自分が赤メガネをかけ続ける理由
尾原和啓さんの書籍『モチベーション革命』に「僕がなぜ赤いマフラーをし続ける理由」というパートがあるんですが、動画で自分の赤メガネにも言及がありました。
「見習うべきは戦国時代のカブト?」ってあるんですが、まさにその意味合いですね。
思い返せば、ライブドア在職時代の2010年の3月、動画にも登場している当時の直上司の田端さんがライブドア辞めてコンデナストに移籍するという事件があったんですね。
直上司だったんで、それなりの量のミッションを引き継いだんですが、対外的にどうだったかはさておき、自分としてはかなり悪戦苦闘。自分のタスク遂行スキル自体は引き続き機能してたと思うんですが、「派手な人の後」って面においては、当時、悩んでました。全然、覚えて貰えないんです。ある程度上流にいくと「人に認識される」のも大事になるんですが、これが全然ダメで。
そんな思いがつもりにつもって、約半年後、2011年の2月に「悪目立ちするぐらいじゃないとな」ということで、いきなり金髪+赤メガネにしたんです。とにかく個人として立ってないとダメだという、過程はともかく結論がありまして。同じタイミングで、今も引き続き使っている似顔絵プロフィールに変更したのです。
金髪にした時、当時お仕事の関係で毎月会っていたITジャーナリスト・湯川鶴章さんに撮られてTwitterで晒された写真です(苦笑)。まあ、こういうのは恥を忍んで貼らないと意味がないよね。
良くも悪くも悪目立ちしたんですが、わずか1ヶ月後に東日本大震災もあり、そして金髪にした約4ヶ月後、2011年6月には結局ライブドア辞めちゃうんですけど。移籍したコンデナストでも金髪は貫いてたんですが、こんどはわずか9ヶ月後の2012年2月にGREE移籍となりまして、ここでは平社員から再度スタートだーというお気持ちでいたので金髪は辞めた次第です(赤メガネも色合いが大人しくなった)。個人として目立つ必然がいったんなくなったので。
上記、わかりにくいですが、メガネ自体は金髪時代と変わらず赤なんです。この時はもうのんびり現場業をしっかりやって生きるかぁぐらいで考えてました。
そしたら今度は2013年春にハフポスト日本版編集長の職に就くことになりまして、再度個人の力が求められるシーンになってしまい。赤メガネは引き続きかけていこうとは思ってましたが、もっと目立たねばならぬということで、わざわざ中古メガネ市場でキツめの赤フレームのメガネを探し出してサイトローンチの記者会見に挑んだ次第です。
当時はウルトラセブンですか(笑)なんてネタにされたものですが、結果として、とてもよく覚えて貰えました。試みとしては大成功。この時に本当に数多くのメディアに出ましたし、業界関係各位によく覚えてもらえました。
ウルトラセブンと言われた赤メガネはスマニュー入社後に、本当にコラボメガネが出たので一時期はそれをかけてました。
が、最近はちと目立ちが足りなくなって来たので、キツめの赤フレームに戻していたりします。
これが最近。うん、痩せようと思ってますよ。はい。(注:2018年春にウルトラセブンのコラボモデルに戻してます)。
話が長くなった。理由というか経緯説明になっちゃいましたが、これからの個人の時代において、わかりやすく認識してくれるアイコンは、自分自身に存在感の薄さとか感じるのであれば必要ということで、この赤メガネに拘り続けてるわけです。参考になれば。
あと、気分転換の意味合いもあります。人前に出ること自体にはまったく緊張しないタイプなんですが、やはり普段の自分と違う意味合いはあります。なので、名前も外に出るときはカタカナにして、「変身」してるんですよ。松浦シゲキというビジネスネームで。
ちなみに会社ではメガネかけないことも多いですし、リモートワークでははずしていること多々。あくまでも赤メガネは外向き用、自分にとってのウルトラアイ(変身アイテム)なのです。
もっといえば、レンズすら入ってません😁