子育ては期間限定!高校受験を控えた中3の娘を持つパパのひとりごと
はじめに
こんにちは!ファザーリング・ジャパン九州(以下、FJQ)という九州に本部を置く、パパが多く集まる(現在ママは2名)NPO法人で理事をしています高橋と申します。
うちの代表理事の森島が先日書いたコラムを読み、自分も感化されて久々にコラムを書こうと思い今書いてるるわけです。
代表理事森島のコラムはこちら👇
感化された理由は2つあって、1つ目は森島代表理事のお子様と同じく、家の子供も高校受験を控えている中学3年生ということ。
2つ目は、FJQのメンバーは子供がいる会員が多いのですが、圧倒的に小学生以下が多く今後そのお子様たちが中学受験を迎えるであろうことから何かしらこのコラムを通じてお伝えすることが出来れば良いなと思ったことです。
やって良かったと思うことと、良くなかったと思うこと
高校受験を控えるパパとして、やって良かったと思うことと良くなかったかなと思うことをちょっと書き出してみようと思います。
良かったと思うこと
●勉強しろとほぼ言わなかった
●親が率先して本を読んだり勉強してるのを見せる
●勉強するときはリビングで
●「やりたい!」と言ったら基本すぐにさせてみる
●中学生だけどスマホを持たせてない
良くなかったと思うこと
●自分の部屋は中3くらいで持たせる
●幼いうちに沢山外に連れ出す
●ちょっとカオスと思えるところを日常に入れる
●運動習慣を率先して作る
●細かいところまで干渉しない
親は生きていく力を得る機会を子供に提供させるだけで良い
今回洗い出してみた部分の細かいところまでは書きませんが、抽象化させると「親は生きていく力を得る機会を子供に提供させるだけで良い」ということです。
それはつまり、1から10まで子供のために親がするわけではなく、なるべく自分の頭で考えてもらい、辛いことや困ったことも自分の力で突破させる機会を作りつつ、失敗しても良いという寛容な気持ちを親が持つことだと考えます。
そのためには、凄く「タイミング」と「機会」のバランスが重要で、与えすぎてもいけないし、与えなさすぎても良くないんじゃないでしょうか。
例えばスマホにしても、中1のときにクラスの子の半分くらいが持ち出したそうです。かなり自分にも「スマホが欲しい、無いと友達が作れない」と言われました。
ですがわたしは与えず、欲しいなら10個必要な理由を教えてくれと伝え、半ば諦めてもらいました。
子育ては「タイミング」と「機会」のバランスが重要
それから半年くらいしたある日、娘からこう言われました「スマホ持って無くてよかったよ」と。「どうして?」と聞くと、クラス感でLINEの子供同士のトラブルが合ったらしく、持ってないから巻き込まれなかったそうです。自分は「なるほど」と思いました。
それから中3になってクラスの中でスマホを持ってない人がウチの娘を含めて3名くらいだったらしいのですが、「娘に欲しい?」と聞くと娘は「いらない」という返事でした。その代わり、「中3の3学期の終わり頃にはスマホが欲しい」と。理由は中学校の友達とLINE交換して、高校入ってから繋がっておきたい人がいるからと。もう中3の3学期に来週から入りますが、予定では3月頭の公立の高校試験が終わったくらいにプレゼントしようと思っています。
ちょっとスマホの話を例に出しましたが、ここでの学びは、
●スマホを周りが持っているからと与えることを親も子も我慢する
●スマホを持つなら持つで、親子とも理由を明確にする
●今回はスマホでしたが、何にしてもタイミングが大事
やっぱり子育ては期間限定だった
今年の4月にはうちの娘は高校1年生ですが、親としてはまだ信じられないんですよね。だってこないだまで娘と手を繋いで歩かないといけないような状態だったのが、もう勝手に好きなことを自分で考えて行っているのですから。
色んな所で言われていますが、「子育ては期間限定」です。期間限定とは、もうこの瞬間は今しかないわけです。子育てって辛いことも多いかもしれませんが、その辛いも今だけです。逆に楽しいことも今だけですが、楽しいことは形を変えてずっとあるのでは?と思います。
だから今この瞬間を常に大事にして、子育てを楽しんでもらいたいです。うちみたいに中3ともなると、子供が小さいうちのいまだけの期間しか出来ないことも多いので。
良かったこと良くなかったことも子育ての数だけありますが、時代は変われど子育ての根本は変わらないので、先人の経験を踏まえつつより良い子育てを楽しんでみてください。
ファザーリング・ジャパン九州で理事をしている、高橋建二でした。2022年も、どうぞよろしくお願いします。
サポート頂ければ、今より更に頑張れます! 明日がより良くなるよう、皆で進みましょう🎵 twitterは @kenkenken0719