梅花藻

【体験レポート】定住に憧れて滋賀めぐり 長浜③

○3日目


3日目は最終日で、一人で完全自由行動です。私は彦根市と米原市に行きました。

彦根といえば「彦根城」や「ひこにゃん」が有名ですが、多くの人がそれはご存じかと思いますので、私は彦根市の酒屋を紹介したいと思います。

その店は「さざなみ酒店」です。滋賀県の日本酒を中心に他県の日本酒や焼酎、また地ビールなんかも扱っております。
またこの店は店内でお金を払えば、店内で飲めます。所謂「角打ち」です。
しかも540円で3種類(日本酒の場合)!!私はここで10種類くらいの日本酒を角打ちさせていただきました。

滋賀県には約30位の酒蔵があるようです。滋賀県の酒の面白いところは、どの酒蔵も自分たちの「味」をもっているところだと思います。同じ滋賀県の酒蔵でも味がそれぞれ異なります。

それが証拠に、木之本町には冨田酒造と山路酒造の2蔵があり、冨田さんは「七本槍」山路さんは「北国街道」という酒を販売しているのですが、全然テイストが違います。

ちなみに七本槍はさざなみ酒店で飲めます。私はさざなみ酒店で、「鈴博」「あしゅら」「だいじろう」等々飲みましたが、これもまたそれぞれ味が違います。
きっとその場所特有の環境や材料(米や水)の影響であると思いますが、つまりそれが滋賀県の地理的な特徴であり、他県にはない独自性の一つなのではないかと感じております。
 
おいしい酒を堪能し、酒屋を後にし向かうは「醒ヶ井」。
ここには超鮮度のいい「お水」と「梅花藻」、そして醒ヶ井宿の跡地があります。

とにかく水がうまい!醒ヶ井宿近くに2~3件コーヒーを飲める場所があったのでどれも飲んだのですが、全部うまい!中山道等の旧街道好きは機会があれば是非来て観てください。

以上が私の体験した3日間です。


京都や大阪にくらべると滋賀県の知名度は劣るかもしれませんが、滋賀には京都よりも多くの寺社が存在するようです。
そして他県にはない歴史を有しております。食文化においても独自性もあります。

興味をもたれた方は是非滋賀県に足を運んでみてください。
そして、ご当地の料理を食べながら、滋賀県の「地酒」を楽しんでみてください。

 

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