【試合の見どころ】5.11-13 日本生命B2プレーオフ セミファイナル 山形ワイヴァンズ戦(HOME)
こんにちは、滋賀レイクス広報室です。
いよいよ「1シーズンでのB1復帰」をかけ、滋賀レイクスが日本生命B2 PLAYOFFS SEMIFINALS(セミファイナル)2023-24に挑みます。2戦先勝でここを勝ち上がった瞬間、B1復帰が決定します。
相手は今シーズンのリーグ戦で4勝0敗と相性の良い成績だった山形ワイヴァンズ。しかし、山形はB2西地区で滋賀が最後まで優勝を争ったライジングゼファー福岡をアウェーで下して勝ち上がってきています。何より、クォーターファイナルで滋賀は青森ワッツに先勝を許し、一時は崖っぷちに追い込まれているだけに、ホームの大声援のアドバンテージの中で先に1勝をもぎ取って昇格に王手をかけたいところ。
田原隆徳、眞庭城聖の2選手にとっては、昇格をかけた運命のセミファイナルが昨季まで2シーズン所属した古巣との対戦。クォーターファイナルを超える大声援間違いなしの大一番。滋賀レイクスに関わる全員でGET BACK!FINISH TOGETHERを完遂しましょう。
※ご来場予定の山形ブースターの方が読まれていたら、ぜひ激アツの雰囲気になるであろう当日の滋賀ダイハツアリーナを楽しんでいってください!
会場でも、バスケットLIVEからも、ぜひ応援をよろしくお願いします!
今節の対戦相手の紹介と、試合に向けたコメント(後日アップ)を📝お届けします。
開催概要
日本生命B2 PLAYOFFS
SEMIFINALS 2023-24
滋賀レイクス vs 山形ワイヴァンズ
【GAME1】5月11日(土)14:00試合開始
【GAME2】5月12日(日)14:00試合開始
>>テレビ中継(NHK大津)
【GAME3】5月13日(月)19:00試合開始
試合会場:滋賀ダイハツアリーナ
対戦比較
対戦相手:山形はどんなチーム?
フィールドゴールのアテンプト(試投数)のうち3Pシュートの締める割合は48.9%とリーグ最多(2位は岩手 44.2%)。総得点に占める3Pの割合も52.7%と最も高く、B2で唯一、半分以上の得点を3Pで挙げている3Pシュート主体に振り切ったチーム。3P成功率も34.8%とリーグ3位。
リバウンド数はリーグ13位、ブロック数はリーグ12位とインサイドの攻防では引けをとっている。
スコアリーダーのジェームズ・ベルは日本2年目で、昨季は田原隆徳や眞庭城聖ともチームメート。リーグ7位(平均17.5得点)の点取り屋3Pシュートも得意としている。
20歳のPG岡島和真がレギュラーシーズンで60試合フル出場し日本人最長のプレータイム。身長171cmと小柄ながら平均9.3得点とアグレッシブにリングへアタックするプレーで躍進を遂げている。
今季対戦の振り返り
滋賀 85-75 山形
12月2日 @滋賀ダイハツアリーナ
>>試合レポート(HC/選手コメント・ハイライト)
滋賀 88-74 山形
12月3日 @滋賀ダイハツアリーナ
>>試合レポート(HC/選手コメント・ハイライト)
山形 76-92 滋賀
2月17日 @山形県総合運動公園
>>試合レポート(HC/選手コメント・ハイライト)
山形 92-107 滋賀
2月18日 @山形県総合運動公園
>>試合レポート(HC/選手コメント・ハイライト)
山形戦へ向けたインタビュー
ダビー・ゴメスHC
こういったプレーオフのようなゲームでは楽しむことが大事になります。選手たちも子どもの頃は楽しむことだけを考えてプレーしていたはずです。その気持ちを、プロになってこのような大事な試合を迎えても忘れないでプレーすることが大事です。楽しむことができればプレッシャーは感じないはずです。「こうしなければならない」と思ってしまうと、プレーは悪くなってしまいます。楽しむことが一番大事です。
Q.山形はレギュラーシーズンに4勝0敗
フィジカルでは自分たちにアドバンテージがあると思っていますので、そこを支配することがまず一つです。山形はディフェンスリバウンドを少し苦手としていますので、オフェンスリバウンドにどんどん入っていかないといけません。ブロックもあまり多くはないので、データから見えます通りしっかりとフィジカルで支配することです。青森戦では19個のオフェンスリバウンドを取れていますので、そこの仕事をさらに高いレベルでやり続けることです。山形はリーグの中で一番3Pを打つチームです。あとはジェームズ・ベル選手の1on1が基本となってきます。まずは山形のチーム全体として3Pの確率を落とすようにすることが一つ、次にベル選手の成功率をどれだけ低くできるか、逆にペイントを自分たちがどれだけフィジカルで支配できるか、そこはゲームのキーだと思っています。
プレーオフの山形vs福岡を見ていて、山形の試合の中でのアジャストにはとても興味深いものがありました。前回山形と我々が対戦した時とは全然違う状態になっているのではないかと思っています。
Q.クォーターファイナルを終えてチームのプレーオフへのアジャストは?
一緒に苦しんで大変なところを乗り越えたということが一番大事かなと思っています。一つ大きなパンチを先に喰らってしまうと、それからやり返すのは難しくなります。自分たちは青森戦で先にパンチを浴びてからしっかりカムバックすることができたことは大きな収穫かなと思います。そこでスイッチを入れたことでカムバックできました。自分たちの中にはプレーオフ未経験の選手もいたので、プレーオフの状況では一つの失敗が5点10点を相手に献上してしまうこともあります。クォーターファイナルGAME1の1Qのように同じミスを何回も繰り返してしまったり、最初に大きな点差をつけられてスタートすることはよくないです。原因として考えられるのはプレーオフという雰囲気にエキサイトしてしまったからか、状況に飲まれてしまったからなのか、その二つしかないと思います。その辺りはもう経験したので大丈夫だと思っています。そういった経験ができたことはチームにとってものすごく大きいので次に活かしていきたいです。
Q.山形が勝ち上がってきたのは何がストロングだからだと思うか?
福岡のビッグマンにとって(ポジションの相性的に)ベル選手を守ることが難しかったことがあったと思います。我々との違いでいうと、我々のビッグマンはベル選手を守ることができますし、宮本選手も湧川選手もベル選手を守ることができます。福岡はスタイルとしてペースの遅いチームで、自分たちは速いチームです。ゆっくりのペースだと、山形もポゼッションをしっかりとプレーすることができますが、速いペースだと山形も快適にはプレーできないと思います。山形にとって、QFの福岡と、SFの滋賀という組み合わせではバスケットボールの違いが気をつけないといけないところになると思います。
Q.QF初戦の入りのところで苦しんだが、SFでは選手にメンタル面でアドバイスすることはあったか?
フィジカルにやるということをスタートは一番大事にしなければいけないです。青森戦では最初の4分間で、自分がタイムアウトを取るまでにファールは1回だけでした。16点取られている中でファールが1回だけというのは、相手チームに「我々はソフトだよ」とメッセージを送っているようなものです。本来は逆であるべきです。オフェンスであれば激しくリングにアタックすること、ディフェンスではファールを吹かれたとしても「ソフトにやらせない」と相手に伝えることが一番大事だと思っています。こういったゲームでは戦術的な話もできますが、重要なのはこういったゲームに対して何をコートで自分たちがもたらすことができるかということです。自分のマッチアップしている選手が3Pを決めたのであれば、次のマッチアップで間合いを詰めようとか、チームとしてインサイドを攻めるプレーが有効だったら、次のプレーもインサイドを見るといことが必要です。青森戦GAME3ではハミルトン選手が3Pを決めてきましたけど、次のプレーでも彼は決めてきました。それがプレーオフでコートにいる本来の選手のあるべき姿だと思います。
山形に最初に伝えなければいけないメッセージは「今日は滋賀に勝つのは難しい」ということ。それが試合の一番最初に伝えられるメッセージとして大きなことだと思います。
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