
絵はがき大好き 四国霊場開創1200年記念
観光セット絵はがきを大好物としている筆者の手元に、こんな絵はがきセットがあります。四国八十八ケ所霊場をイラストで表現した88枚セットの絵はがきです。セットの厚みはなんと2センチメートル。

「四国霊場開創1200年記念絵はがき」と書かれており、四国総合信用株式会社創立40周年を記念しているようで、ケースには香川銀行とTOMONY HOLDINGSのロゴも添えられています。

四国霊場開創1200年
2014年(平成26年)が弘法大師空海による四国霊場開創1200年として様々な企画が催された年であり、この絵はがきも2014年に作られたのでしょう。1200年の根拠として空海が霊場を開いた年が815年(弘仁6年)とされていますが、八十八箇所の成立は、実際にはもっと後の時代(室町時代以降)のようです。
この絵はがきがどのような理由で世に出たのかはネットの情報からではわかりませんでしたが、イラストを88枚揃え、ケースにも箔押しをしており、手間暇かけて作っていることが伺えます。四国霊場が地域の方に愛されていることが88種類の絵から伝わってきます。