第1章 すべての始まり「美しいパイプライン」への道
① 変革の足音
ウイングアークは設立2004年ではあるが、帳票ソフトであるSVFは前身の翼システムから展開し30年以上の歴史がある会社です。2021年に再上場(東証プライム)を果たし、現在では営業マネジメントをダッシュボード製品のMotionBoardとSFAのセールスフォースを駆使して、データを利用して、着地や施策への対応の精度を上げております。
しかし、9年前の2014年は、下記の通り、年々新規販売が下がり(既存保守契約があるので、全体の売り上げとしては伸びています)、厳しい時期でした。
変革の主役
この当時、私は、シンガポールの子会社を立ち上げている時期で、右肩上がりの業績のスタート時期に日本にいなく、2017年9月の帰国後は、すでにMotionBoardを駆使して、セールスフォースのデータを利用したマネジメントに進化していました。この改革は、当時の営業本部長の影山さんが推進し、今の礎を築いていただきました。
※なので、この章は、影山さんとのインタビューをベースに作成しています。
当時の管理方法
2014年当時もセールスフォースは導入していたが、ほとんどデータが入っていない状況で、月次マネジメントをしていたが、当月も次月以降も着地の予測は難しい状況であった。
結局EXCELでの営業管理(毎週部門長から着地予想をもらって、週末にその集計作業とレビューで毎週日曜日、影山さんの時間は使われていく)
定着化しないダッシュボード(経営企画が作ってはいるけれども、セールスフォースへのデータ入力が徹底されないので意味をなさない)
施策への納得感が生まれない(自身の個人予算や全体進捗が分からず、なぜこの施策を実施するか、、納得感の情勢が難しい)
基本方針を7つ立てて改革は進んでいきます(2015年当時の資料から)
次の章で、四半期マネジメントについてご紹介します。
続いてのnoteはこちら
「美しいパイプライン」にむけて
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