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芭蕉庵と芭蕉の句碑 風景印と記念碑
東京都文京区にある文京関口一郵便局の風景印には芭蕉の句碑が描かれています。この句碑がある場所は「芭蕉庵」といい、俳聖・松尾芭蕉の住まいがあった場所で、その芭蕉庵とともに描かれています。
松尾芭蕉(1644-1694)
芭蕉は、伊賀国生まれの郷士の家に生まれ、1677年(延宝5年)から3年間、江戸にて神田上水の改修工事にたずさわりました。芭蕉が「奥の細道」の旅に出立したは1689年(元禄2年)で、その10年前ということになります。
芭蕉はその当時も俳諧で名をあげていたものの、以前は伊賀国東堂藩に仕えていました。工事の仕事は副業だったのではないかと思われます。具体的にどのような仕事をしていたのかはわかっていないようです。
記念碑の地図
芭蕉庵の中にあります。入場は無料ですが、日中のみの公開です。最寄駅は地下鉄の江戸川橋駅、都電の早稲田駅。椿山荘の裏に位置します。
碑文
ふる池や かはつ飛こむ みつの音
裏面
この碑は芭蕉翁二百八十年遠忌の記念として建立したものである。
碑面文字は当芭蕉庵伝来の真蹟自画賛を模刻したものである。
昭和四十八年十月十二日 関口芭蕉庵保存会建之
文京関口一郵便局
風景印は郵便局で押してもらえる絵入りの特別な消印で、色は赤茶色です。郵便窓口に「風景印を押して出してください」とお願いすれば、差し出す手紙やはがきに押してもらえます。また、63円以上の切手を貼ったカードなどに押してもらえます。その場合、差し出さずに持ち帰ることができます。
風景印は1996年(平成8年)8月8日から使用開始されたものです。郵便窓口は平日のみの営業です。
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芭蕉の句碑や関連の碑は、風景印に数多く残されています。