第2波の入り口なのか?北九州市民の私が思うこの1ヶ月の感覚
このnoteは、北九州市で暮らすわたしのここ1ヶ月の感覚を書いたnoteです。それがそのまま事実に繋がるわけではありません。あくまで感覚です。
23日連続でコロナ感染した患者がいなかったわたしの住む北九州市で、突然6日連続でコロナ感染者が発生しました。
緊急事態宣言もあけ、6月1日よりだいぶ元の生活に戻れるかなと思った矢先の出来事で正直ショックです。
全国ニュースでもトップに取り上げられたり、Twitterトレンドでも「北九州市」や「北九州コロナ」がトップに躍り出ていました。
北九州市という街
まずは北九州市という街をあまり知らない方に、北九州市という街をご紹介させてもらいます。
北九州市・・・北九州市は、福岡県の北部に位置する市。政令指定都市である。 関門海峡に面した九州最北端の都市。九州の玄関口として栄えた歴史を持ち、1963年に門司、小倉、若松、八幡、戸畑の五市の対等合併を経て、三大都市圏および都道府県庁所在地以外では初の政令指定都市として誕生した。
引用・・Wikipedia
北九州市といえば全国的に成人式が有名な街ですよね。成人式が派手なもので、毎年全国版のTV局がいまでも訪れるという、良いのか悪いのかwマスコミに取り上げられます。
またこの10年で凄く治安は改善されて入るものの、ちょっと悪い方でもよく知られている街でもあります。過去のイメージってあまり変わらないなというのが感想です。今は昔と比べると。比較的安全です。
ですがそもそも、わたしは20歳過ぎまで北九州市に住み、それから関東へ行き10年ちょっと住んでから北九州へUターンしてきて8年が経ちます。でも過去一度もそんなひどいことに巻き込まれてはいません。なので安全だとは思います。
それに海が近く、しかも山も近いんですよね。お魚は美味しく、若松潮キャベツや若松潮トマトは絶品です。食品素材のレベルも高く、食には困りません。
小倉という繁華街もあり、「小倉×イオン+オンラインショップ」でほぼ全て揃います。繁華街とは逆に、平尾台という最高のアウトドアが楽しめるところもあるんですよね。
それもあり50歳以上の住みたい街トップ1に輝いたこともあったはずです。震災も全国的に少ないので、関東時代に地震に抵抗があったうちの娘も今ではすっかり元気を取り戻しました。
と書いていると色々と出すぎるので、北九州市の紹介はまた別のnoteで書かせてもらいます。
1ヶ月前はちょうどGWへ入るタイミング
北九州市の紹介も終わったので、コロナのはなしに戻ります。
今から1ヶ月前はちょうどゴールデンウィークに入るタイミングでした。緊急事態宣言をうけたのもり、例年とは比べられないような閑散とした小倉の街、ショッピングセンターの店内でした。
最近頻繁に聞きすぎてますが、緊急事態宣言ってどういうことなんでしょうか、ちょっとあらためて。
緊急事態宣言(非常事態宣言)・・・自然災害、感染症のパンデミック、原子力事故などの災害や、戦争、テロ、内乱、騒乱など、健康・生命・財産・環境などに危険が差し迫っている有事に際し、国家・地域の政府などが、法令などに基づいて特殊な権限を発動するために、或いは、広く一般・公衆に注意を促すために、そのような事態を布告・宣言することである。
引用・・Wikipedia
わたしの中で今回のコロナ禍は「戦時中」と思っています。もうこれは、「人間対ウイルス」そう思って今も過ごしています。大げさかもしれませんが、今までの日常が日常でなくなったわけなので、ちょっと大げさくらい思わないといけないと感じています。
わたしのサラリーマンとしての都合上、止めてはいけないサービスを行っています。それは「福祉」です。緊急事態宣言時に安倍総理も言っていたのがいまでも忘れません。ハッキリとは忘れましたが「福祉は止めれない」ということを聞き、福祉に関わるわたしとしては身の引き締まる思いでした。
しかしながら「IT×福祉」ということで福祉サービスを利用者さんへ提供しているので、皆で努力はしましたがすんなりとリアル→リモートでのサービスへ切り替えることが出来ました。
その時から主に使用しているサービスは、Slack、ZOOM、Googleです。この3つがあればどこでも出来るなと改めてこれらの凄さに驚きます。これまで難しいと思われたことが、サービスを使えば出来るということを思わされました。
でもサービスも確かに大事ですが、やはり大事なのは「行おうとする気持ち」ですね。これが一番重要かと思っています。そうなんですよね、コロナに対してもそうなのですが、コロナへ向かう気持ちが凄く重要だと思っています。
その重要さをみなが実行していたなというのが、このゴールデンウィークの際は感じました。お店はほぼ休んでいる、最低限のインフラは使える。アルコール消毒液は売ってはいないが、至るところに用意され使用することが出来る。
この難局を乗り越えようとする気概が感じられたことしのゴールデンウィークでした。
緊急事態宣言があけて
わたしの住む福岡県では、15日から徐々に緩和していくということになりました。15日の朝に小倉へ出勤したのですが、通常の半分以下ではありましたがあきらかに少し前よりは人が動いていました。
そして週を重ねる毎に通常時の半分、連日のコロナ感染者がでてしまった5末には3分の2くらいまで人の動きがあるような気がしました。電車もそこそこいますし、飲食店もお昼には行列を作り始めていました。
しかしわたしが違和感を感じたのはそのもうちょっと前である、5月7日のことです。わたしも行っている福祉サービスという仕事の特性上もあり、リモートに移ったというももの完全移行は難しく基本は週4リモートで週1は出勤していました。
通勤しているわたしがいうのもあれですが、5月7日、そして8日にとても違和感を感じたのです。この違和感はそう、2011年3月11日の次の日、12日に感じた違和感と似ているのです。
多分ではあるのですが、当初緊急事態宣言は5月6日までと言われていました。しかしながらコロナが収まらず5月7日以降も緊急事態宣言は続きました。
そうです5月6日までと当初から言われていたので、ほとんどの企業や事業所等が「とりあえず5月7日、8日」は皆集まろうとしていたのではないかということです。これは別に北九州市だけにかぎらず、同じタイミングだったどこの市町村もそうだと思います。
人間の心理として、行きたくはないけど行かないと行けない。集まろうと言った方も、言ったから実行しないといけない。そんな気持ちで多くの方が外に出ていたと感覚的に感じました。その翌週のスタートの5月11日月曜日は7日、8日よりは少しばかり少なかったです。
まあこの日に外に出ている自分もいるので、なんとも言えないのは確かですが。2011年3月12日、震災時にわたしは千葉県に住んでいましたが、あのときも家族を残して仕事に行っている自分、そして大勢の方も感じたであろう違和感をわたしはこの2020年の5月に何度か感じることになりました。
連日のコロナ感染者が
「北九州市で新たにコロナ感染者が3名発生」
というニュースをTwitterで見ました。「え?」という感覚のまま他のニュースを検索すると、「第2波か?」という文字が飛び込んできました。
そして、3人、6人、2人、8人、連日増えているなと言う思いのまま5月28日のニュースを待っていると、なんと「21人」もの感染者が北九州市で発生です。
関東や他地域の友人から心配の連絡を複数いただきました。皆の優しさに嬉しい反面、これはまずくないかと強く思いました。
これはもうコロナの「第2波」ではないかと思いますし、これが逃げも出来ない事実だということです。
手元には「特別給付金」や「児童手当1万増」の申込用紙がありますが、これらは少しでも家計や気持ちの足しになるので嬉しくは思います。でもそれ以上にこれからの生活がどうなるのだろうと不安です。
不安だでけ済ませては人間意味がないと思うので、やれることはやろうとも感じます。
・不要不急の外出をしない
・手洗いうがいマスクにアルコール消毒
・人との距離をなるべく保つようにする
そしてもっと大事だなと思うことが、それらを自分だけはなく周りに声がけ手して喚起することです。
みんな不安だと思います。不安だからこそ選択も難しいと思っていると思います。だからこその「声がけ」、これが今すごく大切な気がします。
さいごに
5末現在、北九州市ではもう「コロナ第2波」が始まっていると思います。これは全国に先駆けての事例となることでしょうし、いまこそ皆の意識や行動が必要だということです。
ですがまたここで違和感を感じるは、北九州市民として北九州市の中から見る全国の雰囲気です。
もうまるで終わったかのように多くの人が集まって宴会をされていたり、活動をされているのがテレビやSNSを通じて飛び込んできます。それが悪いことでないのですが、なんか違和感を感じます。
緊急事態宣言が解除されたのと、コロナが終わったのは別物です。別物のはずなのですが、そうは分かっていても気が緩むのでしょうか。
「ウイルス感染に第2波はくるもの」と専門家の方が言っていましたが、これは過去の事例からそう言っているもので正しいと言えると思います。
つまりだからこそ、もうちょっとみな辛抱するべきではないでしょうか。こんなことをわたしが言うのも失礼かもしれませんが、もうちょっと辛抱が必要な気がします。
わたしもこの春とゴールデンウィークなどで、東京の親戚の家に行きたかったし、毎年行っているキャンプへも行きたかったです。だけどその分ZOOMなどで楽しんだり、思いを頭で駆け巡らせながら広げています。
この北九州市と同じことが別の地域で起こってほしくないんです。起こっても何もいいことありません。家族を亡くしたり、苦しむ姿はこれ以上見たくありません。
よければ悪いことを繰り返さないよう、皆でちからを合わせましょう。今こそ、その時だと思います。
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