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【試合へ向けたインタビュー】10/19-20 vs琉球(HOME)|前田HC、野本選手、カーター選手

滋賀レイクスは10月19日(土)20日(日)、ホームの滋賀ダイハツアリーナにて、「2024-25シーズン りそなグループ B1リーグ戦 第3節 村田製作所presents 滋賀レイクス vs琉球ゴールデンキングス」を開催します。

今回は前田健滋朗HC、キャプテンの野本大智選手、ハビエル・カーター選手に試合前日インタビューを行いました。

昨シーズンのB1チャンピオンシップ準優勝の琉球をホームに迎えます。前節は昨季B1最高勝率の宇都宮ブレックスを相手に試合終盤まで接戦を演じましたが、今季初勝利はなりませんでした。それでも、試合ごとに内容は良くなってきており、前週に続きチャンピオン経験チームとの対戦になりますが、ホームで初勝利を掴み取ろうとチームも心を一つにしています。



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「Bプレミア参入の上昇気流を試合でも」
前田健滋朗HC


Q.毎試合課題を解消しながら進めているように感じるが、コーチとしてはどのように見ているか?

「チームの成長曲線で考えた場合には、しっかりと成長することはできているな、というふうに思っています。
ただその物差しは自分たちの物差しで、リーグで戦っていくだったり勝っていくという物差しで考えた場合には、その成長のスピードは遅いかな、というふうには思っています。
なので、成長自体に関しては満足してますけども、成長のスピードはもっともっと早くしていかないといけないということは非常に感じています。」

Q.試合によってプレータイムの長い選手が様々だが試しているのか?

「試しているというよりかは、その時にいい選手、そしてチームが勝つために必要な選手というのでプレータイムというのが決まっていくと思っているので、試しているというよりかはこの試合で一番勝つ可能性が高いメンバーで行っていると考えてはいます。
なので、どの選手もそれぞれ武器がある中で、それをどのチームに対しても、どんな状況でも発揮することを今後は求めていきたいと思っています。
そうすることによって、もちろんみんな試合に出たいというふうに思っているので、そこが安定したプレータイムになっていったり、出る選手が安定していくのはそういうところかなと。ただ安定していくということは出れない選手が出てくるので、そういった選手というのは、しっかりと自分をアピールしていかなきゃいけないという風に思っているので、常に競争が起きていくという部分を求めてはいます。」

Q.江原選手が大阪戦でチャンスをつかんで、宇都宮戦でステップアップしている好例ですね

「非常にいい例だと思います。ただ次の琉球戦でどうなっていくかっていうところが彼にとってはチャレンジですし、やっぱり調子のいい選手を相手は止めに来る、スカウティングしてくるという中でしっかりとステップアップしなきゃいけないので、現状に満足していても次の試合で活躍できる保証はないので、どんな状況であれ、しっかりと成長して行って欲しいと思ってます。」

Q.琉球戦でのポイントはどこだと考えているか

「まずはやっぱりチャンピオンチームですし、東アジアのEASLにも出ていてアジアでもトップのチームなので、そういったチームに対して、このレイクスがどういったチームかというのをしっかりと示すということが大事だと思っていますし、まず自分たちのいいところをしっかりと出すこと、それを伸ばすことをしっかり出したいと思っています。
ここ最近の試合で言えば、10点リードする状況だったり、7点リードするような状況っていうのは試合中起きてきています。
そこをさらにもっとリードすること、そして相手に得点を迫られた時にしっかりと我慢してディフェンスでストップするリバウンドを取るということを続けていくことが、琉球戦で勝つために必要になってくると思っているので、チーム一丸そしてクラブ一丸、ブースターの皆さんと一丸となって絶対琉球を倒したいと思っています。」

Q.今節も満員に近い状態になりそう。勝利を待ち望んでいるブースターにメッセージ

「今、クラブにとっても、そしてこの滋賀レイクスを取り巻く皆さんにとっても、本当にBプレミアが決まってすごく上昇気流だと思っています。ですので、この上昇気流に対して、しっかりと自分たちが結果で皆さんの勢いをさらにつけれるように頑張りますので、一緒になって戦って、レイクス一色のゲームにしましょう!」


「勝ちまであと少し。そこをどう表現できるか」
野本大智選手

Q.宇都宮戦では3Pが4本入ってキャリアハイだった。今季取り組んできたことが結果に表れている

「外のシュートの感覚"は"すごくいいです。本当にやってきたことが、ちゃんと練習通りそのまま試合に出ているという。正しいことをやり続けて、ちゃんと結果として現れているのはすごい嬉しいです。」

Q.「外のシュートは」ということは、納得いっていない部分もある?

「やっぱりポイントガードとしてゲームをコントロールするとか、そういったところは全然まだまだだな、というところが一番あります。
自分の出てる時間帯でのマイナスっていうのがすごい自分としては気になるし、本当に先週末の宇都宮戦もトップチーム相手ではあったけど、勝てるところまで持っていけたゲームでもあったし、そういったところも含めて自分のマイナスのところがすごいもったいないっていうのは感じているので、自分のスコアとかいいところもあるっていうポジティブな面もありながらも、もうちょっと目を向けないといけないところも出たここ4試合だったかな、というふうに思います。」

Q.琉球戦、チームとして個人としてどういうふうに挑んでいくか?

「チームとしてはずっとそうですけど、もちろん僕らはチャレンジャーだし、噛みつきに行く、そして倒しに行く、勝ちに行くっていうところは当たり前で、宇都宮戦と同じ、もしくはそれ以上に、僕らから倒しに行くアタックしに行くっていうところを、相手にまずメッセージとして与えることが一番大切だと思っています。

琉球に関して言えば、クーリー選手やカーク選手、インサイドに強いビッグマンがゴール下にいる相手に対して、僕らはあんまり大きいチームじゃないから、ビッグマンだけじゃなく、他のウィングの選手やガードの選手がどれだけリバウンドに絡めるか、そういったところもチームとしては大きなチャレンジだと思います。
ポイントガードのところでは、岸本選手がプレーメイクだったり、本当にいろんなことをしてくる中で、僕らがいかにフラストレーションを溜めさせられるか、ディフェンスでしっかりストップできるか、そういうところがこのゲームのポイントかなと思います。

本当に僕らにとっては大きいチャレンジだし、今4試合、本当にいい形でチームは来ているし、日に日に自分たちがここをやらなきゃいけないよねっていうところを少しずつ改善して良くなっていけてるから、今度はそれを勝ちにつなげるっていう、本当にあと少しのところに来ていると思うので、そこをチームとしてどう表現できるかというところが琉球のゲームは大切かなと思います。」

Q.観にきてくださるブースターへメッセージを

「自分たちがどう見られているかとかそういったことよりも、一番はこのチームの中で自分たちがどう感じているか、自分たちもポジティブに感じている部分があるし、自分たちの良いところを自分たちから消さないようにやり続けないといけない。
開幕戦で本当に素晴らしい雰囲気の中で試合をさせてもらって、プレーオフで経験した滋賀のホームの強さみたいなものをまた改めて感じることができた。今度はこのホームゲームでしっかり勝利してみんなで勝ちを分かち合う、そんな瞬間をブースターの皆さんにも期待してもらいたいし、僕らもそれを作れるように頑張っていきたいと思います。」


琉球に苦手意識なし「成功体験活かしたい」
ハビエル・カーター選手

Q.開幕からまだ勝利がない状況でだが、どのように取り組んでいるか。
私たちにとって厳しいスタートだったと思います。私もチームも勝つ可能性を1%でも増やすために、毎日の練習でもっと良くならないといけないと常に思っています。自分自身のこととしては、昨日よりも成長することに集中して、試合の時には、チームが勝てるように、もしくは可能な限り勝つチャンスを得られるように、やるべきことをしっかりこなさなければならないと思っています。

Q.チームでの自身の役割をどう捉えているか?
自分の役割は、ディフェンスでもオフェンスでもインサイドで存在感を示すことです。リバウンドを取って、良いスクリーンでみんながフリーになるようにしっかりサポートし、そしてしっかり下がって、チームメイトがより良いプレーができるように助けることだと思っています。

Q.琉球戦では相手のビッグマンへの対応が鍵になってくる。そこに対してどう臨むか?
「今までの私のキャリアの中で、琉球に対してはある程度の成功体験があります。昨シーズンはリーグ戦でも良い結果を残せましたし、苦手な印象はないです。だから、個人的にはその経験を活かして、積極的にプレーしながら、チームメイトに最初から強く臨む必要があることを伝えたいです。
相手は本当に強いチームだから、試合全体を通してこっちも強いバスケットボールを貫くことが大切です。そして、自分ができる限り支配的なプレーをして、チームメイトをサポートし、彼らがどうやって継続的にハードにプレーすべきかを伝えられるよう努めたいです。
私たちは自分たちができたこと、あるいはできることを試合で組み合わせて、勝つチャンスをしっかりつかむ必要があります。」

Q.初勝利に向けて、意気込みを
「試合に集中することだけにフォーカスして、試合を軽く見ないようにすることです。相手は強敵ですが、どんな試合でも、常に同じ心構えで積極的にプレーし、40分間できる限りハードにプレーし続ければ、勝利を掴むことができるはずです。」

Q.ブースターの皆様へのメッセージ
「シーズンの開幕からサポートしてくださり感謝します。開幕戦で勝利をお届けしたかったのですが、2試合とも負けてしまったにもかかわらず、毎日応援してくださったこと、本当に感謝しています。これからも引き続き応援していただけると嬉しいですし、また会場に足を運んでいただけたらと思います。私たちはこれからも一生懸命頑張り、皆さんに勝利をお届けできるよう努力します。そして、誇りに思ってもらえるようなチームにしていきます。」


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3UP CHALLENGES

滋賀レイクスでは、2シーズンぶりのB1復帰となる「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」において、シーズンスローガン「Get Louder!」を、共に戦うすべての人々と一緒に引き起こすため、3つの "Up"をテーマにした「3UP CHALLENGES」を今季の目標に掲げました。

「Winning up challenges」「Boost up Challenges」「Home up challenges」の9項目のうちを、一つでも多くのチャレンジを達成すべくレギュラーシーズンを戦って参ります。

「Winning up challenges」「Home up challenges」のうち、今節の琉球戦は以下の対象試合となります。

・西地区勝ち越し(Winning up challengges)=現在 2敗(残り26試合)
・全体勝ち越し(Winning up challengges)=現在 2敗(残り56試合)
・ホームゲーム連勝(Home up challengges)
・ホームでUPSET 7勝以上(Home up challengges)※昨季のCS出場チーム対象 =現在0勝(残り18試合)
・ホーム勝ち越し(Home up challengges)=現在 2敗(残り28試合)