1996年の想い出
1996年6月3日。当時は東京理科大学2年生。工学部経営工学科と言いながらも果たして自分は一体どんな道に進むとか微塵も考えてなかった頃。でも、新しいモノ・コトは好きだった。そう、インターネット空間において、最初にコンテンツとして自分がなにかしらの発信を記録した日です。
正確に言えばこれより前に、パソコン通信と言われる世界にはすでにデビュー済みだし、発言もしてましたが。今や電子の藻屑と消えましたが、でも、どこかにログを保持している人はいるんだろうなあ。
そして、なぜ上記の日付が分かっているかと言うと、ログが残っているから。その時は計算機室と言われた場所から初期のインターネットにアクセスすることができたんです。そしてさすが理科大だと言うだけあって、、学生番号ごとにフォルダが切り出されて、そこにhtmlをアップロードすればホームページを立ち上げることも可能だったで、早速書き出したんですね。ブログと言われるものも何もなかった頃から。
そして適当なことを書き散らすのがとにかく好きだった。
これは凍結状態にしてある自分のはてなブログより。そう大学のホームページで書きためた記録は当時からわりと綺麗に書かれており、自前でブログのスクリプトを入れたりなんだりしているうちにはてなダイアリーに過去記事も含めて全てインポートされて、残ってるんです。
ちゃんと書いていたのは2008年ぐらいまでかな。その後も投稿があるように見えますが、どこ行ったぐらいの記録しかないです。2011年、当時のライブドア辞めたあとはたまに記録するぐらいで、完全に個人用に書いてます。誰も見れない空間で。
そしてここからわかったこともあって、それは自分には人を惹きつける文章を書く才能が微塵もないということ。テキストサイト全盛時、見事に盲点の位置にいましたからね。いいんです、わかってるんです。それでもいいのさ。社会人なりたての頃はライター業とかやればよかったかなあなんて思ったこともありましたが、進まなくて本当によかったと今では思ってます。
今だって別に上手くないし、noteにおいてもたぶん盲点の位置に君臨しているしね。いいんです、単にテキストを書き散らかすアウトプットってのが好きなんですよ。意識高いも低いもなくね。
だからたまに思いついたように、書くのです。そしてもし目的があるとすれば、たまに読み返すとあの時あんな心情だったなあってなればいいんです。それぐらい気楽にね。