ヒューマン志向とプロジェクト志向(続き)
企業やビジネスにおいて、
人が財産というのが昭和までの日本の発想だ
ゆえに企業において人を育てるという
発想が強かった
それが欧米の思想が入ってきて、
人をリソースと考えるようになってから
外に人材を求めたり、仕事の外部化が増えてきた
外注ばかりで、仕事の中身の分からない
官公庁や大企業の社員が増えたのはこの頃からである
そして日本の国家も企業も壊滅の危機に瀕している
しかし、欧米の発想があながち間違いでもない
日本の企業がヒューマン志向が強すぎて、
競争力が落ちてきた時期だったからだ
問題は日本人の傾向として極端から極端に走るので
急にプロジェクト志向に変わったため、
人材の育成が急速におろそかになっていったのだと思う
ヒューマン志向だけでもダメ、
プロジェクト志向だけでもダメ、
両方のバランスが大事だと思う
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