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【Lake up Voice】前田健滋朗HC|"なくせるミス"をコントロールし、勝利へ近づける
「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON B1リーグ戦」は1月29日(水)滋賀レイクスのホーム・滋賀ダイハツアリーナで第19節 滋賀ダイハツ販売presents 滋賀レイクス vs 長崎ヴェルカが開催されます。
長崎は前田健滋朗HCが昨季まで2シーズン、ヘッドコーチとして指揮した古巣。前回の対戦はアウェーでしたが、ウェルカムムービーで前田HCが迎えられるなど、思い入れのある古巣との対決になります。前節の仙台89ERS戦は1勝1敗、前節を含め次の中断期間となる2月中旬までの7試合を重要と位置付けているため、この長崎戦を勝って勢いを加速させたいところです。
試合を前にした前田健滋朗HCの「Lake up Voice」をお届けします。
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INTERVIEW
ミス起こる可能性があるのかを把握して準備をする|前田健滋朗HC
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Q.仙台戦は1戦目は失点が多くなってしまったが、2戦目は先週のインタビューで話していたような80点取って80点以下に抑えるというゲームになった。2試合をどう振り返るか?
1試合目に関しては、2クォーターのところでかなり大量のビハインドを背負って、ほぼ30点差で前半を終わってしまったというのが全てだと思っています。その原因としてはやはりターンオーバーと不必要なファールで大量得点を取られてしまった。そしてターンオーバーしたことによってうちも点を取れないという状況になってしまったなと思ってます。
それというのは仙台戦GAME1の2クォーターだけではなく、これまでもあったことだと思っている中で、GAME2に関しては、そこのファールのところをしっかりとコントロールすることと、ターンオーバーをしないことにフォーカスしてゲームに入って、選手たちが非常に意識してやってくれたことによって、そこの部分が改善されて、なおかつ勝利につながったのかな、と思っています。
なので、失点76点、これに不必要なファールでフリースローを10本くらい与えていて、なおかつターンオーバーから得点をされていると、おそらく90〜100失点くらいいっていたようなゲーム。ただ、そこをしっかりとコントロールできたことによって76点になった。そういった認識をしていますし、今後もそこを意識していかないと、難しい試合になったりとか、大量得点を取られる展開になるだろうなとは思っています。
Q.ターンオーバーの部分では、1戦目から2戦目で違うチームかというくらい減った(GAME1=23→GAME2=9)が、意識だけで変わった部分か?
(GAME1での)ターンオーバーの映像を(GAME2前のミーティングで)全部見て、種類を分けて、選手たちにフィードバックをしました。その中で、うちの不要意によって起こっているミスもかなりあった、と思っています。なので、そこを選手たちが気をつけたこと、気をつけながらプレーしたこと、というのが全てだったと思いますし、意識だけで変わるって大変ですけども、意識でかなり少なくはできるかなと思っています。
何で起きたエラーなのか?不用意によるエラーなのか?それともシステム的なエラーなのか?もしくはやってることはあってるけどもそのクオリティのところのエラーなのか?あとは選手が判断するところで間違った判断をしてしまったのか?判断のところは、ああだこうだ言ったところで難しい部分があります。ただ、"それ以外のところに関してはなくせるよね"という話と、判断のところに関しては”こういった状況が起きてるから、こういったことをすることによって、よりミスではなくシュートにつながる”という話はしました。
Q.一番抑えれたターンオーバーはどの分類だったか?
インバウンドのターンオーバーだったと思ってます。GAME1だとベースラインのアウトオブバンズから4回ターンオーバーを起こしてしまった。もう1本はバックコートのサイドのインバウンドから1個ミスをしてしまった。
それでもう5つ、GAME1のターンオーバー23個のうちの5つがそこの部分なので、そこの部分は絶対減らせるよねというところです。
Q.水曜ゲームは準備期間も短く1試合なので難しい部分がある。今季ここまで3試合の水曜ゲームは入りで苦しんだり、最後まで乗れないまま終わる試合もあったが、今回はどういう風に臨まなければいけない、もしくは準備しているか?
これまでの入りが良くないとか、それこそ一つのクォーターで一気に得点差をつけられるっていう展開は、基本的に今お話ししていたターンオーバーの部分だったり、不必要なファールだったり、簡単なレイアップをさせるとか、トランジションでやられるっていうところが全てだと思っています。この前の仙台戦GAME2に関してはそこを40分間コントロールして勝つことができた、今季初めてのそういった勝ち方だったので、そこをしっかりと次に生かすためには、長崎の試合でどういったことが自分たちのミスが起こる可能性があるのかということを把握して事前に準備をすること、そこが一つ大事な要素ですし、いい試合の入りをするためにも必要なことだなと思っています。
Q.長崎は古巣で2回目の対戦ですけれども、前回対戦してみてアップデートされた印象は?
コーチが新しく、非常に素晴らしいコーチが来て、非常に固いディフェンスが特徴のチーム、なおかつ非常にインテンシティだったりフィジカルっていうのがすごくあるチームだと思っていますし、長崎をまた一つ上の段階に持っていっているコーチだな、と思っているので、この前の12月の試合も非常に難しい試合だったなというふうには捉えています。
ただ、自分たちにも勝つチャンスというのは特に1戦目にはあったので、そういった展開というのはしっかりと持っていきたいなと思いますし、得点でいうとやっぱり80点を超えたいと思ってますし、ディフェンスで言ったら、相手は得点源のマーク・スミス選手がいなくて(インジュアリーリスト登録)、バスケット的にもチームとしても今苦しい状況なのかなという風に思っている中で、いかに80点以下というよりかは70点以下に抑えられるかというところがポイントになってくるかなと思ってます。
Q.後半戦最初のホームゲームへ向けて、ブースターにメッセージを
ホームでの勝利は琉球戦以来ないですし、2025年になっても(ホームでは)勝利を届けられていないという意味でも、皆さんに一つまず勝利を届けられるようにチーム一丸となって戦いますので、後押し、声援をよろしくお願いします。
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