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みんなのコミットが必要!接触確認アプリの現状 /2020/05/25 #クロス 出演セルフまとめ
▼テーマ
▼コロナ接触確認アプリ、6月運用 中韓は個人特定、日米欧はプライバシー配慮
自分「4月13日出演時にもお伝えしているんですが、約1ヶ月ちょっと経ってるので、まずは、接触確認アプリの仕組みを改めて。その出演回から情報はアップデートしています。」
自分「接触確認アプリの新しい情報として、詳しい仕組みが分かってきました。それは『AさんBさんが1m以内かつ15分以上話したことが記録される』こと、『記録が残る期限は2週間』で『位置情報は記録されない』こと。そんな風に明言されています。」
自分「検討中・未定稿ではあるんですけど、5月8日の政府会議で発表&資料公開されていて、厚生労働省が主体となって接触確認アプリを開発すること(https://cio.go.jp/node/2604)が分かっています。アプリ開発元のApple・Googleがリリースを出しております。」
(5月17日には接触確認アプリに関する有識者検討会合で仕様書案が出されている。https://cio.go.jp/node/2612)
自分「5月20日にはiPhoneで設定がアップデートされました。まだ機能自体は使用できずオフになっていますが、すでに準備自体はスタートしております。(Androidはまだだが近日中に)」
堀さん「知らなかったです、こんな機能が追加されていたなんて。」
自分「されているんですね。皆さまぜひ、iOSをアップデートしてみてください。色々と準備が進んでいる情報が出ているので、あとは開始発表を待つのみ。近日中に国内で仕様が発表されるはずです。」
自分「改めて、接触確認アプリのポイントを。まず、あくまでも『感染拡大を予防する機能』であり、位置情報は記録されませんし、接触距離(1m以内)や時間(15分以上)などに関しても明確に定義されていて、プライバシー保護は強力になっています。そして、もちろん匿名化されていて、さらにこのアプリは勝手にオンになることはなく、利用者の明確な許諾が必要になります。つまり、『みんなのコミット』がないとこの接触追跡は機能しないことになります。」
(接触確認アプリは、公衆衛生当局が現在実施している聞き取りでの感染経路追跡の補完と位置づけています。)
自分「なぜ、AppleもGoogleも強制的にしないのか。実はGoogleの方から5月20日に共同声明が出ています。英文なのですが、少し訳してみました。『ユーザーに使ってもらえるかどうかが成功の鍵であり、強力なプライバシー保護がこのアプリを使ってもらうために最善の手段であると私たち(AppleとGoogle)は考えています。』とのこと。使ってもらえることが何より大切ですがAppleとGoogleがするのは『強力なプライバシー保護』のついた機能の提供であり、使うか使わないかに関しては皆様の能動的なコミットが必要っていう話なんですね。
私自身は、集合知のポジティブな力を信じています。ポジティブな力よりもネガティブな力が集まりやすい世の中になっているからこそ、みんながポジティブな力を信じないと、世の中良くならないと思うんですね。僕はこの機能をオンにしようと思っています。」
▼AppleとGoogleの共同声明
新居日南恵さん(manma代表/慶應義塾大学大学院卒)「私自身もこの機能が導入されるのを楽しみにしていました。こういう環境が整っていくからこそ、人々が元の生活や新しい様式に乗っ取った生活をスタート出来るので、すごく大事なテクノロジーが出てきたなと思っています。」
宮瀬茉裕子アナ「非常事態時にはオンにして、そうじゃないときはオフに出来る。こうした後戻りが出来る機能があることが安心に繋がりますよね。松浦さん、それは出来るんですよね?選択として。」
自分「出来ます。自分の考えで、オンにしたりオフにしたり。ただ、このような非常事態に陥るウイルスは今後もコロナに限らないので、こうした接触確認アプリなどを使って感染経路を確認される状況は避けられないかなと個人的には思います。」
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