【大阪】車を高く売る方法を車屋さんにぶっちゃけてもらった【前編】
こんにちは、節約お兄さんです。
突然ですが、みなさん車はお好きですか??
昔は「男性のステータス」とも呼ばれた三大支出の1つ。
子どもの頃に「いつか高級車に乗ってやる卍卍!」みたいな野望を抱えた方は多いのではないでしょうか?
ちなみに僕はチャリ派です。
お子さんができると「車も考えないとな〜」と思う方も多いと思いますが、車は「金食い虫」と呼ばれるほど維持費が高い買い物。
ガソリンに車検に自動車保険、自動車税に重量税、最近では走行税も取られるかもなんてニュースも。
一度買うと生涯的に買い替えを行うから、その都度車屋さんにお世話になることも多いでしょう。
なので「少しでも車体を安く買いたい!」「少しても高く売りたい!」という方のために、大阪の浪速区にある車屋さんにインタビューしに行きました。
もし車の買い方売り方が賢くなれば、人生で100~200万は浮くんじゃないかという期待を膨らませ、実際に車の業界にいてる人に聞いてみます。
僕のインタビューのコンセプトは「業界の裏話に安く買えるヒントがある」なので、根掘り葉掘り聞いてぶっちゃけてもらおうと思います。
では、いきましょう!!
今回の記事は賢い車の売り方がメインになります。賢い車の買い方に関しては下記リンクからご覧ください!
車屋さんなのにチャリが好きな篠原くんに突撃してみた
というわけで、早速やって参りました。
ガレージの中には黒の光沢が眩しい高級車が。
大阪市内をチャリで走り回ってる僕には似合わない乗り物がたくさん。
到着して2~3分経つと、篠原くんがやって来ました。
煌びやかな高級車で来るのかと思いきや、チャリで来ました。
車屋さんもエコですね。
節兄 「今日は自転車のことについて聞いたらいい?」
さとし「めっちゃ喋るで?」
節兄「いや、やっぱり車のこと聞かせてください。」
ということで早速中に上がらせていただきました。
シンプルでおしゃれな内装。
ここにもチャリがおいてありました。どんだけ好きやねん。
車屋さんっぽくない車屋さん
節兄「では、お願いします!」
さとし「おっけい」
節兄「今日は車屋さんの事情を丸裸にしに来たから、ぶっちゃけてね。」
さとし「それ…俺車業界から嫌われるやつやん…」
節兄「まあまあそう言わずに。笑」
(早速めっちゃ嫌な顔された)
節兄「まず、ガレージに高級車が並んでて気になって仕方ないんやけど、どんな車を買取してるの?」
さとし「こんな感じかなあ。」
節兄「高級車のオンパレードやないか」
さとし「もちろん普通の乗用車の買取もやってるで。」
節兄「すご。。そんな買取の依頼って来るもの??」
さとし「大阪だけじゃなくて全国から依頼をもらってるし、軽自動車から乗用車、高級車に輸入車問わず幅広くやってるねん。」
節兄「大阪だけやと思ってた。。でもそれだけ幅広いと対応大変じゃない?」
さとし「いや、そんなに。基本的にLINEとかメールである程度の見積もりは出せるし、自分決済で金額出せるからお客さんを待たせることないからスムーズに買取できるねん。」
節兄「今風な感じで良いね!ちなみにどれくらいの時間で買取値がでる?」
さとし「早かったら5~10分で出るなあ、会社の決済いらんし。」
節兄「想像以上に早すぎてわろた」
(基本的には店舗でLINE・メールの問い合わせ対応をしてるらしい)
さとし「出張の移動時間にも対応できるから、LINEの返信は地球一やで。」
節兄「確かにLINEのプロフィールにも書いてるもんね。笑」
(実際インタビューする話になった時もかなり早かったです)
さとし「大手の買取店さんって、店舗に持ち込みでも出張査定でも、初めから高く買取してくれるところが少ないねんな、上司に決裁権があることも多いし。」
節兄「なるほどね。大手ならではの決済で遅くなるあるあるだ。」
さとし「しかも若手の営業マンって車の相場・情報を知らないことが多いから、一個一個調べてってなると結構時間かかるねん。しかも人によっては色んなオプションやカスタムパーツを付けてたりするから、そこの値段も加味せんとあかんし。」
節兄「自分も車に全然詳しくないから、そのまま大手の買取業者に持って行って安くで叩かれそう。。」
さとし「自分の所有してる車両の価値を分かってないと買い叩かれていることにすら気付けないと思う!車を売る時は頑張るから声かけてね。」
節兄「頼りになります兄貴」
ディーラー下取りはミス!?
節兄「まず車に関して素人すぎるから、車初心者の人に向けて「これだけはやるな!」っていうのを教えて欲しいです。」
さとし「色々あるけど、もし高く売りたいならディーラーの下取りのはあまり頼らないほうがいいかな。」
節兄「ほう。。ただディーラーってよく聞くけど、あんまりよく分かってない。。」
さとし「例えば「トヨタ」でも「トヨペット」「ネッツ」って聞いたことある?その会社ってトヨタから特定店契約を結んでて、トヨタの車だけを売るねん。そういうのがディーラー。」
節兄「ほう、新車ディーラーの他にはどんな形態の車屋さんがあるの??」
さとし「一般の中古車の販売や買取専業店、あとは両方してる買取販売店や特殊車両の専門店とかかな。」
節兄「なるほどなるほど。でもなんでディーラーの下取りは避けた方がいいん?」
さとし「新車ディーラーは新車販売が主やから、中古車の仕入れ・買取に根本的には強くないねん。だから中古車を高くで売りたいなら買取専業店や買取販売店に頼るべきかな。餅は餅屋的な。」
節兄「なるほど、勉強になります。」
オークション専業の買取店も注意!?
(怖いくらいに車屋さん事情を話してくれる)
節兄「あと他には何かある??」
さとし「あとは【買取った車両を業者オークションに出品する業者さん】に買取に出すと高くで買い取ってもらえる可能性が減るかも。」
節兄「え、それはなんで?」
さとし「うちは基本的に買取車両を在庫して販売を行ってるんやけど、販売が弱い会社だと買い取った車を業者オークションに出すねん。
そのオークションで出品された車をまた販売店が仕入れて再販するから、その分中間マージンが一つ増えるため、お客さんが高く売れる可能性は低くなる。」
節兄「お客さんに車が渡るまで手数料が乗っかる工程が1つ増えてしまうってことね。。車屋さんも手数料商売やもんね〜。」
さとし「だから車を高くで買い取ってもらいたいって人は、買取販売を一貫してやっていて、広告費をあまりかけていない業者がオススメ。」
節兄「でもどこの業者も「高く買い取ります!!」って言ってる業者がほとんどじゃない??CMとかラジオでよく聞くけど。」
さとし「それは単にPRしたいだけやからあんまり信用せん方がええで。冷凍食品を「まずい!」って言ってるCMってないでしょ?まあ最近の冷凍食品普通に美味しいけど。」
さとし「ただこれはどこでもそうやけど、良いディーラーさんもいてればオークション専門の業者さんが絶対悪いってことはないのはもちろん、各社得意不得意なジャンルがあるはずやから、自分の車両にあったお店を探すのがいいかも。結局のところ合う合わないもあるし、良いお店・良い担当さんに巡り会えれば良いね。」
節兄「結局は人ですねえ。」
一括査定サイトで買取額を調べると疲れる
節兄「買取販売を一貫してやってる業者がいいってことは分かった!ただ買取額が安くなるのってそもそも一般の人が買取額の相場を知らないってこともあると思うんやけど、一括査定サイトに出せば相場知れるくない??」
(最高額で売れるは本当!!?)
さとし「知れるけど、疲れるで。ちなみに引っ越しの相場を調べるのに引っ越し業者の一括見積もりサイトって使ったことある??」
節兄「ある!データ入力したら、すぐにいろんな会社からメールと電話が来て鬱陶しかった覚えある。笑」
さとし「それと一緒で、一括査定サイトって業者が何十社と登録してるから、業者からすると見積もりを取った顧客の取り合いになるねん。」
節兄「そういうことか、、!」
さとし「うちも昔はやってたけど、今はおかげさまで紹介とリピーターさんだけで忙しくさせてもらってるから一括サイトの業者登録は一時的に辞めてるね。一括査定はお客さんの取り合いになって自然と成約率落ちてしまうから時間のコストもかかるし」
節兄「紹介が一番コストかからんもんね、ありがたい話や。」
さとし「そうそう、その分買取価格に還元できるし。」
車屋さんの利益率は15~30%!?
節兄「じゃ、一括査定サイトに出さなくても買取相場を調べる方法ってあったりする??」
さとし「あ、これお客さんにとって有益な情報やと思う。」
節兄「めちゃ知りたいっす。」
さとし「中古車の販売って利益率がだいたい店頭販売価格の15~30パーセントやねん。」
節兄「言っちゃったよ。」
さとし「例えば自分の買取に出したい車がネット(カーセンサーやGooネット)で100万円で販売されてたら、買取値はおおよそやけど70~80万円くらい。他に手数料や人件費が掛かってからもう少し安くはなるけど。
あと、もちろん車種や状態・希少性当でかなり利益率は変動有るからケースバイケースではあるかな!」
節兄「ぶっちゃけすぎてるけど、大丈夫?」
さとし「まあ、ええんちゃう?」
節兄「神かよ」
(もう笑っちゃいます)
サンルーフは絶対つけておけ
節兄「あ、あと人気の車種とかでリセールバリューが高いものがあるって聞いたことあるけど、どういう車を買っておいたほうが将来高くで売れるとかってある??」
さとし「やっぱり国産車でいうとトヨタ車やなあ。その中でもアルファード・プリウスやハイエースは海外需要もあって買取が高い、というか値段の落ち方が緩やかかな。
あとはカラーは絶対白黒が高く売れるかな。
そして設定があるならオプションにサンルーフを付けておくと高く売れる。」
節兄「サンルーフって車の上の部分が開くやつ??」
(子どもの頃ここから頭出して親父に怒られた記憶しかない)
さとし「そうそう。サンルーフって10万くらいで付けれるんやけど、付けてるのと付けてないので買取額が10万以上変わる場合が多くて。」
節兄「ほぼタダ、むしろプラス。。!」
さとし「新車を買う人でサンルーフをつける人が少ない割に人気のオプションやから、リセールバリューを考えるとサンルーフは必須。」
さとし「あ、あとレザーシートかな。派手な色は逆効果やけど、無難な色で付けてると高級感が出て高くで買い取ってもらいやすい。」
節兄「新車を買う人がいたら言っておきます(真顔)。」
車庫証明は自分でやる方が安い
さとし「あ、あと、」
節兄「まだあるの??」
さとし「車を買うときに車庫証明が必須なんやけど、それは車屋さんに任せずに警察署に2回行けば安くつくよ。」
節兄「ほう、、どれくらい??」
さとし「車屋さんに依頼した際の相場やと代行料と印紙代で20,000~30.000円くらいやけど、自分で警察行ったら実費の印紙代2,700円くらいだけでいける(※)。」
節兄「なるほど、任せると手数料がかかるってことね。でもこれ毎回自分でやると10万以上は浮く可能性あるやん!」
さとし「ほんまに俺の仕事がなくなりそうやわ。。」
節兄「ごめん。笑」
(※)購入する車屋さんによっては自分でさせてくれないところもあるので要注意!
GOOD DEALの仕事がなくなりそうなのでPR
節兄「車が詳しい人はもしかしたら知ってる情報がいくつかあったかもしれないけど、自分みたいな素人には目から鱗の情報ばっかりでした!ありがとう!!たださとしの仕事がなくなりそうなので、お詫びに宣伝しちゃってください。」
さとし「助かるわ〜。」
さとし「基本的に車の買取販売がメインなので車を売りたい人、買いたい人はぜひ相談してもらえれば嬉しいです。節約お兄さんの紹介って言ってもらえると優遇させてもらいます。」
さとし「あとは今弊社で車業界で頑張ってる若い営業マンを探しているので、車の業界を盛り上げていたい人は一緒に働こう!!」
節兄「今日はありがとうございました!」
意識するだけで100万円以上は浮くかも?
いかがだったでしょうか。
車は不動産に次ぐ生涯に2番目に高い買い物ですので、少しの知識と心がけで100万円以上は簡単に浮くんじゃないかと思いました。
まとめると、
・「高く買い取ります」は安易に信用しない
・ディーラー下取りは熟考したほうがいい
・買取販売を一貫している業者さんに売る方がいい
・相場はある程度は自分で調べられる
・車庫証明は車屋さんに頼まない方が安く済む
・売ることも考慮した買い方をする(オプションの選定)
などなど、車の買い方売り方について色んなことを教えてくれました。
もし相場を知りたい、車を買いたい(売りたい)という方がいればGOOD DEALさんに聞いてみるのはいかがでしょうか。車屋さん事情もぶっちゃけて話してくれます。
今回協力していただいたGOOD DEALさん(さとしくん)、ありがとうございました!
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