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育児ZINEを作りたいと思っている話

ーー私の中の育児は、10年前に夫が専業主夫になった時点で終わった。

大げさだけど、逆に言えばそれだけ共働き時代は目一杯私の中で育児をしていた!と言ってもいいんじゃないかと思えるくらいは頑張った時期でした。

現在私はアラフィフの兼業主婦で中距離通勤(北九州から博多まで)をしており、夫は専業主夫として主な家事を担っています。
今年高校二年生に進学した双子の息子たちが小学校に上がるまでは、私がメインで育児をしておりました。夫はシフト制の携帯電話のショップ店員(副店長)で、朝も夜も遅いので保育園の送りは夫、迎えは私。(シフト制なので週中に休みの時は夫が送り迎えどちらもやってくれてました。助かる)
そんなわけで二人とも働いている平日は、毎日毎日タイマーをかけながら動いているような日々を過ごし、休みのほとんどは寝て過ごしていました。

少し気を抜くと息切れして溺れそうな日々。あの時はとにかく必死でした。

息子たちがお腹にいたころから含めて5年ほどの出来事で、今思えばあっという間だったんですが。体にはかなり負担をかけていたなと思います。その証拠に30年ぶりに喘息を患ったり(呼吸器の働きが70代並みと言われた)、仕事が忙しすぎて育児してるのに残業が多すぎて超過労働(月80時間以上)で組合の人と面談したり、貴重な休みを保育園の役員活動で頑張ったり(これに関しては大したことはしてないのだけど、仕事が忙しすぎて息子たちの事に関われていない、という罪悪感があったので引き受けた役員だけど、悔いが減ったのでやって良かった)、相次ぐ感染症と闘ったり(まだコロナとかは流行ってないけれど、水疱瘡に潜伏期間の2週間をしっかりまたいで兄弟感染したりしたので、しばらく保育園に通えずに実家の母に頼り切りだったり。子供の病気に関してうちは強いほうだったけども振り回されるものですよね)しておりました。
私も(もちろん夫も)頑張ったけど実家の母には足を向けて寝られません。


そんな育児の思い出を熱く語ったわけですが、なぜこんな話をするかというと去年の11月に下記のような記事を書きまして、育児マガジンを作りたいと思ってFacebookでも募集をかけていました。
ですが、自分の童話本を作るのを優先させていて放置しておりました。

作る作る詐欺ですな。(すみません)

次の文学フリマもまだ遠いのですが、私自身の子育てのキモ(子供が未成年の時代)があと2年ほどで終了してしまうため、薄れていく記録を残すためにも書き残しておきたいなと思っています。子供ってすぐに大きくなりますよね。あんなに永遠だと思った辛い育児期も過ぎてしまえばあっという間。
でも今その永遠と戦っている人がいて、その人たちに何かエールを送ることができたらいいなと思っています。

とはいえアンソロジーという形で作るには、一人で編集作業はキツいですし、だからと言って密に誰かと連絡とって作るのも大変。というわけで私が作るZINEに希望者の方に寄稿していただくという形にしようかなと思っています。ゲストスピーカーという形でA5サイズで1~2P、漫画でもエッセイでもネタ記事でも何でもいいので子育てにまつわるドタバタを書きたい!という方を募集します。

また、アンケート企画をしようかなと思ってまして、協力いただける方には印刷代のみで出来上がった本を頒布したいと考えています。(アンケートご協力特価という形で還元したいなと)

今年は立ち退き問題もあって、今取り掛かっている新刊で手一杯なので実働は来年になるかと思いますが、気になる方は声をかけていただければ企画が動き出した際に個別にお声かけさせていただきます。
コメントでもXやインスタ、Facebookのメッセージでも構いませんのでご連絡いただければと思います。

よろしくお願いいたします。


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