医者いらずを植える
里庭日記003
志学社の庭には、雑草防止のために不動産屋さんが敷いた砂利の層があり、これが土作り、庭づくりの障害となって立ちはだかっています。
この砂利の層(と前の住人の庭づくりの痕跡)を取り除くため、庭の土を掘り返してはふるいにかけ、掘り返してはふるいにかけ……を繰り返しておりますが全て取り除ける日はまだまだ先のようです。
大変に根気が要る作業ですが、雑草根絶のために塩を撒かれたりしなくてまだよかったと考えるべきでしょうか……。ともあれ、カルタゴは滅ぶべきである(滅ぶべきとは言っていない)。
そんな感じで庭の一隅の砂利を除去したので、今日はそこにキダチアロエを植え付けました。これで切り傷や火傷があっても安心です。
アロエの薬効は古くから知られていたようですが、アジア圏でも10世紀後半、宋の時代に編まれた『開宝本草』にもすでに「蘆薈」としてその名前が見られるようですね。
キダチアロエはもりもり増えるので、邪魔になってきたら間引いて食べてみたいと考えていますが、キダチアロエの仲間は苦味が強いという話なので、美味しいかどうかは食べてみないとなんとも言えません(アロエヨーグルトなどに入っているのはアロエベラ)。
まあ、天ぷらにすれば大抵は解決するので、なんとかなるでしょう。
斯くして志学社の庭には実用的な植物が増えていくのでした。
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