっては、大河ドラマ『光る君へ』に出会い、そこからさまざまなご縁をいただいた年でした。3つの大河ドラマ館すべてを訪れ、紫式部にかかわる場所をめぐり、また、ファンミーティングなどにも参加し、たくさんの幸せと笑顔をいただきました。 なにより、定期的にテレビを視聴する文化を持たず、どちらかというと映像を苦手とする私が『光る君へ』を第1話から最終話まで通して、全話見ることができたというのは、自分でもかなり大きい驚きと共に、衝撃さ

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■大河ドラマ『光る君へ』最終話「物語の先に」感想―聞こえるかい、朝日の中のレクイエム

えりたです。 完全に2週遅れですが、ようやく大河ドラマ『光る君へ』の最終話を見ました! Twitter(現・X)のTLで何となくの流れや、見どころな場面は知っていましたが、じっくり見るととても濃密な60分で。「毎回60分でも良くってよ…」と終わってから思うなどしておりました。 一年間、同じドラマを見続けたのはおそらく18年ぶりくらい。この前は『轟轟戦隊ボウケンジャー』でした(えぇ、義懐さまがボウケンレッドでしたよ)。しかも、感想を毎回書いたのは人生で初!! 極まった飽き性

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■大河ドラマ『光る君へ』第47話「哀しくとも」感想―今はこんなに哀しくて、涙も枯れ果てて

えりたです。 大河ドラマ『光る君へ』、とうとう終わってしまいましたね(涙) 2024年の私は『光る君へ』にほぼ染められていたと言っても過言ではないほど、たくさんのすてきなものをこのドラマからもらいました。ほんとに楽しかったです。 駄菓子菓子。 タイトルを見てわかるように、この記事は「第47話」についてです。えぇ、何となくお察しいただけるかと思いますが、ワタクシ、まだ最終話に辿り着いていません。Xなどで流れてきましたので、何となくは結末を知っているのですが、最終話はまだ未

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■大河ドラマ『光る君へ』第46話「刀伊の入寇」感想―いつだってグラス片手に笑えればそれでいいのさ

さて、この記事を書いているのは12月15日(日)! つまり、大河ドラマ『光る君へ』の最終話放送日です。……にも拘らず、ワタクシが書いているのは第46話の感想……えぇ、みなさまよりもほんの少し長めに! 大河ドラマを楽しんでおりますです♡ その関係で、感想も遅れ馳せの更新になります。が、第47話も最終話も思いの限りを書き尽くす所存です。思い出しながら、ご一緒に楽しんでいただければと思います。 ・ ・ ・ 第46話は「刀伊の入寇」が中心の話題でした。『光る君へ』放送当初から、

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■大河ドラマ『光る君へ』第45話「はばたき」感想―人間五十年、下天のうちを比ぶれば夢幻の如くなり

というわけで、大河ドラマ『光る君へ』第45話の感想です。そろそろ第47話が放送になろうかという日(今日は12月6日…)に、まだ第45話の感想を書いていない! なかなかにロックな記事作成周期に入っております。もしかして、更新するのは第47話が終わってからかも…(笑)が、がんばれオレ。 そんなこんなで、第45話です。 この回は女性陣がやたらと爆弾を投下しまくる回でしたねぇ♡ 録画を見ながら、ワタクシったら、かなり不遜にドキワクしておりました♪ だって、「本当のことでも言ってい

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■大河ドラマ『光る君へ』第44話「望月の夜」感想―満月に銃口突きつけ吠えるように乱射乱撃

えりたです。 大河ドラマ『光る君へ』第44話(11月17日放送)を見ました。すぐに第45話も見る予定なのですが、44話だけでもかなり濃厚なお話ですよね……『光る君へ』の最終話近い2話をさほど時間を空けずに見るなんて、気持ちが追い付くかしら? と今から戦々恐々としています。 そして、毎回書いている気がしますが、もう44話。ついこの間、第1話の感想を書いた気持ちでいましたのに。今になって、第1話を読み返してみると、さほどテンションは変わっていない気もしますが(笑) サブタイ

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■大河ドラマ『光る君へ』第43話「輝きののちに」感想―君を生きる証にしよう、誰のためでもなく。

さて、第44話の放送が終わって2日経つというのに、ワタクシったら周回遅れに拍車をかけ、ようやく第43話を見終わったのでした。 見始めてしまえば楽しいし、書きたいこともたくさん出てくるのですが、そもそもが映像苦手民なので、見るまでに時間が超かかってしまう……えぇ、仕事や勉強をやるときも、取り掛かるまでにものっそい時間を喰うタイプです、今も昔も(笑) あ、そうそう。 先日、書店で『光る君へ』のムック本を見掛けました。何気なく眺めてみたのですが、どうやら1027年くらいまで物

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■大河ドラマ『光る君へ』第42話「川辺の誓い」感想―want you,hold you,get you,僕のあんたへ。

さて、大河ドラマ『光る君へ』第42話です。 締切の関係で、この日もリアタイできず、Twitter(現X)に流れてくるみなさまの光る君絵だったり、考察だったりを見ながら、あれこれ想像しておりました。 で、土曜日の夜になんとかNHK+で視聴したのですが。 宇治の別荘、宇治川のほとりでの出来事から「宇治十帖」執筆へつなげる。また、川のほとりでの会話が最初の出会いを彷彿とさせる。それ以外にも波状攻撃を仕掛けてくる構成のすばらしさに唸っておりました。 また、宇治川の光景を見なが

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■大河ドラマ『光る君へ』第41話「揺らぎ」感想―私の命委ねる、それは、私だけに。

えりたです。 すっかり締切仕事に追われる日々に埋没し、もはや視聴さえ周回遅れをぶちかましています。えぇ、私が第41話を見たのは、第42話の放送日の午前中でした…… 今、しれっと「第41話」「第42話」と書きました。ということは、1月以来ずっと見続けてきた大河ドラマ『光る君へ』もあと6話なんですね(ワタクシ的には7話ですが)。 ついこの間まで、道隆さまがすてき過ぎて…(感涙)とか、道隆さまが狂気に陥ってもうつくしくて…(感涙)とか、道隆さまがうるわしいまま天へ召された…(

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■大河ドラマ『光る君へ』第40話「君を置きて」感想―ぼくは寂しい空へ還りたくはない。ここで眠らせておくれ。

えりたです。とうとう、主演の吉高由里子さんと柄本佑さんがクランクアップされました。 ドラマのムックに「完結編」とあったり、話数が「40」という数字を超えて来たり、物語の終わりを感じさせるものをこのところ其処此処で見かけては、サミシイ気持ちになっていました。が、とうとう主演のおふたりがクランクアップとのお知らせ。もちろん、「始まったものは必ず終わる」とは言いますが、ほのかに見えていたゴールを、明らかに朗らかに目の当たりにすると、とてもせつない気持ちになります。 が、そんなこ

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