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自省無くして次は無し

気がつけば、20年以上も昔になる。
職場では数人のメンバーを預かるリーダーになった頃だと思う。

自分のチームと他のチームとで共同で開発していた案件。
ちょっとしたトラブルがあった。はっきり言ってトラブルの
原因は相手チームのチェック漏れ。従い、上司のお咎めも弱風。


ただ、自分としては、自分のグループ側で、トラブル予防が
出来なかったかを、皆んなで考えたかった🤔

あくまで、将来の自己防衛のため。
トラブルが出れば、何かしらの余分な手間が、後から発生する。
負担がなければ、先に手を打つに越したことはない。
後になればなるだけ、悪いことは大きくなる(育つ😱)

自分の中では、メンバーに話しかける前から、なんとなく
こちらで打てる手はあったと感じていたこともある。

そこで、トラブルに巻き込まれたメンバーだけでなく、グループ
全員集めて原因を説明、予防策の提案を依頼した。

その時だった。

直接トラブルには無関係だったメンバーの一人から、
『なんでそんなことまで、考える必要があるのか⁈向こうが
悪いのだから、向こうのチームで予防策考えれば済む話』と
考える事を毛嫌いされてしまった。😮

それを聞いていた、もう一人からは、『シゲさんは、いつも
そうやって自虐的に考えようとしますよね』😭『そうまでして
得られるものはあるんですか?』とも😱

この“自虐的”の言葉はショックで、今もずっと頭に残る。

確かに、自分に全く関係が無いことまでに、無理やり首を
突っ込む必要はない。でも一歩間違えれば、自分の身に降り
掛かるかもしれないことに、構えて考えておくことはマイナス
にはならない筈。

表題の絵の言葉、反省は他人に言われては遅い。
自ら気付いて自省しなければ意味がない。自省できない人に
成長はない。自省する時、どこまで幅広く深く、考えられるか、
そこには、自虐的な考え方も、時には必要になる。と思う😅


現場に近い方なら『KYT』と言う言葉を耳したことがあるのでは。
『危険予知トレーニング』からの造語。
現場作業で、何か危険なことが、起きないかと想像し、事前にその
危険に対処できる準備をする。

車の運転、交通安全にも用いられている。
車からの景色や、道路の街並みの景色を見て、何か危険なことが
起きないかを想像する。想像した危険な出来事を回避するには
何すればいいか、予め考えておくだけでも、いざという時に体が
動くという。

ちょっと寄り道したが、自省にはこの予知につながる所が、多分に
あると思う。🤔

チームメンバーに言われた時はショックだったが、そこまで
考えられる・想像できることに、今では自分の自信に近いものを
感じる。💪

最近のの政治家さん達は、人に言われてもやろうとしない。
資質が無いことを、自分でぶちまけていることすら、気付いて
いないのか、お山の大将どころか裸の王様だな。

そのうち子供に言われるだろうね 『いつまでやってるの⁇』
🤣🤣🤣🤣

そうそう、先の二人、結局、自省は身に付かず、後々大きな
トラブルを引き起こして泣きつかれた。
こちらにしては想定内と言えればカッコ良かったが、大きく
育った後の火消しには、随分と時間と労力を要しましたよ❗️
勘弁してよねー🤗

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