息子の友達にインスタフォローされた話
私は官能小説家であり、腐女子でもある。
子供たちにも夫にも公言しているし、半ば本名(ほぼ本名)でネットに記事を書いたり、小説をアップしたり、イラストを上げたりしている。
会社の人にも公言しているので何があっても動じないのだが
(差し障りのある話はちゃんとボカしてるし)
あるとき息子の友達に私のアカウントがバレたことがあった。
「お前の母ちゃんのアカウント見つけた」
と言われたらしいという話を聞いたのは
息子たちが小学六年生の時だっただろうか。
「うちのお母さん、小説書いてるらしいよ」
「どんなの書いてるの」
「なんかいかがわしいやつ」
「いかがわしい!」
いかがわしい、というワードに小6男子の好奇心が引っかかったようで
私のInstagramは息子の友人たちにフォローされたらしい。
私が書くものは、大人の女性をときめかせることは出来ても
幼い男子のエロスを引き出すことは無いと思うのだが
あれから三年経過してもまだフォローされてたら面白いなと思った次第である。