2022年4月期ドラマはどうだ?って話を長尺でしています
「今期のドラマは〜」なんて、誰も聞いていないのに語りたがるのはドラマ好き。はい、多分私はドラマ好き。
長いテレビ離れから戻ってここ2年くらいすっかりテレビ、の中でもドラマを見る機会がめっぽう増えました。それはひとえにTVer効果であります。
TVerアプリのアップデートにより検索してもあさっての答えしか出てこないくなってアップどころかダウンしとらんか??という謎現象に悩まされつつも(ipadOSだけのバグなのか?)リアタイでも録画でもなく、自分の都合でいつでも見られるというその恩恵には随分とあずかっているわけで。
そんなわけでますます見やすくなった2022年4月期のドラマ。
創作物の好き嫌いなんて完全に食べ物の好き嫌いと同じで、他人からしたら全く何の有益性もない情報なのだけど、なんだかんだ何度か書いてる気がするので個人の備忘録程度に。
今期のドラマは不作だ、なんてことを始まる前からネットメディアで書かれてたりしてるのをいくつか目にしたのですが、そんなもんまったくもって余計なお世話である。
ヒットしようがしまいが、作る側は全身全霊、情熱をこめて、チームで頑張っているのですよ。スポーツはそういうところ注目されがちなのに、どうもエンタメの裏側は軽視されがちな気がする。
個人的にはキャストのファンにすら酷評されている、どうにもこうにも「どうしてこうなった」と感じてしまうドラマをむしろ1話も落とさず最後まで完走するというやや特殊趣味も持ち合わせているので、どっちに転んでも楽しめます。
例を挙げると、昨年の石原さとみと綾野剛の無駄遣いと言って憚らなかった『恋はDeepに(日テレ)』。ストーリーの是非は置いといて、なぜこうも展開に違和感があるのだろうか…という別視点で見続けたドラマでした。結果、間(ま)がなんだか気になることが多かった。繋がりとか。一瞬差し込まれた微妙な表情のカットは伏線で、後で回収されるのかと思いきやそうでもなかったりとか。ただの考えすぎか。
2022年4月期 視聴しているドラマたち
元彼の遺言状(月9/フジテレビ)
恋なんて、本気でやってどうするの?(月10/カンテレ・フジテレビ系)
持続可能な恋ですか?父と娘の結婚行進曲(火10/TBS)
やんごとなき一族(木10/フジテレビ)
インビジブル(金10/TBS)
マイファミリー(土9/TBS)
2022年5月18日現在、私が視聴している連ドラは以上6作品。しかも初回から見ようと思って見ていたのは前評判が高かった『元彼の遺言状』と『インビジブル』のみ。正直、まあ今回なんだか触手が伸びないなあ〜と思っていたのは事実でした。
甚だ僭越ではございますが、ここから以下、作品ごと個人的な感想など並べさせていただきます。では行ってみましょう!
(以下、敬称略となっております)
元彼の遺言状(月9/フジテレビ)
とにかくキャストの話題性が最強だった。主演・綾瀬はるか。
役回りはお金と食べ物に執着が強い、がめつくて気の強い弁護士。まあ彼女はコメディエンヌ色が強いので、相手役の大泉洋との掛け合いが面白くなるのでは、という期待もあったけど、ちょっと加速しきれずという雰囲気か。
要所で使われる、シーンの静止画が劇画タッチの絵に変わるという演出が、リズムを生んでいるというよりも流れを止めて、ちょっとトゥーマッチにも思える。
ストーリーは1話完結オムニバスタイプ。
タイトルになっている『元彼の遺言状』のエピソードが1話2話で終わったのにこのまま続けるの?という評があったけど、そもそもタイトル回収は大泉洋演じる篠田の身元と元彼・栄治との関係性に帰着するだろうので、そこまでの段階的にエピソードを続けてくのだろうなと予想。
個人的にはこの主演2人ならもうちょっとコメディ色が入っても良さそうだし、スピード感ある台詞の応酬、みたいなものを無意識に期待してしまっていたようで。メリハリを効かせればコメディとミステリーは両立できるよなあ、ベテランキャストだし…等と『MIU404』を思い出しながら考えてしまったり。
特に、前クールが菅田将暉主演の『ミステリと言う勿れ』で大ヒットだった上に、今期もまたミステリーものというカブりもあって、比較されやすいというのもちょっと厳しいタイミングだったのかも。それもこれも、期待されているからこそのこと、とも言えますけどね。
恋なんて、本気でやってどうするの?(月10/カンテレ・フジテレビ系)
快進撃が止まらない、広瀬アリス主演。このドラマはもう収録済みとのことですが、ちゃんと休んでほしいですねえ。
物語としては、三者三様な仲良しアラサー女子の恋模様。よくある構造、よくある展開。
広瀬アリスの、クセのない素顔の彼女を見るような演技は清々しい。
彼女の脇を固めるキャストもいい。
飯豊まりえは『岸辺露伴』の突き抜けたキャラで鷲掴みされた人も多いでしょう。なので奔放な女性像が似合うし(もっとやってほしい)、西野七瀬もこれまたやっぱりauの貯杉先生のシュールキャラとのギャップもいいし(もっとやってほしい)、みんな引き出し多杉(過ぎ)でしょ。
そんな多彩な出演者なので恋愛ベースの脚本に乗って動くだけではもったいないような気もしてしまう。
ちゃんと周囲にはウザ女子も配置して、大学生やOLにハマりそうな展開。且つ、恋愛初心者・パパ活不倫・人妻とそれぞれタイプが異なる恋愛を同時進行で見せていくので、あらゆる立ち位置の女性をまるっと取り込める構造。お仕事邁進系のシーンもリアリティあり。
ただ、メリハリのある展開のためだろうけど、“松村北斗イケメン一強”的な見え方および少々旧価値観が見え隠れするのはやむを得ないのかな。
余談:カンテレはドラマがうまい
カンテレはドラマが上手。誰目線だよって言われそうですが、あくまで視聴者目線で。多くのエリアではフジテレビ系列で放送されるので区別がつきにくいのだけど、フジテレビ制作より頭抜けてると感じること多々。
2021年9月期のドラマ『アバランチ』もカンテレ制作のサスペンス系のドラマで、途中から見て割とハマった。よき綾野剛であった。木村佳乃も大変良かった。オープニングもエンディングも劇伴も、とにかく音楽の使い方がめちゃくちゃかっこよかった。
音楽の使い方が上手いで言えばいうまでもなく『大豆田とわ子と三人の元夫』になるのだけど、こちらもカンテレ制作。そういうディティールにこだわるみたいなことを時々感じるなどします。
持続可能な恋ですか?父と娘の結婚行進曲(火10/TBS)
主演は上野樹里、田中圭。
正直、当初見るつもりがなかった作品。キャストの目新しさもあまりないし(失礼)、サブタイトルの“結婚を目指す的”なタイトルが足を引っ張ってないかな。
結婚情報誌ゼクシィが『結婚しなくても幸せになれるこの時代に…』というキャッチコピーを既に2017年に使って話題になっているのに2022年でわざわざそれ持ってくるかな、と思った視聴者も少なくないような気がする。というか、主語を大きくするのもアレだからはっきり言うと、私がそう思った。
で、結論から言うと、今期ドラマでこれが一番素晴らしく良い。個人的にナンバーワン。こういう意外な出会いがあるので面白い。
TVerでなんとなく流し見始めて、え、なにこれ、いいじゃん。となった。
なんというか。空気感がとてもいい。爽やかだった。上野樹里と松重さんのわちゃわちゃした親子絡みがちょっとしたコメディ色が差し込まれて、ホームドラマ。しかもメインキャストがみんなベテランなのでとても自然で安定感がある。
ストーリー展開も絵的にも強い刺激はないけど、だからこそ間合いから匂い立つ繊細な表現がとても優しく美しい。言語化するのも野暮である。
TBSの火10といえば“恋愛枠”“キュンキュン枠”として確立されている時間帯。古くは(と言っても2016年)『逃げ恥』から、『恋つづ』、『着飾る恋には理由があって』など、比較的若向けの恋愛ドラマが多かったところ、今回はやや落ち着いた年齢とキャラクター。主人公たちの性格的にも展開が全然先に進まないじゃん、っていう感じではある。前出のフジ月10の前のめりっぷりと比べたらむしろ後退りしているようでもある。ゆえに、恋愛ものを見たい人には若干物足りないのかもしれない。
だけど、だからこそ漂う空気や気配みたいな、表情の芝居の秀逸さを楽しめる作品。なんだろう、この良さは…!と思って見ていたエンドロールに土井裕泰さんのお名前を発見して膝を叩きまくる私。
「な る ほ ど ね ! 納得〜〜〜!!!!」
土井裕泰さんといえば『逃げ恥』『カルテット』、映画『罪の声』『花束みたいな恋をした』など名作を手掛けている演出家で、どれも派手な動きや台詞まわしよりも役者の表情が印象的な素晴らしい作品を数多く生み出している方。
どうりで、、なんでもないシーンの、情景や表現がなんとも丁寧に描かれているなと思ったのが、これは頷くしかない。
だからやっぱり「ドラマはTBSだよね」と言ってしまうよな。
余談:杏花役は、上野樹里か、戸田恵梨香か?
なお、一部報道では当初主演は戸田恵梨香にオファーがあったのだけど、代役として上野樹里になったのだとか。で、これは圧倒的に上野樹里がハマってると思う!
ヨガインストラクターとしてかなりフィットした衣装で登場するのだけど、彼女のほどよい肉感・肌質・フォルム、完璧…!ヘルシーで等身大の杏花になっている。
声のトーンも高すぎず低すぎず、ヨガ教室のシーンは本当にこの人にヨガを習いたい…!と思うほどの穏やかないい空気になっていて、癒し効果抜群。
戸田恵梨香は個人的に好きですが、以前『俺の家の話』に出ていた時のはっちゃけたキャラに若干違和感があり、彼女はクールビューティなので『コード・ブルー』で演じたサバサバ姉御肌が合うんだよなあ、って思ったことを思い出しました。とはいえ役者としては色が偏るのも嬉しくないのでしょうけども。
やんごとなき一族(木10/フジテレビ)
ここからちょっとスピードアップしていきましょう。笑
土屋太鳳主演。ちょっと前まで、広瀬アリスと土屋太鳳の区別がつかなかった私です。
なんかまあこれも昔からある展開な、大映ドラマみたいな。と言っても世代的に『ヤヌスの鏡』をギリギリ記憶しているくらいですが。とにかく、主役が不憫なドラマ。
不憫といえば“坂元裕二の有村架純”みたいな近代不憫もありますが、こちらはもはや古典芸能。
想像した通りのストーリー、展開。なので観なくてもいいんだけど(←言い方)、今のところなんとなく観てます、、っていう作品。
主演よりもむしろ、怪演っぷりで新境地を開拓している松本若菜に視聴者は目が釘付けなのでは。今後、小沢真珠方面に進みそうな気しかしない。
インビジブル(金10/TBS)
主演は、キレのあるアクションシーンが冴える、四十を超えて演技派として脂が乗っている高橋一生。そして役者業ではそれほど頻繁に出てこないためレアな柴咲コウ。
刑事ものなのだけど設定が現実的ではないせいなのかなんなのか、イマイチ入り込めない。
かつて高橋一生沼に浸かったことのある私(今は脱出済み…)が贔屓目に見ても、ちょっと疑問符。個人的な好みで言えば、“ハードボイルド一生”より“きゃわ一生”推しなので、というところもあるけど。
犯罪・刑事もののストーリーにしては周辺キャストが若干軽すぎでは…(失礼)と感じる節もある。とにかく、惜しいのだ。
一方で、音楽が得田真裕さんなのでとにかくかっこいい。『MIU404』をリピートしすぎた勢としてはやはり反応する部分がある。ちなみに前クールで、フジ木10『ゴシップ』のBGMも得田真裕だったのだけど、知らずにドラマを流し見していて「あれ今MIU404ぽくなかった?」と思って気づいたのだけど、ツイッターで同じように気付く人が何人もいて「同胞よ…」と思ったものでした。
余談:TBS金曜ドラマは名作揃い
TBSの金曜ドラマ、火10と違って、結構毛色はさまざま。この後出てきますが、「TBSドラマといえば」の双璧をなす日曜劇場と比べると、ややライトな方向かな。
私が何かと引き合いに出す『MIU404』もこの枠だった。というか、今のこのようなドラマ好きに傾倒したのもMIU404きっかけと言っても過言ではない。このドラマに深入りしすぎてそこからスタッフや劇伴にまで首を突っ込むようになったので、要するにここが沼の入り口だったわけですね。皆様、足元にご注意ください。ぬかるんでおります。
これまでどんな作品が繰り出されたかというと、余談で前出の『俺の家の話』は2021年1月期で、長瀬智也ラスト出演という節目作品に。伝統芸能の家と介護という重ための設定ながらクドカンの絶妙な脚本と演出の匙加減で、笑あり涙ありに仕上げた。
2021年9月期は『最愛』がこれまためちゃくちゃ良かったし話題でしたね。このドラマは、新井順子Pと塚原あゆ子演出という、ドラマ好きにとっては文字通り“最愛(彼女たちが手がけるドラマが大好きという意味)”のコンビ。制作陣に信頼があったので絶対面白いだろうというところから見たのだけどやはり良かったよな〜。
2022年1月期の『妻、小学生になる』も、設定がどうかと思ったけど、子役の毎田暖乃ちゃんのおっそろしい憑依演技で世間をざわつかせていたのはご存知の通り。
マイファミリー(土9/TBS)
やっとここまできました、TBS日曜劇場です。
主演、ニノとたべちゃん。あっ、疲れてきたので省略してしまいましたがきちんと紹介しましょう。二宮和也・多部未華子が夫婦役。
このドラマも実は最初は見るつもりがなかったので、完全に初回は見逃しました。TVerでなんとなく2話を見て気になって現状リアタイ。ドラマは意外と途中からでも楽しめるタイプ、というか最終回だけでも楽しめる人なので問題ないですが、面白い作品はやっぱり全話見たい。
安定感のある芝居。ていうかメインビジュアル見て思ったんだけど、ちょっとここ、サブキャラが豪華すぎん?もうちょっとインビジブルに分けてもらえませんでしたかね…?(失礼だって)
必要以上に凝った演出やアクションはなく、心理戦。まあ凝っているといえばデジタル表現が凝ってますよね。ニノ演じる鳴沢温人の会社が作っているゲームを交渉に使うのだけど、カエルのキャラクターを作ってゲームっぽく動かすためにそれなりにプログラム組んでるんだろうなと。
これまでセット中心だったドラマの美術が、スマホ時代になってSNSや検索画面などオリジナルで作ることからもはや逃げられなくなっている。
リアリティを追求するための表現の幅も広がる一方だよな、大変だなあ、と思ったりなどする。
このゲーム、劇中ではチラッと映るだけだけど、ここまで設定など作られていました。
余談:日曜劇場といえば、半沢直樹?
そうですね。日曜劇場といえば、半沢直樹。そして『下町ロケット』。見てなかったけど『陸王』『ルーズヴェルト・ゲーム』。
日曜劇場じゃなくて、池井戸潤劇場じゃねえか!とつい語気をあらげそうになりますが、そんなこともないです。
前クールでは『DCU』、見てなかったけど『ドラゴン桜』。
日曜劇場じゃなくて、阿部寛劇場じゃねえか!とつい語気をあらげそうになりますが、そんなこともないです。(デジャブ)
再放送でしか見たことないけど『99.9-刑事専門弁護士』もそうだし、高橋一生沼時代正座して見てた『天国と地獄〜サイコな2人〜』もそう。そうそう、ちょっと変化球だったけど、これもひとつの“きゃわ一生”です。沼から出たけど、ベストオブ“きゃわ一生”についてはまた別途まとめたいと思います。
モチーフがライトかヘビーかは別として、重量感のある、存在感のある作品が持ってこられるのが日曜劇場でしょうか。
この枠の歴史、長いですからね。Wikipediaに尋ねると、なんと1950年台からあるのだそう。テレビができて、結構すぐくらい?古くは『東芝日曜劇場』と一社提供の枠だったそうな。
昔はよくありましたよね。冠に社名が入ってるテレビ番組。
さらに余談:一社提供番組について考えていたら、クイズダービーのオープニングが幼心に怖かったことを思い出した
今ふと思い出したんだけど、私の遠い記憶では、クイズダービーのオープニングで、ロート製薬の建物の周りを鳩が飛んでる映像が必ず挟まるんだけど、幼心になんか怖いと感じてましたっけ。なんでだろ。
(蘇る幼い頃の記憶)
「……」
↓検索してみた。
↓一発で出た。。笑
こ、こんな動画がyoutubeにあるんだぜ、、、すごすぎん??誰が見たいの?まあ私が見たかったのだけど。でも、オフィシャルのアップロードではないので、ひとまず「お、おう」としか言えないけど。
こわいよーこわいよー。
この太字の黒字のロート、が、怖かったんやな。。
今見てもなんかこわいよ。。。
・・・
なんの話だったのか。ドラマの話です。
決してクイズダービーの話はしていません。本当に、記憶うっすらなのでここ聞かれてもあんまり知らないし。
そんな私も脱落した今期ドラマ
なお、ちょっと見たけど脱落したのが以下。
ちなみに、内容がどうとかいうより方向性的に私個人にマッチしなかった、というだけで、創作全般まじリスペクトという姿勢の私なので、マッチする人には絶対に面白いはず。
鎌倉殿の13人(日8/NHK)
まあこれ、言わずもがな大河なのですが、私、大河は観たことがなく。三谷幸喜脚本だし、小栗旬、大泉洋、菅田将暉などのキャストの魅力で数回見たのだけど、私にはとにかく歴史がわからぬ。
装束がああなってしまうともはや誰が誰だかわからん、徳川とかみんな名前似すぎなんじゃ…というところで脱落した。大河以前の問題。
(後日注:そもそも今回は北条と源の話なので全然徳川じゃねえじゃん…と気付きました。それくらい私には歴史がわからぬ。。しかしやっぱり下の名前似すぎ。)
ちなみにある人が「自分は日本史に詳しくないから、ネタバレしてない分、普通に新鮮に楽しめる」と言っていてなるほどそういう視点があったか!と感動したのだけど。
そもそも大河を見る習慣がないので、意図して見ないというよりその時間をウッカリ数回見逃したのが脱落のきっかけとしては大きい。NHKはTVerで見れないしね。
以下、二つは脱落というほど見てもいませんが、
悪女(水10/日本テレビ)
こちらとても評判が良いみたいですね。今田美桜のコメディエンヌとしての新たな魅力が開花したと話題。
今田美桜ちゃん可愛いですけどね。
どうしても
「♪グロップではじめよう〜あたらしいま〜いに〜ちを〜」
の、あのインパクト強い歌唱CMを思い出してしまう。
なんかのテレビでも「私歌下手なのに歌ってくれっていうCM多くて…で歌ってみると、本当に下手ですね、って言われるんです」と、ご本人が言ってましたっけね。
いや、むしろ今ってかわいくて歌上手い子なんてたくさんいて飽和してるので、逆に爪痕残せてて良いと思いますよね。
なおこの作品『悪女』は、30年前に石田ひかりが主演したドラマのリメイク。うむ、、なんか、これもうっすら記憶があるような無いような。。
ということでTVerでチラリ視聴したのですが、元気一杯キャラがわたしにはしんどくてそっ閉じしてしまいました。。眩しすぎるんや。。
私にとってドタバタ系コメディエンヌは前クールでやってた『ムチャブリ』の高畑充希が秀逸だったので、視聴を断念。。このドラマ自体も途中から見たのだけど、最終回まで完走しました。
未来への10カウント(木9/テレビ朝日)
ああこれ、キムタク出てるんだ!と始まってから知った。かつてキムタクが出れば話題性だけですごかったと思うんだけど、時代ですか。テレ朝だからですか(ディスってるのではなく、テレ朝のドラマ色ってありますよね…)。ちらっと数秒見て脱落。
キムタクではなく、満島ひかりが好きなので、確認してみたっていう感じでした。スポーツものがそもそも得意じゃないのと相まって、こちらのドラマは辞退いたしました。
総括
すっかり長くなってしまいました。
なんか、ドラマ歴浅い認識だったんだけど、時系列で振り返ったりして過去作のタイトルポンポン出てきたりするのが我ながらなんか恐ろしかった。結構見てたよね。
連ドラとしては、今現在でちょうど半分くらい、これからクライマックスに向かっていくタイミングです。
既にクランクアップしているのもあれば、リアルタイムで撮って出しみたいなものもあれば、制作の現場のドラマたるや、本編以上の悲喜こもごもといった具合だろうと想像できます。むしろ個人的にはそっちが見たい。
コロナ禍の半沢直樹では撮影が間に合わなくて1週キャストが出演してメイキングを流したりする謎のオリジナル番組、ありましたよね。ああいうのが大好物です。
それくらい、制作の現場はヒリヒリしているわけです。走り出したら止められない。ストレスも多いだろうけど、その分やりがいも達成感も大きいはず。
私もそんな仕事がしたいぞ…!
コロナ禍でめっきり個人で引きこもり作業が増えた私としては、チームで泣いたり笑ったりするようなそんな現場に憧れてしまう。いや、その渦中にいた時はめちゃくちゃしんどいのも知っているのだけど。
そんな、ないものねだりとともに、今日も先週の話の続きを楽しみに待つのです。