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介護のしごと、わたしたちがイメージするKのコトバ -しがけあ学生プロジェクト 新3K宣言-

“しんどい仕事”というイメージがつきまとう介護職ですが、本当にそうなのでしょうか。介護のしごとについて学び、実習で経験を重ねるびわこ学院大学の学生に、介護のしごとからイメージする“Kの言葉”を聞きました。

―しがけあ学生プロジェクトとはー

滋賀県で介護を学ぶ学生と一緒に“介護のミライ”を考えるプロジェクト。3年目の今年度も、東近江市にあるびわこ学院大学の学生さん24人と共に展開しています。


「可能性」
人間の仕事が機械に取って代わられる時代が迫る中で、人との関わりが多い介護職は残る仕事だと思う。


「関わり」
ちょっとした声かけ、手助けをすることで相手の立場や気持ちがわかることがある。関わろうとする姿勢が大事。


「コミュニケーションを楽しむ」
単にコミュニケーションを図るのではなく“楽しむ”こと。自分だけじゃなく相手も楽しい気持ちになるから。


「共同作業が出来る仕事」
一緒にゲームをしたり工作をする中で生まれる何気ない会話が、信頼関係につながることを体感しました。


「会話が楽しい」
編み物が好きな認知症のおばあちゃんとお話ししているうちに、僕も編み物ができるようになりました。


「キャリアアップ」
介護の現場では知識、技能など、たくさんのことが身につく。その分大変だけど、一生もののスキルになる。


「感動と元気」
利用者さんはもちろん、施設職員さんとの出会いと関わり、別れなどでいつも心が震える。元気をもらう。


「気持ちに寄り添う」
まずは相手の気持ちを想像して、寄り添うことが大事と思いました。控えめだけれども、これがスタートライン。


「コミュニケーション技術」
些細なことでも声かけをして、相手の想いを引き出すようにしています。それが信頼関係につながると思うから。


「気持ちが大切!!」
利用者さんがどう思っているか、相手の気持ちを想像して行動することが大切と思います。


「会心の笑み」
利用者さんが満面の笑みを見せてくれた時、「ああ、よかったー」と思いました。充実感に満たされた瞬間です。


「絆」
まだ、絆と呼べるほどではないかもしれないけど、少しずつ信頼関係は育めているかな。


「Knowledge is power」
初めての実習でやっぱり知識は力だと実感しました。知識をベースに技術を磨き、経験を積んでいきたい。


「感謝の気持ちがあふれている」
「できていない」と思うことでも、お礼を言われて嬉しかった。常に感謝の気持ちを忘れないようにしている。


「コミュニケーション能力が身につく」
ご高齢の方やそのご家族、職員の方ともたくさんお話しをすることで臨機応変な対応力につながっていると思う。


「感銘」
高齢の方とお話しする中で、豊富な知識、思慮の深さにいつも驚かされる。忘れられない話がいっぱいある。


「個性を活かせる場所」
おじいちゃんおばあちゃんがいきいきとしている姿が印象的だった。私も利用者さんも個性を活かすことが大切。


「介護にはたくさんの感動がある」
いろんなことを教えてもらったり、笑顔にグッときたり。感動することがいっぱいあります。


「感謝の言葉で勇気づけられた」
初めての実習でとても緊張したけど、担当した高齢の方に「これからもがんばってや」と言われて力がわいた。


「関わりで元気をもらえる」
これまで経験してきた実習は全て緊張したけど自分から話すことで緊張がほぐれ、何より元気をもらっ た。


「感謝を分かち合う」
「ありがとう」と言われるだけじゃなく、私も言う。感謝の気持ちをお互いにシェアすることが大事。


「感謝と感動」
認知症で寡黙なおじいちゃんが実習の最終日に「さみしい」と言ってくれて驚いた。とても嬉しかった。


「感謝の言葉でやりがいを感じる!」
利用者さんから「職員の中であなたが一番好きやわ」とか「安心する」と言われて、とても嬉しかった。


「希望」
僕の好きな言葉。実習の現場でもいつも意識しています。漠然としているけど大切なことだと思います。