第2章 ②月例ワークショップ F100とは?
「F100」全く聞きなれないワードと思いますが、当社の営業本部のメンバーには当たり前に会話として出てくるワードとして浸透しています。この名前の生みの親は、私の上司で、クラウドビジネス立ち上げ時代に、新規市場開拓にむけて活動に追われている日々の中、月に1日だけ足を止めて、未来に向けた議論を徹底的に行おうと1回8時間x12カ月+@で、未来(Future)に向けた100時間のワークショップ会 → 「F100」と名付けられました。
その「F100」を2020年から引継ぎ、少しバージョンを変えて進めていったのが今の形となっています。このF100を3年以上継続することで、当社営業本部のメンバーのディスカッション力+アウトプット力は上がり、今、何を意識して活動するべきなのかを認知する場所となっています。
2021年度(2年前)は、コロナ禍2年目、少し投資は戻ってきているものの、明確な課題解決をするサービスに対してお客様の関心度(投資意欲)は高く、そのためウイングアークの営業も「商品・製品」営業から「ソリューション・コンサルティング」営業への変革が必要でした。
そのため、内容としては、四半期初(6月 / 9月 / 12月)に一度、業界をリードするゲストをお迎えして、営業としての武器(スキル)を手に入れたり、すぐにマネしたい考え方を感じ取る場として実施しています。
2021年度の流行語大賞は、「縦のパイプラインを駆け上がれ!!」、エグゼクティブ層と関係を持つことの重要性を理解し、この言葉を聞いてから2年で、当社とお客様やパートナー様との関係は飛躍的にレベルが上がってきました。
年度の前半は、戦略を立案・遂行する上でもBD(帳票系)、DE(データ活用BI系)の事業それぞれの事業戦略の理解度を深め、具体的なアクションをメンバーレベルで明確化させる会を実施し、キーポイントとなるトレンド(電帳法)や当社のデータ活用の世界観提案となるDataringのロープレなども実施しています。
上記のアジェンダを見てのとおり、まず、ウォーミングアップ(今はわちゃわちゃ会という名です)の時間を取り、100名以上の参加者を4~5名に分けて、コミュニケーションを取ってもらうことからスタートします。100人以上いて、特にこの1年で20名を超えるメンバーがジョインしてきているので、チームとしての一体感を出すためにも非常に大事な時間となっています。
また、インプットとアウトプット(ディスカッションも含む)の時間を取り、直前に合ったインプットをすぐにアウトプットすることでより理解度を増す構成にしています。そして、意識しているのが、1つでも明日からできるアクションを明文化することで、当日だけでは終わらせない内容にすることができます。
また、当日、私から全体に対してメッセージアウトするだけではなく、後日、部門長、GMGもそれぞれの会議体で会話いただくなどのフォローも重要です。
このワークショップ「F100」、2020年から40回以上実施しており、ロープレを実施した後、関連するサービスのパイプラインが急増したりするなど、現在では、その時に必要な施策を全体で進める上で、重要なポイントを作るワークショップとなっていて、この3年間のリモートワーク下での成長における1つの施策となっています。
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