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【LAKE UP!POINT】|大きな初勝利と「本当のB1」を得た2日間(2024/10/19-20 vs琉球)

滋賀レイクスは10月19日と20日にホームの滋賀ダイハツアリーナで開催された「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 シーズン 第3節 村田製作所presents 滋賀レイクス vs 琉球ゴールデンキングス」を戦い、GAME1を89-81でB1復帰後の初勝利を挙げ、GAME2は72-108で敗れました。


確かな自信と、「本当のB1」
その二つを同時に経験できた二日間だった。

開幕4連敗も、確実に前進している手応えを持って臨んだ今季2カード目のホームゲーム。相手は直接対決で過去4シーズン(うち1シーズンはB2のため対戦なし)勝利できていない琉球ゴールデンキングスだったが、GAME1は1Qで3Pを6本成功させるなどして31-18の大量リードを奪うと、琉球にじわじわと詰め寄られながらも後半で9個の相手ターンオーバーを誘発するなど高い強度のディフェンスでリードを守り切った。レギュラーシーズンでのクラブ入場者記録を更新する大観衆の中で待望の"B1復帰初勝利"を掴み取った。

試合後、喜び沸く観客への勝利報告。だが、試合後の記者会見での前田健滋朗HCの言葉は安堵よりも緊張感が滲み出ていた。
「明日は琉球さんが目の色変えてくるというのは明らかなので、それを上回る気持ちで来ないと"試合にならない"可能性もある。琉球に対して"自分たちが食ってやるんだ"という思いで行くことが一番大事」

そしてGAME2は言葉通りの展開となる。序盤こそ、野本やカミングスらの3Pがよく決まり3点のビハインドで喰らいつくが、游や野本、常田らガード陣のアグレッシブなディフェンスがファールトラブルを招き、GAME1では1試合で5個だったターンオーバーが前半で10個を記録。後半はディフェンスがソフトになり3Qだけで7/9の高確率で3Pを決められ、リバウンドも後半で12-25と完敗。後半だけで32-63というほぼダブルスコアの展開で琉球の底力を見せつけられた。

キャプテンの野本大智は試合後の会見で「マインドセットの部分が全然(GAME1と)違いました。前半は僕らも戦えていたと思うが、後半に一気に離されてしまい、琉球にB1のトップレベルを感じさせられた」と振り返った。一方で、「僕らがもう戦えないかとか、それとはまた違うなと思っています。現在地は結果の通り。ただ、この6試合でも1試合1試合、明日はこういう成長したいとか、次の練習ではこうなっていこうとか、そういった段階はしっかり踏めている。それは練習でも試合でもそうだと思っていて、その結果が昨日の勝ちだと思う。今日の前半までしっかり戦えたことは、僕らにとっての成長の結果でポジティブに自分たちが捉えるべき部分」とも語った。

この2日間で得たものを問われた前田HCは「本当のB1(を体感できたこと)じゃないですかね。」と話し、「昨日とは琉球の目の色が違ったと思いますし、"絶対ぶっ潰す"という感じで来ていたと思う。もし昨日負けてたら、今日の琉球さんとは対戦できなかった。彼らはもっと素晴らしい力を持っていると思うが、そこに自分たちが勝っていきたい、そういったクラブになっていきたいという思いは絶対にありますし、そういった姿というのをブースターの皆さんにもお見せしたいし、勝ちを届けたい」と言葉に力を込めた。

琉球から5シーズンぶりの勝利を奪い、その翌日にチャンピオン経験チームの真の強さを体感する。シーズンは1/10終えたばかりだが、「毎日1%ずつ成長を続ける」を掲げているLake up teamは、一つずつ、必要なステップを踏んでいる。


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