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フィンランドの旅Vol.4:本と居場所と
2017年、フィンランド独立100周年を記念してヘルシンキ市に建設された中央図書館「Oddi」。
2019年、第85回世界図書館情報会議にて、国際図書館連盟(IFLA)による「Public Library of the Year(公共図書館オブ・ザ・イヤー)」に選ばれました。
▼HPはこちら
本ではなく人を主役として設計。市民のリビングルームとして機能しています。この考え方は、Oddiに限らず、フィンランド図書館全般に見られると思われます。
建物の中はこんな感じ
3階の図書エリア。およそ10万冊の所蔵。
キッズスペースの近くにはベビーカーを置けるスペースも。子どもも大人も自由に使える空間づくりが素敵です。
2階は様々な活動ができます。写真は自由にくつろげる空間。たくさんの人が本を読んだり、寝転がったりしていました。
3Dプリンターやillustratorが使えたり、ゲームもできたりしました。フィンランドのゲーム教育については後ほど。
1階にはカフェスペースも併設されていて、お酒も飲めたりします。
さすがフィンランド随一の図書館。
様々な用途で使用可能という点も素晴らしいですが、「自分で決めて」自由に使えるスペースも多いかなという印象も。
(開館前に待っている人がいるほど)朝から人がたくさんいて、市民から愛されているんだなぁと感じました。
詳しい説明を聞くことはできなかったので、館内のレポートだけですが、岡山県の図書館でも(設備投資は難しいですが)「人の居場所として在る」考え方やそれに紐づく取り組みはできそうだなと!
《過去noteリンク》
【vol.1】https://note.mu/shigaku/n/na7dfc71ec391
【vol.2】https://note.mu/shigaku/n/nd74550d6eaba
【vol.3】https://note.mu/shigaku/n/n5ad4faed1ffc