家族と父親業【#自分にとって大切なこと】
某月某日。
“私は「父親業」兼業公務員”という記事がとある新聞に掲載されていました。
インタビューを受けた男性は、3年前に育児休暇を取得。
家事、育児中心の生活を送りつつ、職場復帰後も率先して育児に取り組む父親。本業は神戸市の職員(公務員)で、副業として、“「父親業」兼業公務員”という肩書でNPO法人の活動をおこなっているパラレルワーカー。
彼はファザーリング・ジャパン関西(以下FJK)のメンバー。
ファザーリングを通じて知り合った同じ志を持つパパ友です。
ファザーリング・ジャパン(以下FJ)は、「Fathering=父親であることを楽しむ」を合言葉に、「よい父親」ではなく「笑っている父親」を増やすためにさまざまな活動を行っているソーシャル・ビジネス・プロジェクトです。
本題。
私がこれまで、上述の男性同様「父親業」が出来たのも、嫁さんと娘(小6)の存在あってこそ。
特に、“動物好きな”娘の影響は計り知れません。
娘と一緒に動物園に通いを始めてからは、国内外数々の動物園を訪れることが“家族の恒例行事”となりましたが、その恒例行事は、一昔前の自分(結婚前)だったら絶対にあり得なかったことです。
2016年3月20日(日)撮影。
福岡市動物園を訪れた時の一コマ。
こんな家族写真を撮ったりする光景も全く浮かびませんでした。
特に、海外に行く動機が“GO TO 動物園”とかもってのほか。
もし、家族の在り方が違っていたら、現在の「父親業」とはすごーくかけ離れた「父親業」となっていたでしょう。間違いなく。
それぐらい、絶対に切ることの出来ない“大切な存在”だと思っております。
2009年5月10日(日)撮影。
お宮参りの一コマ。一番最初に撮った3人家族写真。
2009年から始まった3人家族の旅(現在は+1匹)は、間もなく13年目を迎えます。
これからもZOOっと大切な家族ですよ。
それともう一つ、自身の「父親業」を語る上で、家族の次に“大切な存在”があります。
「ファザーリング・ジャパン九州」(以下FJQ)です。
“笑っている父親を増やす”
ファザーリングは、父親支援事業による「ファザーリング(Fathering)」の理解・浸透こそが、「よい父親」ではなく「笑っている父親」を増やし、ひいてはそれが働き方の見直し、企業の意識改革、社会不安の解消、次世代の育成に繋がり、10年後・20年後の日本社会に大きな変革をもたらすということを信じ、これを目的(ミッション)としてさまざまな事業を展開していく、ソーシャルビジネスプロジェクトです。
FJQはFJで最初に設立、独立した支部で、2010年に設立。
創設者は宮原礼智氏、小津智一氏、中村守男氏の3人(現ファウンダー)。
私は2012年の入会後、3人のファウンダー(創設者)を含む個性豊かな理事及びメンバーの方々と一緒に、数々の事業(ミッション)をおこなってきました。
2017年6月17日(土)撮影。
『ファザーリング全国フォーラムin大分』終了後の一コマ。
その中でも、自身の活動の柱となっているのが、(私の)ホームグラウンド、福岡市動物園で開催している遠足イベント、
『親子de動物園ピクニック』
2016年7月31日(日)撮影。
“父と子全員集合!”的な記念写真。
「家族時間を動物園で過ごそう!」をコンセプトとした親子遠足。
お父さん同士の交流を深めるのも良し。子どもたち同士で仲良く遊びまわるのも良し。お父さんがつくったお弁当を子どもたちが「美味しいー♪」って大声を出しながら食べるのも良し。ついでに、私(ホスト役)のガイドで園内を廻るのも良し(?)といった盛りだくさんな内容となっております。
上記リンクにてイベントレポート公開中です。
同日撮影。
おててつないで園内を歩き回る子どもたちの一コマ。
一番の収穫だったのが、初対面の子どもたちが、最初から最後まで大喜びでわいわい遠足を楽しんでいたこと。園内で行われていた動物ガイド(スポットガイド)をわくわくしながら見ていたこと。
このイベント終了後、3年のブランクが空きましたが、動物園イベントを復活、リスタートさせました。
その名も、
『#ゆるゆるお父さん遠足 in 福岡市動物園』
2019年11月10日(日)撮影。
イベント終了後の記念撮影ー♪の一コマ。
全国各地で行われている“#ゆるゆるお父さん遠足”という交流イベントに乗っかって開催したイベント。
一騒動ありましたが、前回同様、お父さん同士の交流を深めることが出来ました。子どもたちの交流も深めることも出来ました。お父さんがつくったお弁当を子どもたちが「美味しいー♪」って大声を出しながら食べることも出来ました。私のガイドで園内を廻ることも出来ました(?)。
上記リンクにてイベントレポート公開中です。
次回開催は、リニューアル中のペンギン舎が完成したタイミング(2021年初夏)で予定しております。しばしお待ちください。
自身開催の『#ゆるゆるお父さん遠足』ですが、勢いあまって、関西まで遠征してきました。
関西在住のファザーリングメンバー(FJKメンバー)との共同開催で。
2020年2月1日(土)撮影。
イベント開催真っ只中おこなわれた記念撮影。
「ファザーリング・ジャパン」の強みは、全国のお父さん(お母さん)たちとのコミュニケーション。
(もう一度言わせていただきますが)“同じ志”を持つお父さん(お母さん)達が集まる場なので、理解度が高い!
ここ大阪の地でも、お父さん同士の交流を深めることが出来、子どもたちの交流も深めることが出来ました。
(お父さん弁当と一部園内ガイドは諸事情により割愛させていただきました)
ファザーリングとはニュアンスが違った活動となりますが、在住校区の子ども会育成連合会の活動を昨年4月より行っております。
直近では、子どもたちとドッジボールで楽しく遊ぶイベントを開催予定。
3月14日(日)。もう間もなくです。
2021年3月2日(火)撮影。
小学校で告知準備中の一コマ。
計画していたイベントのほとんどが開催出来なかった1年目。
とてもとても悔しいので、今まで以上に、子どもたちと楽しく遊ぶ、学ぶ2年目にしていきたいとあれこれ画策中です。
今後も報告されるであろう、活動レポートにご期待ください。
話しは戻りますが、ファザーリングで日頃お世話になっている、上述の“個性豊かなメンバー”、ほんの一部の方々ではありますが、(勝手に)ご紹介をさせていただきます。
トップバッター、1人目。
FJQ共同代表理事の森島さん。
自身の会社を経営しつつ、複数のNPO法人、福岡市共創コネクターに所属、多方面で活躍中の九州パラレルワーカーの雄で、在住校区の小学校PTA役員経験者。
FJが2012年より全国各地で開催している『ファザーリング全国フォーラム』の陰の立役者。
福岡県福岡市在住。
続きまして、2人目。
森島さん同様、FJQ共同代表理事を務めている川添さん。
在任理事メンバーの最古参で、シンプルな働き方を追求、提唱するFJQのブレイン。
「思考を整理し、大切なことだけに集中する」を商いとする株式会社アイガモの代表取締役。マインドマップツールの使い手。
福岡県糸島市在住。
まだまだ続く3人目。
FJQ、FJ理事を兼任している内木場さん。
「お金と知識が貯まる」が、コンセプト。家族の笑顔が最大公倍数になることを最大の目的として掲げ、お客様の状況に最適なサービスを提案しているウチコバンクの運営者。ファイナンシャル・プランナー。
在住校区の小学校PTA会長(現役)。
福岡県北九州市在住。
よしっ、4人目。
FJQの代表理事、理事を経験している吉村さん。
ある時は“在住校区の小学校PTA会長(5年間受け持ち)”、ある時は“カウンセラー”、ある時は“マヤ暦アドバイザー”、ある時は“研修講師”といった様々な顔を持つ地域の見守り人。
“父と息子の130キロ自転車2人旅”は、涙腺崩壊間違いなし。おススメです。
福岡県福岡市在住。
次、5人目。
会社員と「父親業」を兼務しているパラレルワーカーの馬場さん。
FJQ理事。
先祖代々続く農地(田んぼ)をリボーンさせる為、あれこれ模索しながら開拓し続ける“稲作の達人”。
地元地域の子育てパパのご意見番。
福岡県久留米市在住。
まだまだ、6人目。
専業主夫でFJQ理事。育休トークと父親向けの料理教室(カレー、魚料理他)が専門。
“働き方講座”、“家事シェア講座”も展開中。
“雑食系カレーランス”と名乗っているスパイスカレーの伝道師。
日常に刺激・ワクワクをプラスする「add spice」の代表。
福岡県福岡市在住。
続くよ、7人目。
代表理事及び理事(共にFJK)、在住校区の小学校PTA会長を経験している和田さん。
主夫力(専業主夫)を生かしたトークでお父さん(お母さん)を魅了し、得意のマジックで子どもたちを楽しませてくれるマジックパパ。
『スターウォーズシリーズ』を語らせたら48時間続きます。
大阪府箕面市在住。
あともう少し、8人目。
上述の『ゆるゆるお父さん遠足 in てんのうじどうぶつえん』の共同開催者の一人で、夫婦育休の経験を持つ、FJKメンバー勇気パパ(己波)さん。
この人無しでは関西遠征は実現しませんでした。
ZOOM(Web会議サービス)を使ったアナログゲームの伝道師の一人。
会社員です。
大阪府松原市在住。
ラスト、9人目。
パラレルワーカーでFJQ理事の高橋さん。
父親としての“働き方”を提唱しながら、自身も“楽しいと思える仕事”や“楽しいと思える人生”を歩みつつ、「学ぶこと」でキャリアチェンジ(アップ)を成功させている副業研究家の一人。
noteを毎日更新し続けるnoteの達人で、ワーキングホリデー経験者。
福岡県北九州市在住。
このnote記事ではご紹介し切れないぐらい数多くの個性的なファザーリング参画者がいらっしゃることご理解してもらえればと思っております。
noteアカウント、記事を作成されている方々を優先とさせていただきました。ご了承ください。
最後に。
FJQは設立10周年を記念して『ファザーリング九州フォーラム』を2日間に渡って開催することとなりました。
テーマは、「企業が考える男性育休&産休のカギ」と「男性の産前産後に必要なことをみんなで考える」。
FJ設立者で現代表の安藤哲也氏によるイクボストーク「男性育休&産休のカギを握るイクボスとは」、
夫婦会議ツール「世帯経営ノート」でキッズデザイン賞を受賞した夫婦会議アドバイザー長廣夫妻が提唱する『夫婦会議』のすすめ、
九州産前産後ケアネットワーク発起人かどたにまい氏による“父の育休と産後ケア”のセミナー、
FJQメンバーが登壇する「部下ヂカラ」クロストーク、
極めつけは、FJQファウンダーの宮原礼智氏、小津智一氏らが登壇する「九州における男性の育児家事のこれまで10年とここから10年(FJQの展望)」といった盛りだくさんなプログラムとなっております。
『ファザーリング九州フォーラム』
日時:【初日】2021年3月26日(金)14:00〜16:30
【二日目】2021年3月27日(土)10:30〜16:00
場所:(会場参加)福岡市NPO・ボランティアセンターあすみん
(オンライン参加)ZOOMウェビナー形式
定員:(会場参加)30名
(オンライン参加)90名
私は「イクボス」、「部下ヂカラ」を語ることが出来ません。ましてや、育休を取得した事がないので「男性育休」も語ることも出来ません。
出来ない事はたくさんありますが、「笑っている父親」の一人として、数少ない出来る事を武器に「父親業」をこれまで続けてきました。
もちろん、これからも続けるつもりです。
ということで、書くンジャーズ日曜日担当のコモリが、家族も父親業も大切ですが、仕事も大切にしていますよ、と小声で叫びながら、117週目のテーマ【#自分にとって大切なこと】について書かせていただきました。
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