レプリカントをクリアしたって話。
いやー、やっぱいいね。
レプリカント。
感想書くけど若干ネタバレ入るから。気を付けて。
◦作品情報
NieR Replicant ver.1.22474487139...
2021年4月22日発売
2010年発売のNieR RepliCantのバージョンアップ作品
https://www.jp.square-enix.com/nierreplicantv1p2/#
なんかいろいろ良くなったって思っとけばOK。
とはいえリメイクではないから最近のグラフィックのエグいゲームになれた人にはキツイかな。
◦感想
正直言うとフルプライスにしてはボリューム不足ってのはあるね。
オートマタとかもそうなんだけど、周回前提ってなると仕方ないのかな。
「興味ある」くらいの人はセールで買った方がいいかも。
※筆者はフルプライスで買ったことを後悔していません
やっぱり結構異色よね。
オートマタやった人ならわかると思うけど、いろんなジャンルのアクションが1つのアクションゲームの形をとって共存してるの面白い。
3Dアクションは勿論、シューティング、横スクロール、上視点のRPGなどなど。
それがシームレスに変わるんだからすげぇよ。
これ苦手な人は苦手だろうなとは思う。
正直ゲームの「挑戦」とか「斬新」ってあんまり良いイメージないんだけどこのシリーズは成功してんだから尊敬よ。
リィンカーネーション?知らんな。
↓ネタバレ注意↓
今作の目玉、追加要素なんだけど、旧作ではカットされて小説で出てた話がゲームとして追加されてるんよ。
青年編に追加ストーリー・新ボスとして入ってる。
攻略法・スケールも追加らしい感じに壮大になってて良いよ。
ただなぁ...船頭がなぁ...うん...。
シリーズ通してよく人が死ぬゲームだけど、嫁さんの反応とか見ても...辛い。
この話プレイしてて思ったこと書くね。
これさ、メタ的に言えばこの話追加しなければゲーム内で船頭死ななかったよね。
もっと話広げれば、このゲーム、果てにはゲームっていう存在そのものがそう。
今作はストーリー上、大勢の人が死ぬ。
あれ?これ、ストーリー進めなければ人死なないんじゃね?
んな無茶なって思った人、ちょっと聞いてほしい。
レプリカントのストーリーはだいたい2部構成(正確には3部)だ。
少年編と青年編(と新宿編)。※新宿編は今回省きます
少年編は妹の病気を治す話、青年編はさらわれた妹を助ける話だ。
少年編の妹の病気だが、やがて死に至る、そして結構苦しいという設定だ。
まあ兄として助けたいという主人公の気持ちはわかる。
だが私(プレイヤー)は知ってるぞ。青年編になったら妹、家からいなくなるんやぞ。
少年編は妹が既に病気にかかったところから始まる。
極論、ゲーム内で最も幸せ・平和な時間とは、(Aエンドを除いて)少年編の序盤なわけだ。
メタ的には話を進めない=時間が進まないなのだから、苦しむ妹には申し訳ないが世の為に...ね。
まあ世を捨てて妹を守るって今作の趣旨から外れると言えばそうなんだが。(そういえばそういうゲームだったわ)
これは他のRPGにも当てはまるものがある。
少しRPGを思い出してみてほしい。
所定の場所に着くことで強制イベントにはいるものもあるが、大抵はNPCと話すことでストーリーが進行するのではないだろうか。
現実的に考えればそこで攻略を止めれば悪の侵略が進むように思えるが、ゲームというものの性質上問題ない。
まあ私もゲーマーである以上、そんなことはしないし推奨もしない。
こうやってメタ的な考えを持つのもただの趣味だし捻くれてるのは性格。しゃーない。
未プレイがここまで読んでるとは思わないが、是非買ってプレイしてみてほしい。
おしまい。