創作に必要なのは鉄面皮であること
私には激しく後悔していることがあるのだが、それは実母の創作物を笑ってしまったことである。
書いた詩を私に見せてくれたのだが、反応に困った私は笑ってしまい、それから母は書いたものを見せてはくれなくなった。
親子とは言え申し訳ないと思った出来事である。
そんな経緯もあり、親子仲はいいけども自作品を身内に読ませたことが無い。うちの夫も頼まないと読まないので、身内はほぼ読んでいないといえよう。自分の書いたものを人に読ませるのは、私は慣れているがなかなかハードルは高いものだと思う。
公募に出したり、友人に読ませたり、ましてや本にして販売する、となると相当面の皮が厚くないとやってられないのかもしれないが、それでいいんじゃないかと思う。
自作品が好かれなかったからと言って私が嫌われているわけでもないし、逆もまた真なりである。
そんな事よりも私は自分が面白い!と思える作品を生み出すことで忙しいのだ。