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【試合へ向けたインタビュー】10/12-13 vs宇都宮|前田HC、田原選手、岡田選手

滋賀レイクスは10月12日(土)13日(日)、アウェーのブレックスアリーナ宇都宮に乗り込み、宇都宮ブレックスと対戦します。

開幕節はホームで2連敗を喫してしまいましたが、GAME2は4Qだけで最大23点のビハインドを3点差まで追い上げるなど、爆発力のポテンシャルを発揮しました。今回の相手となる宇都宮は昨季のB1東地区優勝チーム。昨季からHCが交代しましたが、主力メンバーはほぼそのままで、2023-24シーズンMVPのD.J・ニュービル、日本代表の比江島慎など実力も経験も兼ね備えた盤石なメンバーが顔を揃えます。

滋賀レイクスは前節同様、しっかりと相手に噛みつき、終盤まで勝負に持ち込み今季初勝利を掴み取りたいところです。

今回は前田健滋朗HC、岡田泰希選手、田原隆徳選手に試合前日インタビューを行いました。

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「ブレックスアリーナが静まる時間を作る」
前田健滋朗HC

「プレシーズンゲームの名古屋D戦、三河戦、そして天皇杯の品川戦では、自分たちのバスケットを展開できたり、自分たちに勢いをもたらす時間すら作れなかったと思ってます。一方で、越谷戦、そして開幕節の大阪戦と、時間が経つにつれて自分たちの時間帯というのを、ゲームの中でも1回だけではなく、2回、3回と作ることができるようになってきています。そのプラスの部分をしっかりと持ってくることができていることを、まずはポジティブに捉えてます。
その反面、得点が止まって相手にランをされるところはもちろん問題ではあって、改善をしていかなければいけないところなんですけど、しっかりと自分たちの時間を作っているというところ、そして次は相手の時間帯を我慢して、それを止めるというところが、次の自分たちの進むべきステップなのかなと思っています。
そのために、1ポゼッション、1ポゼッションをしっかりとこだわってやること。それによって安定したパフォーマンスができます。ただ安定したパフォーマンスだけをやっていると自分たちの時間というのは来ないので、自分たちの時間を作る勢いのある時間帯、プラス我慢する時間帯というバランスをしっかりと取っていくことがこれから必要になってくると思っています」

Q.「噛み付く」「殴り込みに行く」という感覚的にもイメージが湧くワードを使ってらっしゃいますが、今週に向けてはチームにはどんなことを伝え続けてきたのか?

「今お話したような自分たちの成長の曲線だったり、次に自分たちがどういうチームになっていくか、という過程の話をしてきました。そこにプラスして、自分たちが今週末の宇都宮だったりトップのチームに勝っていくためには、自分たちが120点のパフォーマンスを毎ポゼッション持ってこなければいけない。特にディフェンス面に関しては、120点のディフェンスをしてもそれでも決めてくる選手がB1にはたくさんいるので。ただ、その120点のディフェンスを持ってこないとまずスタートラインにも立てないという話をして、そこが自分たちの基準になってくると伝えてきました。」

Q.宇都宮戦に向けては特にディフェンス面が重要になってくる

「そうですね。ディフェンスで毎ポゼッション120点苦しめる。相手を苦しめて難しいショットにさせ続けることが一番大事になってくるかなと、ディフェンスは思ってます。」

Q.宇都宮のファンも大変熱い。相手はホーム開幕戦ということで完全アウェーになることも予想される。その中でも会場に来てくれる方もいれば配信で応援してくれるブースターもたくさんいるので、そう入った方々へメッセージを

「宇都宮さんはリーグでもトップのチームで、優勝争いをするようなチーム。そして、その中にはたくさんの素晴らしい選手たちがいるので、その選手たちに対して、チームに対して、どう自分たちが爪痕を残していくかというところが非常に大事だと思っています。やってやるぞという気持ち、その噛みつくだったりっていうメンタリティを持ってやることが、まず一つ大事だと思ってます。
アウェーで素晴らしい環境の中で、自分たちは120点のプレーをし続けること、自分たちの本当にいい時間帯というのを1秒でも多く作ることが勝ちにつながるので、そういった時間を作りたいなと思ってます。
その時間を作ることができれば、素晴らしいブレックスアリーナの雰囲気が少し静まりかえって、レイクスブースターさんたちの声援が大きくなるところがイメージできるので、そういう状況を自分たちまず作りたいと思ってますし、その時に会場に来ていただく皆さんには我々を後押しする声援をしていただ、きたいなと思ってます!」


「シュートを決め切るだけ。役割を果たしたい」
岡田泰希選手

「開幕節は本当に最高の空間だなって思っていて、後押しになるというか、背中を押してくれる感じがしました。やっぱり滋賀ダイハツアリーナの魅力は声だと思います。他のアリーナよりも声がすごいというところで、すごい後押しになります。テンションも上がりました!」

Q.開幕2試合はかなりマークされていた。
「マークが厳しいのはB1なので当たり前で、その中で自分が決めきれなかった、5本打って1本ずつしか決めれなかったのはすごい悔しいですし、それを決めていかないと。もしあれが1本2本もう決めてたら勝っていたかもしれない。そういう可能性があったところですごい責任を感じていますし、それをしっかり次のゲームで決めきれる選手になりたいなと思いました。」

Q.昨シーズンは怪我で離脱して終盤に復帰したが、長い時間をリーグ戦でプレーしたのは久しぶりだと思うが、どんなことを感じていたか?

「本当に今まで苦しい思いをして、リハビリとかも兼ねて、自分が出たいのにみんながプレーしているのを目の前にして応援していたんですけど、もちろん悔しい気持ちもあったので。今動けているのはすごい嬉しいですし、今までサポートしてくださった方々に感謝しかないので、サポートしてくださった人たちに恩返しという意味で、これから結果を出していきたいなと思いました。」

Q.岡田選手が点を取ってこそ勢いがつくと思う。次は宇都宮ブレックスというところどういうステップアップしたい?

「自分としては本当にシュートを決めきるってところだけですかね。自分でそのシチュエーションを作るにしても、作ってもらうにしても、シュートを決めきらないと意味ないですし、それが自分の仕事なので。その役割が開幕戦では果たせなかった分、次節からしっかりとその仕事をちゃんと果たしていきたいです。みんなも仕事を果たして、そうすれば滋賀は絶対に負けるようなチームではないし、勝てるチームだと思っています。なので、そういう役割をしっかり果たしていきたいなと思います。」

Q.最後にブースターの皆様へメッセージなどがあれば伝えておきたいことなどあれば言っておきたいことなど
「開幕節は本当に素晴らしい空間でした。あそこであと28試合もやれるというのはすごい心強いです。あと、アウェーでも本当にたくさんの人がプレシーズンでも足を運んでくださってて、本当に心強いので、自分たちは勝つために準備して勝つためにその日当日試合に乗り込むので、引き続き一緒に戦ってもらえたらなと思います。」


「絶対勝つ」と"ラウド"して戦う姿勢見せる
田原隆徳選手

(田原選手は2018-19シーズンから19-20シーズン途中まで宇都宮ブレックスに1シーズン半所属)

4、5年ぶりぐらいにブレックスアリーナへ、早い段階でこの時期にまた行けるというのは感慨深いというか、すごい楽しみでもありますし、すごく興奮している部分もあります。自分も30歳になりましたが、すごく成長させてもらった場所でもありますし、自分のバスケットボールの選手としての成長だったりをブレックスのファンの皆さんにも見せて恩返ししたいというのはあります。

Q.ブレックスに在籍したシーズン以来となるB1は、開幕節は不完全燃焼ではなかったようにも見えるが

そうですね。でも去年も似たような感じでした。自分の役割も分かってます。でも今年はまた日本人の選手の中で一番年が上ということで、リーダーシップを出すところだったりとか、ベンチにいる時や試合に出ている時の声かけだったりとか、いろんなことが自分の中で役割があります。
その中で自分もB1に挑戦するというのもそうなんですけど、チームの中でも挑戦という感じで、去年とはまた違った役割をやっています。そこを挑戦しながら試合に出てパフォーマンスを皆さんに見せるっていうのは、見せたいと思うので今やっているところです。大阪戦で2連敗してしまったんですけど、それもやり続けてチームの雰囲気も上げていき、これから徐々にステップアップしていって、自分もステップアップして試合に出て活躍していきたいというイメージはあるので、それをしっかりやり続ける。どんなことがあってもやり続ける!と思いながらやっていっています。
心配されている方もいるのかなと思いますけど、全然僕はそうでもないですし、ヘッドコーチともコミュニケーション取ってますし、アシスタントコーチともコミュニケーション取ってますし、そこは問題ないかな、と思います。

Q.ヘッドコーチが「殴り込み」「噛みつく」というメンタル部分の言葉を使っているが、そういうスイッチを入れる役割でもある
そうですね。本当にどことやっても殴り込むっていう気持ちもそうですし、ちゃんと戦う姿勢を、まず気持ちの部分で僕たちは見せていかなきゃいけないです。そこで"絶対勝つ"という風に思わないと、最初の部分で負けてしまって「ブレックスか...」となってしまったらダメだと思うので、自分もそうですけど、チームも鼓舞して絶対勝つっていうことを"ラウド"して頑張っていきたいです!

Q.最後にブースターに向けてメッセージを
宇都宮戦でアウェーになりますけど、バスケットLIVEだったり現地に来てくださる方、本当にいつも熱い応援をありがとうございます。自分たちもしっかり目標を持ってやり続けてます。なので、この気持ちを結果としてちゃんと残せるように頑張っていきますので、引き続き本当に応援よろしくお願いします。

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