【僕の本音:明日Nziuを離れる】
いつも
・ネガティブではなく
・中立な立場で
発信するようにしているけれど、
今回だけは、
・僕の感情を全面に
出させてください。
◯「しんどかった」 Nziu生活◯
先週金曜日に配属先で、1時間20分くらいかかった最終報告が終わり(笑)、
ついに明日、僕の任地である Nziu を離れる。
Nziu 生活を一言で言うと、
につきる。正直、
気持ちの方が強い。
◯家に「水道」がない◯
赴任したのは2023年3月。
家に「水道」が通ってないことから、
日本でぬるい生活をしてきた僕には、これが本当にしんどかった。
と何度思ったことか。
でも、「水・電気不安定」とみて、ンジウを第一候補にしたのは自分自身。応募前は自分がどこまで過酷な生活ができるのか試したかったから。
◯生活するだけで気持ちの体力が削られた◯
赴任してから初めの6ヶ月は、とにかく生活に慣れるのに気持ちの体力が奪われた。
◯しんどかった本当の理由◯
赴任して6ヶ月辺りからは
と感じてた。
特に最初の6ヶ月は継続して活動を行いたいのに、体調を崩して活動を休んでばかりだった。
また、僕がしんどかったもう一つの理由は
(読者の皆様、お気を悪くされたらごめんなさい)
ことだと、最近思う。
(その当時は感じていなかった)
もちろん当時も今も、たくさん仲間たちには話を聞いてもらって、たくさん支えて頂いた。みんな素敵で、優しい人たち。
でもやっぱりどこかで全てを話すことに遠慮している自分もいた。
◯Nziuならではの人の温かさに支えられた◯
いろんな感情を抱えながら、この2年間、ンジウにいた。
活動先で大きなインパクトや成果が出たかどうかは置いといて。
(先輩隊員たちが仰っていた、「いるだけで十分すごいから」という言葉は心の支えだった)
ンジウで生活して、自分と向き合う時間が増えて、自分の弱さに気付くことができた。
「もう一回ンジウに派遣」を提案されても、僕は断るけど(笑)、本当に多くのことを学ばさせてもらった。
僕が2年間ここにいることができたのは、ンジウにいるケニアの方々がいつも僕を気にかけてくれたから。
ケニアに住んでいると地域によってはお金を騙し取られたりする。
でもンジウの人たちは一度もそういうことをしてこなかった。
むしろ無償の愛をたくさんくださった。
◯2年間相棒だったChegeさん◯
まさかここに書かれているなんて知らないであろう、学校の同僚でもあり、生活全般の面倒をみてくれていた スーパーChegeさん。笑
彼がいなかったら、絶対Nziuで2年間やりきれなかった。
これだけは断言することができるくらい、本当にいつも良い距離感で僕の葛藤を受け止め、見守ってくれた。
初めて風邪を引いた時も、わざわざ家に来て料理を作ってくれた。
彼には感謝してもしきれない。本当に。
こんなところに書いても読まないと思うけど笑、
(ちゃんと直接伝えてきます笑)
この2年間、ンジウで頂いたたくさんの愛を今後の人生でいろんな方々に還元していきたい。
◯1時間半の最終報告。気合い入りまくり◯
1時間半に迫る最終報告
本来は自分の活動を報告する場。
でもどうしても伝えたい
などがあり、最終報告というよりかは、
・教員研修
を行なった。
途中、同僚の教員にクイズを出したり、グループワークをしてもらってグループごとに発表してもらったり。
そんなこんなしていると、1時間半くらい経っていた。笑
最後だから、自分ができることは全てやっておきたい。
あとは活動先の教員次第。
知識がなくてできないのは当然だけど、
今は知識がある。あとは彼ら次第。
その状態を作って終わりたかった。
先日行われたKCSE(ケニア版共通テスト)は昨年に比べ、大幅に成績が落ちたンジウセカンダリー。
今後が楽しみだ。