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【試合へ向けたインタビュー】10/23 vs北海道(HOME)|前田HC、游選手、常田選手

滋賀レイクスは10月23日(水)、ホームの滋賀ダイハツアリーナにて、「2024-25シーズン りそなグループ B1リーグ戦 第4節 月の輪自動車教習所presents 滋賀レイクス vs レバンガ北海道」を開催します。

今回は前田健滋朗HC、游艾喆選手、常田耕平選手に試合前日インタビューを行いました。



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「配布シャツが良い思い出の記念になるように」
前田健滋朗HC

Q.琉球戦を終えて、今日の練習ではチームに対してはどのようなメッセージを送っているか?

記者会見でも話をしたんですけど、自分たちの物差しで言えば、成長はしています。ただ、B1で戦っていくという物差しではまだまだ足らないという話をしました。個人としてもチームとしてもしっかりと成長のスピードを早くしていかないことには、もうシーズンというのはすぐに終わりますし、それぞれ選手としてのキャリア、自分も含めてキャリアっていうのは、すぐに終わってしまうものだと思っているので、どのチームより、どの選手よりも成長のスピードを速くしなきゃいけないっていうことの話はしました。

Q.今までは高さで不利な相手との対戦が続いたが、北海道はそこまでサイズの大きなチームではないため、逆にスピードやアグレッシブさというところで争うことになるのかと思う。どんな試合になるか?

外国籍選手に限ってはトーマス・ウェルシュ選手だったり、ライアン・クリーナー選手もサイズがある大きな選手です。ただ、日本人選手たちは、今まで対戦したチームに比べれば少し背がが低いチームかな、と思っています。ただ、非常にスピードがある日本人選手もいますし、シュート力のあるシューターの選手もいるのでなので、非常にいい選手が揃っているチームです。
チームとしても非常に組織だっていて、しっかりと24秒を使ったオフェンスを常にやってきますし、常にアクションが1ポゼッションの中でも何回も起こるというようなチームのオフェンスかな、と思っているので、いかに我慢強くディフェンスをし続けられるかっていうところが一つの鍵になってくるかな、と思ってます。まず、ディフェンスの部分に関しては、そこがポイントだと思います。
オフェンスに関しては、もういかにうちのオフェンスっていうことをまず発揮できるか、しっかりいいスペーシングでプレイし続けること、アドバンテージのオフェンスっていうのを作り続けることが一番大事と思ってます。
得点が止まっている時っていうのは、やっぱり一対一が多くなって無理なショットっていう部分だったり、無理なドライブだったり、無理なバスによってターンオーバーが起きているので、その時間帯を少なくして、チームでオフェンスしている時間帯をしっかりと40分間やり続けるっていうことが、北海道さんどうこうというところもありますけど、そことの勝負っていうのがうちのオフェンス面は大きいかなと思っています。

Q.ディフェンス面で言うと、失点数は多くなっているが、中身を見た時に現状のディフェンスの完成度、遂行度はどうか?

現実としてリーグで最下位のディフェンス力というところは明らかなので、そこはもう隠しようもない事実です。
ポジティブな要素がゼロかというと、ゼロではないと思うんですけど、それが例えば10回のポジションあって1回しかないっていうのがおそらく今の現状かなと思ってます。それを2ポゼッションも3ポゼッションも4ポゼッションも増やしていくっていうところが必要になってくると思いますし、ディフェンスのいいチームっていうのは、それを10回中9回はしっかりとしたポゼッションを持ってこれるっていうのが強いチームかなと思っているので、そういった意味ではまだまだディフェンス面っていうのは向上が必要かなと思ってます。

Q.再現性や安定感がカギ

そうですね。毎ポゼッションで相手に難しいショットにさせ続けるっていうところかなとなんで相手がシュート落ちるのを待つのではなくて、相手のショットを難しいものにするっていうところの考え方かなと思ってます。
そこを自分たち主導で落とすというようなシーンを増やさないといけないと思っています。そうしないとディフェンスのリーグでの順位というのも上がっていかないですし、それが勝率を上げていく形にもならないので、隠しようのない事実なので、そこを改善するだけだと思っています。

Q.最後は水曜ナイターというところで土日とは違う雰囲気になる。今回も4000人超えることもできそうだ。水曜にも来てくれるから、応援してくださるブースターへメッセージを

「水曜日も来てくださる方がいらっしゃるということも聞いてますし、むしろ、土日に来ることができなくて、水曜日だから来れるというお客さんもいるというふうに聞いてます。なので、どの人たちにとっても貴重な水曜日の夜の時間を使って見に来ていただくということに対して、しっかりとプロの意識を持って試合の最初から最後まで楽しんでもらえるように、そしてもう一回試合を見たいと思ってもらえるようなゲームをするっていうことが、まず一つ目に大事だと思ってます。

二つ目は来場者の皆さんにTシャツを配ると聞いてます。なので、そのTシャツがどんな記念になるかっていうのはすごく大事だと思ってます。そのTシャツを見たら北海道との今回のゲームっていうのを思い出す。そしてそれがいい思い出になるっていうことがすごく必要なことだと思っているので、皆さんにとってもいい記念になる青色のTシャツになればなという風に思っています。」


「自分の得意なプレーができている」
游艾喆選手

Q. プロ初勝利を経験して何を感じたか?

琉球との試合は、チームとして素晴らしい勝利だったと感じています。自分のプレーにも満足しています。攻守両面で十分な準備をして挑みました。この試合がプロキャリアでの初勝利となり、とても特別で意義のある試合でした。初勝利があってこそ、次の勝利に繋がるので、もっと努力して毎日の試合に向けて準備していこうと思っています。」

Q 琉球戦GAME1では10得点、アシスト、スティールもここまで良いスタッツを残せている

「まず、チームメイトやコーチングスタッフが自分に十分な自信を与えてくれたおかげで、自分の得意なプレーができたと思います。もちろん、修正すべき点もたくさんありますが、その試合で良いスタッツを残せたことに満足しています。そしてチームとともに勝利を収めることができてとても嬉しいです。この初勝利は、自分にとって特別な一日でしたし、この調子を維持していきたいと思っています。」

Q. ファン・ブースターへのメッセージ

「まず、ファンの皆さんが試合を見に来てくれたことに感謝しています。台湾のファンだけでなく、日本のファンの皆さんも、素晴らしい雰囲気を作り出してくれて、本当にありがたいです。皆さんの応援が、僕たち選手にさらなる力を与えてくれています。ファンの熱意のおかげで、僕たちはもっと良いプレーをしたいと思えますし、皆さんの応援に応えたいです。本当にありがとうございます。試合に足を運んでくれることが、僕たちにとって最大の原動力です。」

Q 台湾での反響はチェックしている?

「はい、チェックしています。メッセージも全て見ています。返信できていないものもありますが、台湾や日本のファンからの応援メッセージは全部見ています。皆さんの応援や励ましをとても感謝しています。これからも、さらに努力して良いプレーを見せられるように頑張ります。」


「すごく楽しめてB1生活を送れている」
常田耕平選手

Q.琉球戦終わってみて、チームの状況はどう感じているか?

「琉球の試合の前もそうですけど、連敗してはいましたけど、チームとして落ちてるわけではなかったですし、どちらかというと毎試合毎試合、チームとしてのレベルアップをすごく体感することができていたので、チームとしてもすごくポジティブなメンタリティだったと思います。それこそチャンピオンチームの琉球とシーズンの序盤でやれるっていうのは、すごくいい機会だったなとは思ったので、そこでしっかり勝ち切ることができましたけど。ただやっぱり連勝ってところまでは届かなかったですしただ、"アップセット"と言われるものはしっかりできたと思うので、これから先、そういうチームがほとんどだと思うので、アップセットと言われなくなるようにすることが次の目標でありますし、次の北海道戦に関しては順位も同じくらいですが、自分たちは相手にチャレンジするというか、自分たちのステップアップにチャレンジするという意味で、しっかりチャレンジャー精神を持ってやりたいなと思います。」

Q.大阪、宇都宮、琉球と、特別指定の頃とは立場も違う状況で対戦した。個人としてもB1に復帰したシーズンをどう戦えているか?

「B1になって、B2でできてたことができなくなっていることももちろんありますけど、ただそこはステップアップできるっていうのは、確信というか、ステップアップすれば必ず通用するっていうものはもちろんあります。それ以外でも普通に自分の持っているスキルが通用する部分であったりというのは感じてはいるので、徐々に慣れていっているなという感覚です。フィジカルレベルのところもそうですし、相手のスキルの高い選手が多い部分だったりとかそういう部分には少しずつ慣れていってはいるので、自分自身も1試合1試合通して良くなっていってるかなとは思います。

あとは、それこそ宇都宮とか琉球とやって、Bリーグの中でもトップの選手とマッチアップすることを純粋に楽しめていますし、やられちゃうことももちろんありますけど、ただ次やった時はそうはいかないぞっていう気持ちにもなりますし、相手選手が自分のステップアップのモチベーションになっているので、すごく楽しめてB1生活を送れています。」

Q.次の北海道はこれまでのようにサイズで不利のある相手ではないが、その分、速くアグレッシブに仕掛けてくると予想される。ポイントはどういうところだと思っていまるか?

「本当にそういう部分だと思います。サイズが小さいからこそすごくアップテンポなバスケットボールを北海道はしてくるので、そこに対してしっかり自分たちがアジャストして、そういう点数はなくしていかなきゃいけないです。向こうはサイズが小さいっていうのはありますけど、ただすごくアグレッシブにやってくるので、ディフェンスの部分だったりとか、リバウンドの部分っていうのは、高いインテンシティを持ちながら1試合通してやってくるので、そこに対して自分たちが今回はサイズが大きいからっていう考え方だと絶対ダメなので、今、宇都宮とか琉球とやって自分たちのスタンダードっていうのを上げていっている部分だと思うので、そこを相手に合わせるんじゃなくて、自分たちのステップアップのためのチャレンジだと思うのでそういう部分だと思います。
ケニーさん(前田HC)にも言われたんですけど、リーグで失点が多かったりとか、リバウンドは1年通してチームとして課題ではあるので、
そういうところにフォーカスしていればおのずと結果が出てくると思うので、相手が誰とかではなくて、しっかり自分たちにフォーカスして頑張りたいです。」

Q.水曜のナイターゲームですが4000人近い来場者数になりそう。そういった雰囲気を作ってくれているブースターに一言メッセージを

「琉球戦も、土曜日と日曜日と内容が少し変わるようなゲームではあったんですけど、土曜日の声援もそうですし、日曜日の声援も全く変わらなかったので、本当にどれだけの点差がついても自分たちのチャレンジだったり、ステップアップに背中を押してくれるじゃないですけど、そういう雰囲気がすごくアリーナ内にできているので、とにかく自分もホームで勝ちたい。もちろんアウェーも勝ちますけど、ホームでとにかくできるだけ多くの勝利を皆さんに伝えたいと思うので、ぜひ水曜日、仕事終わりでも学校帰りでも足を運んでくれると、勝利への一つのピースになると思うので、待ってます。」


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3UP CHALLENGES

滋賀レイクスでは、2シーズンぶりのB1復帰となる「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」において、シーズンスローガン「Get Louder!」を、共に戦うすべての人々と一緒に引き起こすため、3つの "Up"をテーマにした「3UP CHALLENGES」を今季の目標に掲げました。

「Winning up challenges」「Boost up Challenges」「Home up challenges」の9項目のうちを、一つでも多くのチャレンジを達成すべくレギュラーシーズンを戦って参ります。