ウイスキーの原料とは?蒸留酒の違いを分かりやすく説明!
こんにちは、
理系ソムリエのシゲです!
・将来はウィスキーが似合う大人になりたい。
・ウィスキーを始めたいのだけど、どう楽しんだら良いのか分からない。
そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか?
私もその中の一人です、安心して下さい(笑)
今回はウィスキーを始めたい方へ、分かりやすく説明します!
1、原料・製法
大麦、ライ麦、トウモロコシなどを発酵させ、蒸留して作られます。
まず粉砕した原料を温水に溶け込ませ、お粥状態にさせます。
酵素の働きによって、原料のデンプンが糖に変化します。
これを『糖化』と呼び、糖さえできれば発酵してアルコールに変化するのは、周知のとおりです。
発酵が終わった醪(もろみ)を蒸留し、それぞれのブランドイメージの熟成やブレンドを行う。
2、歴史
1172年、イギリスのヘンリー2世らがアイルランドに上陸した際に発見した蒸留酒がウイスキーの前身と言われています。
4世紀頃、錬金術師達が偶然作ったものと言われ『生命の水』と呼ばれていた。
12世紀頃伝わったアイルランド地方のゲール語で『ウシュクバーハ』→『ウスケボー』→『ウイスキー』となりました。
3、種類
ウイスキーは原料、産地によって分類されています。
(1)原料の違い
①モルト
大麦を発芽させた麦芽(モルト)のみを使用している
②グレーン
モルトの他にライ麦、トウモロコシなどの穀物を使用している
③ブレンデッド
①と②をブレンドして作る
(2)原産国の違い
①スコッチ
スコットランドで作られ、スモーキーな香りが特徴
②アイリッシュ
アイルランドで作られ、なめらかな舌触りでまろやか
③アメリカン
アメリカで作られ、さらにバーボンやテネシーと細分化している
④カナディアン
カナダで作られ、香りと風味がライトで飲みやすい
⑤ジャパニーズ
日本で作られ、香りと風味のバランスが取れていて飲みやすい
この5つの異なった産地のウイスキーを『世界5大ウイスキー』と呼びます。
4、まとめ
こちらのウイスキーは『ラフロイグ』といいます。
分類は、『スコッチのモルトウイスキー』か『モルトのスコッチウイスキー』と呼んでます。
星の数ほど種類の多いウイスキーは、分類して覚えていくのがおすすめです。
また、ウイスキーは原料と産地の組み合わせによって、より楽しめる飲み方が存在します!
ウイスキーは飲み手の好みや、銘柄によって適した飲み方があるのです。
今宵もあなたに最高の一杯を!