最終回【住編】雑談に困った時のネタでエッセイを書いてみようと思う。
困ったら 木戸に立ちかけし 衣食住(川柳調)
上記のリクナビサイトから引用してきましたが、
キ…気候
ド…道楽(趣味、テレビ、映画、スポーツ)
ニ…ニュース
タ…旅
チ…知人
カ…家族
ケ…健康
シ…仕事
衣…ファッション
食…グルメ
住…住まい、暮らし、家
これを押さえておけば、雑談に困らないという話題だそうです。
キドニタチカケシ衣食まで書きました。いよいよ最終回の住について書こうと思います。最終回ってなんか寂しいですね。
住といえば、30歳で最初の結婚をするまで私は実家暮らしでした。最初の結婚が上手くいかず……先ず一人暮らしをしてみることになりまして、6畳1間の学生さんが住むようなアパートに暮らすことにしました。
周りも大学生だらけで、風呂とトイレはホテルのような感じで一緒になっていて、台所は1畳程度。(家賃は3万円)
ガス台は無く、IH調理器具を置いて電子レンジと併用して自炊していました。1年ばかり住みましたが、カギを外に差したまま寝たり、カギ開けっ放しで寝たり、N〇Kさんの集金のおじさんと闘ったりと(うちにはテレビがない)濃い一年を過ごしました。(すぐに夫と同棲したからほぼ住んでないです。でもいいところでした)
夫と同棲するため引っ越したのは、夫の職場と私の職場の中間地点。当時築14年程度のマンションで、設備にガタが出はじめるくらいの築年数。食器乾燥機は使えず、コンロは火力の調節が3段階くらいしかできないしビルトインなので一つ調子悪くても全部替えないと改善されないなど、細かな使いにくさがありました。
急な坂道を上ったところにあるおしゃれなマンションはどこかバブルの香りが抜けず。やたら凝った造りで偶数階にしかエレベーターが止まらずに(うちは最上階で止まりました)マンションの構造もややこしくて、回覧板を回すのに迷子になったり。管理費払っているのにマンション内の公園が雑草など放置されていて藪蚊がひどかった。
また、分譲賃貸だったために大家さんが曲者で、管理会社と大家さんと何度喧嘩をしたことか。部屋自体は悪くないけども、とにかくその辺にムカついていたので(笑)今の部屋に引っ越ししてきた時は天国かと思いました。部屋は半分の狭さになったけど。(その代わり光熱費も半分になりました。無駄に広かったのね)
今の家は住み始めてから隣のセブンイレブンが無くなったり、近くのスーパーが改修したりとありましたが、それも落ち着いて今はセブンもスーパーも健在。しかもスーパーの2階はワンフロア無印。
近くにダイソーも1300円カットのお店も美味しいフレンチの店もあるし、最高の立地で建物自体は古いけども、満足して住んでいました。
とまあ、ここまでが2024年現在のお話なのですが!
23日の火曜日に仕事を終えて、駅でたまたま会った長男と翌日のお弁当のおかずを買って帰宅したら、夫から衝撃のお話がありまして。
なんと、住んでいるマンションが老朽化して立ち退きを依頼されたらしく。
10年前に引っ越してきた時からなんとなく古いのはわかっていたし、トイレにも電源がないし、部屋は前住人の趣味で勝手にペンキ塗られてたし(笑)好き放題されて、壁は断熱材が入ってないからカビまくるし、洗面台は異様に低い位置(多分身長140センチ台の人用)にあったし。
特に痔持ちの夫は、ウォシュレットを付けられないのが嫌だったようだが、本当にどうしようもなかったのです。外壁伝って電気を引く工事をしないとトイレに電源がつけられない構造だったので。
しかし上記にも書いたとおり、便利がいい。
角部屋で日当たりがよく、昼間は電気を付けずに風呂やトイレに入れるという素晴らしい立地。
駅まで10分だし、駐車場もついて家賃は5万程度と格安(うちは3K)。
それに趣味と化しているナチュラルクリーニングをするにも都合がよかった。シャワーが洗濯機に届くため、熱湯を洗濯層へ直接届けることができるのだ。
まあそうやって惜しんだとしても、建物が古くて、おまけに修復不可能な個所が多くて、人が出て部屋が空いているのに住人を募集できない部屋も多いらしい。(雨漏りが止まらないとか)それをちまちまやり直すくらいならば、建て直したほうがいいだろうというのが大家さんと管理会社の判断らしい。とはいえ私たち住民には居住権なるものがあり、おそらく引っ越しにかかる費用などは出していただくように交渉すると思われる。(夫が)
10月を目安に引っ越しを考えてるので、いい部屋を見つけなければ。
下の記事を参考にしつつ(ナイスタイミングで現れた記事なので引用させていただきました。ありがとうございます)上手くヤドカリ出来ればなと思ってます。
ところでこのエッセイチャレンジも今回で最終回。夫も時々読んでくれていて「確かに理学療法士さんとの会話も大体この辺で回している」と指摘していました。当たり障りのない話って、大事ですよね。
もちろんここから深い話になる場合もありますし、あとはまた料理次第。一巡しましたが、今後もまたテーマを決めてエッセイを書いていき、文章力を上げていきたいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?