iPhone修理が副業?GOリペア協会とは
こんにちは、節約お兄さんです。
突然ですが、みなさんはiPhoneを割ったことはありますか?
僕は大学時代、原付に乗っているときにiPhone4Sをポケットから取り出した際に綺麗なトリプルアクセルを決め、地面に落とす&後ろの車に轢かれ見事なバキフォンが出来上がりました。
(イメージ画像)
割れたままだと画面が見づらい、故障しやすくなるなどの機能的な弊害に加え、「だらしない」「男性から「こいつはヤレる」と思われる」など人間的にまで影響を及ぼすという説も。
だからといって修理をするとなっても修理代が高いし、何よりAppleが行なっている修理サービス自体が非常に混んでいるために予約しても即日に修理が完了せずに困るケースも少なくありません。
そこで最近とある企業が「iPhoneを即日修理してくれる(しかも早い)」「出張可能」というなんとも良心的な修理サービスをしていると噂を聞きました。
さっそくHPを探して見てみることに。
その企業のページの一部分がこちら。
あれ?ちょっと怪しくない?ピンクの人セグウェイ乗っちゃってるし。
ただの修理屋さんだけではなく、何やら「誰でもiPhoneの修理ができるようになる資格を発行している」ということもやっているそうで。
副業で怪しいと思われるワード「誰でもできる」が胡散臭さを吐露しております。
というわけで、その正体を暴くべく突撃してきました。
GOリペア協会とは
事務所にやってまいりました。
代表の森井さんの登場です。
長身でサーフィン好きなイケメンお兄さん。
右の髪の毛が人体錬成の時に持っていかれた経歴をお持ちの方。
というわけでさっそく色々聞いてみようと思います。
24時間対応というiPhone修理屋さん
節兄「こんにちは!よろしくお願いします!」
森井「よろしくお願いします!」
節兄「早速なんですが、GOリペア協会でのお仕事はどんなことをされてるのですか?」
森井さん「今行っているのは出張修理と、修理資格の講師の2つがメインになります。出張修理については24時間対応で関西どこでも飛び回ってますね。」
節兄「24時間!?だれが対応するんですか?」
森井さん「僕です。この前も夜中の3時までやってましたw」
節兄「すごww寝れないじゃないですかww」
森井さん「緊急なんでね、結構無茶振りも多いですww」
修理時間が圧倒的すぎた
節兄「www そういえば僕の友だちがこの前森井さんのところでiPhoneXを修理してましたが、どれくらいの時間かかりました?」
森井さん「だいたい30分くらいですね、比較的簡単な作業でしたので」
節兄「30分!その早さはすごい!」
森井さん「今まで2000台以上の修理を任して頂けたので、おそらく正規の修理屋さんよりも早いと思いますよ」
節兄「2000。。でもそれだけ依頼があると困った時にすぐ修理頼めないんじゃないですか?」
森井さん「その時は夜中に車を飛ばして行きます」
節兄「ドラえもんかよ」
携帯の保証に入っているけど結局使わない人が多い
森井さん「弊社に修理を頼まれる人って、ほとんどが仕事で必要だったり、旅行前に頼まれたりと緊急性の高いお客さんが多いんですよ。なのでできる限り早く修理してあげないと困るんですよね。」
節兄「確かに。知り合いに保険屋さんがいますが、画面が割れたからすぐにショップに行ってもう一台契約したという強者がいましたね。」
森井さん「たまにいらっしゃいますね。Apple careに入っているけど、結局修理をお願いすると何日かかかるので新しい端末を購入してしまうんです。」
節兄「ですよね。土日になると受付が激混みしますし、土日休みの人はなかなか修理に出せない問題もありますし。」
森井さん「そうなんです、なので時間に余裕がある方は入ればいいのかなと」
水没は本体に交換になるから高い
節約「最近はどういった方が多いですか??」
森井さん「夏が一番依頼が多いですね。20代女性が特に多いのですが、iPhoneをポケットに入れたまま海に入っちゃって、そのまま画面がつかなくなるケースが多いです。」
節兄「夏は映える写真を撮ろうとはしゃぎがちですからね。」
森井さん「さらには水没は保証対象外なので、実費なんです。」
節兄「そうなんですか!?そこは知らなかった。。」
森井さん「これはあまり知られてないんですが、Appleがやっている修理って画面の交換、バッテリー交換、本体交換のみなんですよ。水没は本体交換になるんですよ。iPhoneXだと5~6万くらいはかかります。」
節兄「高い。。」
森井さん「iPhone8以降は防水機能が付いているのですが、長時間水に浸かると壊れますし、結局防水機能もあってないようなものですね。」
節兄「確かに。御社は防水も修理可能なんですか?」
森井さん「もちろん。防水の他にもカメラの交換やイヤホンジャックなどほぼ全ての部分は修理可能です。」
節兄「いいですね!とりあえず、iPhoneに何か不具合があったら森井さんに連絡すればなんとかなる安心感が増しました。」
森井さん「ほとんどLINEでのやりとりなので、「こんな不具合があるんだけどどうすればいい?」などの相談も多いですね。ヒアリングしていると、修理をうちに頼まずにAppleに頼む方がいいケースもあるので、気軽に相談に乗ってます。」
節兄「iPhoneお兄さんって呼んでもいいですか。」
森井さん「嫌です。」
副業で色々失敗した森井さんのエピソード
節兄「修理の内容のことについてはすごく分かりました!あと今回かなり気になったのがiPhone修理の資格を発行して副業を促進している部分ですね。副業って胡散臭いものが多いからこのインタビューが終わったら何か買わされるのかとビクビクしてます。」
森井さん「それはないので安心してください(笑)」
節兄「修理に関しては分かるのですが、なんでiPhone修理でできる人を増やそうと思ったのですか?」
森井さん「これは個人的なきっかけなんですが、元々サラリーマンをしていた時から副業に興味があったんです。社会人1年目の時に知り合いから経営者スクールに誘われて入会して、そこで色んな人に営業してたら後々詐欺会社だったことに気づいて。ちなみに入会金は100万円でした。」
節兄「やば。。社会人になりたての人ってそういう勧誘多いですよね。楽して稼ぎたい人が養分になってる気がします。」
森井さん「ですね。次にチャレンジしたのが民泊なんですけど、最初は上手くいって月4~5万ほどの収益が出たんですよ。で、そこから調子に乗って平野区にかなり大きな物件を借りて。そしたら全然人が入らなくて、諸経費やらランニングコストがかかって結局マイナスになってしまって。取り返そうと他にも色々手を出してみたんですが、なかなか上手くいかず借金300万くらい抱えてしまいました。」
(↑笑顔で話してますが、過去が凄すぎて笑えないです)
節兄「壮絶ですね。。。僕も昔ヤフオクやAmazonで物販をやってましたが、売れなかった時は在庫を抱えてのでマイナスになることもありました。」
森井さん「営業をやったことない人が営業したり、それほど稼いでもないのにコストのかかるような商売って向いてないなと自身で感じたんですよね。次に「手に職をつけようかな」と思い始めて。そこで出会ったのがiPhone修理の仕事なんです。」
iPhone修理が副業に向いている理由
節兄「ほう。なぜiPhone修理だったんですか?」
森井さん「ほんと巡り合わせですね。たまたま見ていた求人にiPhone修理の仕事があって。「これだ!」と思ってすぐに修理屋さんで働きました。そしたら働いているうちにやりがいを感じてきたんです。」
節兄「というと?」
森井さん「iPhoneの修理って、お客さんにすごい喜んでもらえるんですよ。「もう使えないと思ってたけど、おかげで助かったわ、ありがとう」って言われることが嬉しくて。そこから人に喜んでもらえるこのiPhone修理を本業にしようと決めました。」
節兄「それは素敵や。。でもその時ってまだ副業としてはやってないですよね?」
森井さん「その後アップルのサポートセンターで勤務してたんですけど、その間に副業でやってました。最初は自分の周りだけにしようと、SNSで「iPhone修理をやってます。修理してほしい人は連絡して下さい」くらいの感じで宣伝してました。そしたら自然と依頼が増えてきたんです。」
節兄「そんな自然に増えるもんなんですか?」
森井さん「やったこととしては2つで、SNSで自分がiPhone修理をやっていると宣伝したことと、依頼があって修理が完了したら「修理できました」とアップしただけですね。もちろん、マメに宣伝はしてました。」
節兄「なるほど。。それだけですか?」
森井さん「ですね。もちろん営業ができた方が良いとは思いますが、僕営業できなくて借金まで作った経験ありますし。なので営業ができない方でもSNSに定期的にアップすれば依頼は来ます。」
節兄「営業ができない森井さんでも出来たなら余裕ですね。」
森井さん「その言い方ちょっと刺さりますね。」
資格という信用
森井さん「あとこれは作業面ではないのですが、依頼が増えた理由に自分がiPhoneの修理屋さんで働いているという信用があったからですね。」
節兄「それは大きいでしょうね!youtubeでも「自分でiPhoneを治せる方法」みたいな解説動画ありますけど、それで習得した人に依頼したいと思わないですし。」
森井さん「そこで「iPhone修理の資格を発行しよう」と考えました。例えば同じ技術を持った2人がいて、資格を持っていない人と持っている人だったらどっちに頼みたいですか?」
節兄「圧倒的に後者ですね。怖くて任せられないです。」
森井さん「ですよね。美容師や医者などもそうだと思うのですが、資格がある安心感って大事だと思っていてて。なので資格を作ってしまえばその問題が解消できると考えました。」
資格取得にあたってのサポートが良心的だった
節兄「間違いないですね。資格はどう発行されるんですか?」
森井さん「まず3級~1級のコースに分かれておりまして、コースを選択後カリキュラムを受けていただきます。受講後にテストを行って、受かれば合格、資格発行って流れですね。」
節兄「思った以上に本格的や。。」
森井さん「もちろんです。資格が発行されたらいざ実践になるのですが、修理の依頼があった時は実際に僕が同行して修理の流れを見ていただくなどのサポートも行っております。」
(↑生徒に教えている様子。)
節兄「それは嬉しいですね。資格取っても最初はなんでも不安ですし。」
森井さん「あと営業をしなくても良いので、人見知りの方でも気軽に副業として始めやすいです。」
iPhone修理の副業に向いている人
節兄「iPhoneの修理が副業として成り立つイメージがすごく分かりました!自分の携帯も修理できるようになるし、自分も身に付けたいスキルです。」
森井さん「副業は楽ではないですが、iPhoneがなくならない限り修理のニーズはあるので、人に喜んでもらえる嬉しさを大事に活動してもらいたいですね。」
(↑お客さんのiPhoneを修理している様子)
節兄「この副業って、誰に向いていると思いますか?誰でも出来るとは思いますが、忙しいサラリーマンの方には向いていない気もします。」
森井さん「ですね。比較的時間がある人には向いていると思います。定休日が固定されている方や、主婦さんは良いですね。育児をしていながらでも家に来てもらって修理すれば問題ないので。あともちろん資格発行にお金もかかるので、継続的に出来る方にやってもらいたいです。7~8台修理できれば元が取れますし。」
節兄「良いですね!僕もお客さんが主婦さんや育児真っ只中の方が多いので、興味がある人は聞いてみようと思います!」
森井さん「ありがとうございます!私だけだと修理を出来る人も限られてくるので、どんどん修理できる人を増やしていきたいので是非よろしくお願いします!」
節兄「はい!本日はありがとうございました!」
まとめ
いかがだったでしょうか。
2人に1人はiPhoneを持っている日本ですし、iPhoneの修理のニーズは今後も増えていくと思いました。
あと胡散臭いなんて言ってしまってごめんなさい。
もしiPhoneの修理を依頼したい、副業としてやっていきたいと思う方は僕にメッセージください!
森井さん、お時間頂きありがとうございました!
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