江戸川の猫たち
相変わらず昼休みや仕事の合間などに江戸川沿いを散歩しております。
川面を跳ねる魚を見れば天ぷらに思いを馳せ、葦原にカニを見かければ唐揚げを連想し、草むらからバッタが飛び出れば佃煮を考える──目に映る全てのものは食材。そんな食欲の秋です。
とは言え、食い気ばかりではありません。
先日の江戸川散策日記でも猫のことを書きましたが、川沿いを散歩していると高い頻度で猫たちを見かけます。
今日見かけたのはこの二匹。
一匹は先日見かけたのと(たぶん)同じサビ猫。
この子はとても人懐こくて、体を触らせてくれました。のどの下も、頭も、お腹もオールオッケーです。
ちょっと痩せ気味なのと、背中のあたりを払ってやるとたくさん土埃が出たので、普段の生活はなかなか大変なのかもしれません。
あと、先日さくら耳ではなかったとこの間は書いてしまいましたが、よくみたらさくら耳でした。すいません、目が腐っておりました。
サビ猫は三毛猫のように遺伝子の関係からほとんどメスだそうですね。この子もメスでした。
もう1匹は茶トラのこの子。
ちょっと警戒心強めで、こちらに興味は示しつつも決して一定距離以上には近づいて来てくれませんでした。
サビに比べると恰幅の良い茶トラ。サビの後を見守るように付いて歩いていたり、人間触れられているサビの様子をじっと見ていたりと気に掛ける様子が伺えたので、もしかしたら親か兄弟なのかもしれませんね。
猫のいる会社というのもいいな、もし嫌がられなければ、志学社の広報担当としてこの子たちを招聘するのもありかもしれないな……などと考えながら、一日の猫分を補充しておりました。