志学社
保護猫の預かりボランティア記録です。
こんにちは、こちらでお知らせする余裕もないうちに、志学社は7期目に突入しました。 ずっとバタバタしております。 さて、このタイミングで版元ドットコム事務局からのご依頼を受け、「版元日誌」に寄稿しました。 ここ最近の弊社の活動も含めて書きましたので、どうかご一読いただけましたら幸いです。(平林) (ヘッダは文学フリマ福岡のブースの様子です)
重版情報です。 魚返善雄『漢文の学び方』(志学社選書)の3刷が出来しました。3刷より帯が変わっています。 本書はいわゆる漢文参考書ではなく、語学の達人であり、東亜同文書院に学び、東京大学で長く講義を持った魚返先生流の「漢文との付き合い方」のような内容です。 初刊は70年前ですが、実に読みやすく、すらすらと最後まで楽しめる一冊です。 弊社は八木書店さま経由で出荷致しております。ご注文はお近くの書店さま、あるいはネット書店をご利用くださいませ。
弊社初めての翻訳書となる『台湾老卓遊 台湾レトロテーブルゲーム図鑑』が発売となりました。 本書は台湾を代表するアナログゲーム蒐集家であり、筋金入りのゲーマーであり、かつ研究者でもある陳介宇・陳芝婷夫妻の著作を、我が国のゲーマー/作家である赤野工作さんが翻訳した、まさに「アナログゲーマー必携書」となっております。 フルカラー240ページ、100種を超えるゲームを、600点を超える図版で紹介するとともに、日本語版のみの追加図版も収録。貴重なインタビューも収録されています。
重版情報です。 籾山明『増補新版 漢帝国と辺境社会 長城の風景』(志学社選書)の2刷を決定いたしました。 まだごく若干の市場在庫がございますが、復刊からちょうど2年で初版が売り切れたことになります。 漢簡をもちいた研究とはどのようなものなのか、あるいは衛青や霍去病によって漢王朝の領土となった河西ではどのような生活が営まれていたのか……初学者向けの入門書・概説書でありつつ、読み物としてもすこぶる面白い一冊です。 引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 なお、2
こんにちは、本日は他社さんでのお仕事のお知らせです。 現在、小学生向け国語辞典でシェアNo. 1の小学館『例解学習国語辞典』第十二版が発売となりました。 こちら、弊社でもお手伝いをさせていただいております。 これからの季節、プレゼントにも最適な一冊となっております。 どうぞよろしくお願いいたします。 特設サイトも!
志学社選書第九弾となる平林章仁『神武天皇伝承の古代史』が発売となりました。 神武天皇は皇統譜の初代に位置づけられ、記紀には日向から大和への「東遷伝承」が記録されています。本書は、このヤマト王権の「始祖王」にまつわる伝承が、いかにして形成されたかを探る論文集です。 大和のみならず、日向(かつての日向は大隅・薩摩を含んでいました)の地域史でもあります。 また、富雄丸山古墳出土蛇行鉄剣など、最新の考古的成果も反映した内容となっております。古代史ファンの皆さま、どうぞよろしく
このたび、弊社初の論集となる『巫・占の異相』が発売されました。 日文研で行われた共同研究会、通称「占い班」の成果論集ですが、班員でない先生方にも加わっていただき、幅広い分野から11本の論考を寄せていただきました。 この手の論集は一万円を超える価格となることも多いのですが、弊社では「学生さんでも手が届く価格帯」をモットーにしておりますので、だいぶ頑張りました。 もちろん、図書館へのリクエストも大歓迎です。 すでに思った以上の部数を出庫しておりますが、引き続きどうぞよろ
概要 本記事は2023年3月5日に開催された、表題のオンラインセミナーのアーカイブです。 基調講演及び報告三本の動画と、レジュメを一括購入いただくことが可能です。 また、中国史史料研究会は隔月で会報をPDF配信しております。入会資格は特にございませんので、ご興味のある方はこちらをご覧ください。 本エントリに関するお問い合わせは、中国史史料研究会までメールにてお願い申し上げます。 → hoc★shigakusha.jp
こんにちは、平林です。 3月末に刊行したばかりの中林史郎先生による『完訳 華陽国志』、早々と重版の運びとなりました。 ひとえに、熱心な三国志ファンをはじめとする読者の皆さまのお陰です。 こちら、重版は4月の下旬にできあがってくる予定です。 初版の在庫は、市中在庫に加え、弊社にもまだ少しございます。 全国の書店さん経由のご注文、ネット書店からのご注文、そして図書館へのリクエスト、いずれも大歓迎です。 引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。 試し読みは以下よ
こんにちは、代表の平林です。 おかげさまで『漢文の学び方』の在庫がなくなり、重版いたしました。 発売から10ヶ月足らず、返品もほぼゼロで、ありがたい限りです。 これからの入学シーズン、東洋史・中国文学・中国哲学はもちろん、日本史や日本文学を学ばれる方にもおすすめの一冊です。 引き続きよろしくお願い申し上げます。 なお、重版にあたり、巻末の著作目録/著者プロフィール写真等、一部追加を行なっております。 これは初版刊行後にご親族と連絡がつき、新事実が判明したためで
下記の通り、中国史史料研究会第二回セミナーを行います。 今回もオンライン形式で、本noteの有料部分にZOOMのURL及びパスワードを記しております。 また、レジュメも同様に開催前日までに有料部分にアップいたします。 購入者には更新通知がメールで送られます。 テーマ及び登壇者は以下のとおりです。 参加資格等はございません。中国史史料研究会の会員である必要もなく、どなたでもご参加いただけます。 ※ZOOMの録画および録音、レジュメの再配布、報告詳細のSNS等へ
志学社選書第八弾、広中一成『増補新版 通州事件』が発売となりました。 弊社としては初めての近現代史分野の本となります。 今年は日中開戦、そして通州事件から85年となります。この機に、実証的立場から書かれた本書を手にとっていただけましたら幸いです。 弊社出版物はすべて、全国どちらの書店さんからでもお取り寄せ可能です。店頭に見当たらない場合は是非ご注文くださいませ(専門取次である八木書店さまを通じ、大手取次経由で書店さんにお届けします)。 また、図書館や所属大学等への
志学社選書第七弾、魚返善雄『漢文の学び方』が発売となりました。 魚返先生は東亜同文書院に学び、中国文学者/言語学者として長年東大の教壇に立たれた碩学です。 本書は、約70年ぶりの復刊となります。非常にくだけた文章で読みやすいので、エッセイを読むつもりで、構えずに読んでいただけましたら幸いです。 弊社出版物はすべて、全国どちらの書店さんからでもお取り寄せ可能です。店頭に見当たらない場合は是非ご注文くださいませ(専門取次である八木書店さまを通じ、大手取次経由で書店さんに
あけましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 さて、まだまだ疫病の収束せぬ昨今ではございますが、昨年は弊社にとって実に稔りの多い年となりました。 まず、志学社選書を四点(うち一点は書き下ろし)刊行することができました。 中国史にとどまらず、日本古代史分野に進出を果たせたことも念願が叶い嬉しく思っています。 雄略天皇の古代史 (志学社選書, 005)amzn.to3,630円(2022年01月03日 10:26時点詳しくはこちら)Ama
志学社選書第五弾、『雄略天皇の古代史』が発売となりました。 これまでの四冊は、増補ありの復刊でしたが、今回は初の書き下ろしとなります。 「進化論的古代史観」を克服した先に現れる、新たな雄略天皇像 雄略天皇の治世は、おおよそ5世紀後半に比定される。 中国史書に「倭国」として登場するこの時代の日本は、各地で巨大な前方後円墳が営まれる古墳時代であり、豪族たちによる激しい権力抗争が繰り広げられていた。 倭王の権力はいまだ盤石とはいえず、ヤマト王権は豪族たちが連合して倭王
以前、こちらの記事でご紹介した威力業務部ですが、この春に事件が起こりました。 もともと、威力業務部は部長と副部長の2名からなる部署でした。 しかし、春の訪れとともに部署の動きも活発化。副部長はさらなる業務効率化を目指して脱皮しました。 しかし、脱皮したてのまだ柔らかい状態を見た部長が、副部長を食べてしまいました。 そんな思いもよらぬ形で人員が削減されてしまったわけですが、部長は自然界ではなかなか見かけないほどに巨大化しております。 威力業務部は量より質でやっ