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いつどうなるか、分からないのに。。。

心の中を見つめてみると、「私は考えている」ということに2つあるようだ。
海は青い とか、新聞に書いてあることは正しい だとか、そういう判断は、私はこう考えているということには、1つしかない。

でも、「私が老いていく」 だとか、「私は病気になる」 人はいつどうなるか、分からない。。。ということ。
普段から、どこにでも誰にでも起きることだと分かっているけれど、実際に転びやすくなって老いに気づいたときとか、健康診断で良くない結果が出たりしたときは、想定通りだ とはならずに、びっくりした気持ちになる。

果たしてこれは、分かっているといえるのか、分かっていないと言えるのか。

そして、もっと、分かっていないのはその次だ。
このようなことを悟ったような気持ちになるのは、ほんの一瞬で、
すぐにまた、いつもの生活をキープする。。
私たちは、持っている心に2つあるようだ。

「餓鬼が寒林で屍を打つ」

お腹を空かしている餓鬼というのは、ある人間が死んだ後に生きている世界のことだろう。
寒い林の中で、自分が生きている時の死体と向きあうことが出来るとしたときに、その自分自身に向かって生きているときに何をしていたんだと、向き合うべきことに向き合わなかったことを後悔している姿。

老いていくのであったなら、仕事に夢中になってるだけで大丈夫かな?
向かうべき方向が間違ってないかな、遠い先まで考えた視点を持つべきではないのかな?
身近なものに心を奪われてはならないなと自らに問いかけさせてくれる言葉は、世の中にたくさん転がっているようだ。

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