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滋賀レイクス「B.LEAGUE PREMIER」への初年度参入が決定!

株式会社滋賀レイクスターズ(大津市、代表取締役社長:原毅人、滋賀レイクス)では、2026年「B革新」において誕生するB.LEAGUEの新たな最上位ディビジョン「B.LEAGUE PREMIER(B.プレミア)」のクラブライセンス交付が決定しましたことをご報告いたします。これにより、滋賀レイクスはB.プレミアへ、初年度の2026-27シーズンから参入することが決定いたしました。

B2降格も集客UP!クラブ一丸で大願成就

 滋賀県からトップリーグへ挑戦し続ける道が拓けた。滋賀レイクスにとっては、Bリーグ開幕シーズンからのB1リーグへの参戦が決まった時以来の吉報だ。新型コロナウイルス感染症の流行以降、三度の経営体制変更という荒波を乗り越え、特定のオーナー企業に依存しない健全経営の道へと舵を切ったが、その間に着実に経営と集客の基盤を固め大願を成就させた。

 まさに崖っぷちを走り切っての参入決定となった。現経営体制となった2023年春、着任したての原毅人代表は、初めてのファン感謝祭での挨拶の場で改めて「初年度からのB.プレミア参入」を公言した。しかし、その重要な審査期間となる1シーズンはクラブ史上初めて経験するB2リーグでの戦い。B1で戦った2022-23シーズンの平均来場者数が2693人であり、B.プレミアに入るには最低でも平均3000人が必要となるが、過去にB2へ降格して集客を増やしたクラブは皆無だった。

 その逆境下で、滋賀レイクスは「1シーズンでのB1復帰」「B2優勝」を目標に再出発。フロントスタッフも「降格して集客を増やした史上初のクラブ」となることを合言葉に、クラブ一丸でシーズンを戦い抜いた。ブースター同士で誘い合って新たな来場者を増やしていく「フルハウスメンバーズ」、部署横断での集客プロジェクトが功を奏し、チームも宣言通りB2優勝争いを繰り広げた結果、ホームの滋賀ダイハツアリーナで行ったレギュラーシーズンは一度も来場者が3000人を下回ることはなかった。

 平均来場者数3560人、売上12.8億円でB.プレミアの3次審査基準をクリア。アリーナ基準についても、民間資本により滋賀ダイハツアリーナを改修する計画を施設所有者の滋賀県から許諾を得ることができ、2027年10月に「プレミア仕様」のホームアリーナが開業する目処が立った。
 クラブは中期目標「LAKE UP 5GOALS」の中でB.プレミアが開幕する2026-27シーズンのチャンピオンシップ進出、その2年後の優勝を掲げる。滋賀県初のプロスポーツチームとして誕生した滋賀レイクスが、新リーグのスタートに大きな一歩を踏み出す。


クラブ代表コメント


日頃より、滋賀レイクスへのご声援とご支援を賜りまして誠に有難うございます。

本日、Bリーグにより実施された、「2024年10月度『B.革新』B.PREMIER ライセンス交付クラブ発表会見」の通り、2026年秋に開幕する新リーグ「B.LEAGUE PREMIER(B.プレミア)」への初年度(2026-27シーズン)での参入が決定いたしましたことを、幣クラブからも皆様へご報告させて頂きます。

ライセンス審査【合格】という結果を達成することが出来たこと、感極まる気持ちと、感慨深い想いを抱いております。本日は、Bプレミアに向けた節目として、ここまでの道のりを、多くのステイクホルダーの皆様への感謝の気持ちとともに、振り返らせて頂きたく存じます。

昨シーズンより、「1シーズンでのB1復帰」と、Bプレミア初年度参入に向けた「ライセンス基準達成」の二つを同時に追い求めて参りましたが、B2降格が決定した直後の2023年春先、クラブを取り巻く機運や、ライセンス基準達成に向けた各進捗は決して順調なものではありませんでした。

「平均来場者人数」に関しては、当時B1で戦った2022-23シーズンで平均2,693名と、ライセンス最低基準の平均3,000名を下回っており、さらにB2という初めての環境でのシーズンとなり、平均3,000名以上を目標として設定したものの、根拠も自信もない、「気持ちで掲げた全社目標」だったことを思い出しております。

結果として、レギュラーシーズンで平均3,560名のご来場を頂くことが出来ましたが、この背景には、部署横断で立ち上げた「集客プロジェクトチーム」のリーダーシップ、実行力を発揮してくれた全メンバー、多くの勝利を届けてくれたチーム、それを支えて下さった皆様の想いがあってこそ達成出来たものだと、心より感謝しております。

また、最大のハードルとして最後まで調整を進めて参りました「アリーナ基準」に関しては、当時時点で、既に複数の新設/改修案件の検討が終了しており、審査まで約1年半を切っている中で案件ゼロという状況の中、「初年度でのBプレミア参入は難しい」という結論が出つつあった印象でした。アリーナ案件の性質上、専門的な知識の蓄積やステイクホルダーとのリレーション構築、何より時間が必要となるのはすぐに理解できましたが、「やってみないと本当に無理なのか分からない」という気持ちで「アリーナプロジェクトチーム」を立ち上げ、情報収集~案件化を目指して、新設/改修の様々な可能性を模索して参りました。

結果として、ホームアリーナである滋賀ダイハツアリーナの改修を、Bプレミア初年度参入に向けた唯一の希望として定め、関係各所との議論の末に、今回の改修案で滋賀県より許諾を頂くことが出来ました。ここに至るまで、幾つものハードルや課題がありましたが、関係者から「一緒になんとかしましょう」「ブースターの皆さんの為にも頑張りましょう」などと叱咤激励の言葉を頂いたことや、パートナー企業の建設業各社様のお力添え無しには前に進めなかったこと、深く感謝申し上げます。

滋賀ダイハツアリーナの改修は、2026-27シーズン終了後~2027-28シーズン開幕前の間での実施を予定しており、約2年後の改修完了に向けて、滋賀県及びPFI事業者の皆様やステイクホルダーの皆様との連携を進めて参ります。

皆様と掲げてきた、「B1復帰 そしてBプレミアへ」の両開きの扉が開きました。「bjリーグ~B1」とトップレベルで戦ってきたクラブの歴史を、「B1復帰」「Bプレミア参入」と2ステージ上げることが出来たことを大変嬉しく感じつつ、「その先へ」の未来を皆様と創っていけることへの喜びを更なるエネルギーに、滋賀レイクスというコミュニティー・カルチャー・ムーブメントを広げていきたく存じます。

今後とも、クラブへの益々のご声援とご期待を宜しくお願い致します。

Lake up together
今日より明日を素晴らしいものに

株式会社滋賀レイクスターズ
代表取締役社長
原毅人