NP-BX1対応SONY BC-TRXあるいは ACC-TRBX不具合か!?と思った話
タイトルから見るとなんのこっちゃですが、SONYのバッテリーチャージャーについてのメモです。購入して開封して使おうとしたときに困ったことが起こったのでそれを記録します。需要があるかどうかはわかりませんが。
以下、時系列に進めます。型番多めです。
SONYのZV-1を購入しました
SONYのZV-1
VLOGCAMの名の通り、動画に強いタイプのコンデジ。ハイスペコンデジRX100シリーズを踏襲し、レンズもZEISS搭載。背面モニタがRX100シリーズがチルト式だったのに対し、ZV-1はバリアングルに。
などなど、特徴は色々あるのだけど、わたしはと言えば、それこそミラーレス一眼が一般販売され始めたばかりのEOS Mを購入して以降は、アップデートされ続けるiPhone(のカメラ)を愛用。何周目かの「そろそろカメラを買おうかな?」モードで、カメラ好きの友人にどれがいいかな〜と軽く聞いてオススメされたのがこちらでした。
これまでも何度かRX-100シリーズの購入を検討していたので、知識としては更新されていたものの、SONYっていうと、世代的にテレビとかオーディオ機器なんですよ。カメラといえばCanonかNikonっていう先入観がある古い人間なもので…でもデジタル化〜動画が主流になってきた今、SONYのカメラが前出のカメラメーカー2強を凌ぐ人気なわけで。
Canon贔屓だったわたしも、ここ数年はα7Ⅲとか気になってましたし。
念のためネットを検索すると随分盛り上がっており…2つほどyoutubeを見て、これだ!と指名買い。ピンときたら後先考えず買うタイプ。ええ、買い物はフィーリング。
まずカメラのレビューをしろよ、というところですが、カメラ自体はまだレビューできるほど触っていないし詳しい人が(youtubeで)教えてくれるので、先に問題のバッテリーチャージャーの話をしますね。
ZV-1バッテリー周りおさらい
ZV-1の対応バッテリーはNP-BX1という型番のもの。
定価5,900円+税。
さてそもそも、カメラ本体にチャージャーついてないんだ…って感じでした。今時はそれが主流なの?SONYの仕様?どっちにせよ、バッテリーチャージャーは別売りとのこと。カメラ本体には、本体に接続して充電するための『USB Type-A to micro USB』の線は付属していたのですが、これだと充電しているときに本体が使えない(固定でなら逆にバッテリー時間気にせず使える)。
というわけでチャージャー単体ではBC-TRXという型番で販売しています。定価5,900円+税。
これをポチる寸前、チャージャーにひとつバッテリーがセットになっているものを発見。ACC-TRBX。
こちらのチャージャーとバッテリーのセットが定価8,900円+税だと言うではないか。かなりお得です。迷わずこっちをポチ。
リンクはSONY公式を貼っていますが、楽天で見つけた最安値のお店で購入しました。楽天の場合は送料や無料になるラインがお店ごと違うので、楽天ポイントの還元率とあわせて要チェック。
充電器は迷ったけど純正をチョイス
充電器、Amazonでも楽天でも、SONY純正でない、いわゆる機種対応のものもたくさん並んでいる。中には1,000円くらいからの価格で買える。コスト的に見ればそっちを選びそうになるけど、ここは安全性をとって純正を買うことに。
前はそれほど気にして考えてなかったけど、ここ近年スマホやポータブル充電器の発火事故を耳にする機会が増えたのもあって、通電するものは特に気にするようになりました。
そういえばプリンターのインクも機種対応の安いものより、安全をとって純正を選ぶタイプかもしれない。まあ、地味に高いんですけど。
2020年でいうと、マスクも国産品が人気だったりとかに似てるだろうか。
まさかの「不具合か?」と焦る
さて、実際に届いたこちら。
なんかまるいやつが『おトクキット』と自ら謳っております。そりゃそうだ、別々に買ったら11,800円+税だもん。
内容物。右の線が『USB Type-A to micro USB』で、カメラ本体にもついてきたやつです。
わたしはしばらくこれでカメラをつないで充電していましたが、ACアダプターはついてないので、USB-A側はiPhoneの充電につないでました。
ま、同じ機能のものはこうしてシェアできると合理的で便利ですけどね。
↑色々万能に使われがち
で、このチャージャーだが、SONYの7種類ものバッテリーに対応しているらしい。なんとも合理的でよき。
だがこの合理的設計に苦しめられることになろうとは。
レバーが上にきているデフォルトの状態では、XとGと表示されている。
下げるとN、D、T、R、Kの文字が出てくる。
おわかりだろうか。
左側についたレバーをスライドして上げ下げすることで、形状の違うバッテリーに対応できる仕様になっている。
のだが。
何気なくレバーを下ろしたら、戻らなくなってしまった!!!
そんな複雑な仕組みじゃないことは見てわかるのだけど、どうにもこうにも戻らない。しかもわたしが充電したいのは最初の形状の方だったので、ただひたすら余計なことをしてしまった。
力一杯矢印の方向に押しても動かない。
いや、別のところ押すのか?とあれこれしてみる。でも全く動かない。えっ、これ修理?返品?
(めんどくさい〜〜〜〜〜〜!!!!!!)
取説を読んでもレバーの戻し方なんて書いてない。レビューを見ても検索しても、ランプがどうのこうのはあっても、レバーの戻し方なんて書いてない…みんな問題ないの?ならやっぱり個体の不具合なのか、がっくり。。
と落ち込んだところで、カカクコムのレビューのひとつに気になる記載が。
レバーについて言及している書き込みは、わたしが見た限りではこれ一件でした。
結果、この方のレビューが参考になって解決したのですが(動きがあまりスムーズではなさそうなことが判明)、これね、レバーが上固定の時と下固定の時の、レバーの指を掛ける部分の角度が違うので、動きが若干異なるのですよ。
真ん中の画像でわかるように、レバーを下げたときに収まりよくなるようにカーブをつけている。ロゴ横に収まった状態から、ギザギザ部分を指の腹でダイヤルを回すように軽く押す、だけで動きそうな見た目とは裏腹に、それだけではびくともせず、一度上へ引き上げるような動きが必要になるのだ。だから、見た目から受ける印象とは「思ってたのと違う」動きなのだ。
伝わるかどうか、というかそもそもこの情報が必要な人がいるかどうかは置いといて、説明を続けますね。
こういけるかと思いきや、
こういう気持ちでいないと動かない。気持ち?心持ちの問題?
なんというか力学的な、人間工学的な、なんかそっち側の話のような気がする。いや、あるいはわたしが非力なだけだったかもしれない。非力なだけなのに異様に細かく検証しすぎただけかもしれない。
なにしろ最終的にわたしはペンチを持ち出した。便利機能レバーを戻すためだけに。返品交換かサポートに電話するかの直前だったのですよ。
一度コツを覚えたら動くようになったけど。爪を引っ掛けて動かすのでネイルがはげた。まあそもそも頻繁に動かすものではないのでもう二度と動かさなければそれでいいのだ。
そもそも…総括
あ、そうか。動かさなきゃいいんだった。。
規格Xのバッテリーはデフォルトの状態で使えるから、そもそもレバーを動かす人がいないのか。他の規格を使用している人も、ほとんどの人は一度切り替えたらそのままでいいはず。なぜわたしは余計なことをして苦労しているのだ。レバーの仕様云々ではなくおまえの性格の問題だ。という声が聞こえてきた。空耳?
いずれにせよ、無事にバッテリーを充電できたし、不用意にレバーは触らないという学びを得た。